
胸骨圧迫実践に生かして

市の総体予選も終わり、少しずつ進路についての対外的な話し合いも持たれるようになっています。今日は、耶馬溪校で連絡会がありました。かつて一緒に勤務した先生が玄関で迎えてくれました。話していると、とても懐かしく感じます。

いろんなつながりの中で縁を持てていることがうれしく思います。
いろんな活動が活発になっている中、昨日の放課後、「心肺蘇生法」の講習会がありました。7月6日の学校公開日の日に、「いのちの重み」の消防士の方による講演会があります。正式には講演が終わったあとに「心肺蘇生法」の講習会が行われます。
いいなあと思ったのは、消防署と担当の教職員が話し合った結果、事前に保健委員会の生徒に指導をしておいて、7月6日には、講習会のリーダーになって、当日はアシスタントをしてもらうということです。
ただその日だけで学ぶのではなく、リーダーを養成しておいて、本番を迎えるのです。昨日はリーダー養成の講習会でした。学校の多目的ホールで実施されました。

行くと、すでに消防士の方々が見えられて、心臓の波動について学んでいました。わかりやすく説明をしてくれていました。生徒たちも7月6日での役割があるので、人に教えなければならないので、真剣に受講しています。
続いて、救命措置の実習です。グループに分かれながら、何度も消防士の方たちが手本を示してくれました。
「心肺蘇生法とAEDの使い方」です。一度、AEDの講習会を受けたことはありますが、何年も経っていると忘れていることがあります。
反応を確認する・・・助けを呼ぶ「あなたは119番に通報を、あなたはAEDを取りに行って下さい。」(具体的に人を決めると動きが素早くなる~なるほど~)・・・状態を10秒間見る・・・胸骨圧迫を30回、人工呼吸を2回する(30:2を忘れない~なるほど~)・・・強く速く絶え間なく(そうかあ~)・・・AEDの使用となります。
AEDがないときは、胸骨圧迫と人工呼吸を救急車がくるまで行うということです。生徒や消防士の方の人形に、反応を確認する「大丈夫ですか、大丈夫ですか。」という声が多目的教室に響きました。
何度もチャレンジして、保健委員会の生徒たちも確実に覚えました。当日はいいリーダーになりそうです。生徒たちが何度も取り組んでいるのを見ていて、こちらも覚えました。
覚えて使えるのは、「有効期限は1年間かなあ。」また忘れそうです。

特に山間部に行くと、救急車の到着時間も遅くなります。その間何もしなければ、救命率は下がります。今回の取り組みは、この地で生きていくためには、必要なことです。
7月6日の午後、「いのちの重み」と「AED講習会」は地域の方も是非、参加してみませんか。学校公開日なので、気軽に体育館に足を運んで下さい。講演会もイケメン講師ですよ。
13時10分から13時55分・・・講演会
13時55分から14時40分・・・AED講習会
となっています。