

心がぬくもる嬉しい空間


今週になって、生徒たちは2年ぶりの自転車通学再開となりました。自転車通学になったかと思ったら、雨も多く、なかなか自転車でというわけにはいかないようです。
朝、モップを持って校舎を回っていると、梅雨時期廊下も湿っています。滑りが悪いです。環境整備の方に、「フロアが湿っていないようでも湿り気があるんですね。やっぱり梅雨ですね。」と言うと、「心は湿りたくないですね。」いい言葉。

でもトイレをみると、ちょっとおしゃれ。どの生徒がしたかわかりませんが、全部のトイレペーパーが丁寧に三角折りをしています。外見でなく、そういったちょっとした心のおしゃれができる生徒の行為がうれしいですね。
曇り空の一日でしたが、生徒たちは、今日は自転車で続々と元気よく登校してきました。

そんな中で、今日の午後から、いよいよ中学・高校の連絡が始まりました。各高校で、連絡会が行なわれます。
一回目が高校の紹介や取り組み、二回目に入試要項などが提起されます。今日は、中津南高校で開かれた連絡会に3年生の先生と一緒に行きました。
最初に全学年の授業を見せてもらいました。授業を見て回っていると、かつての生徒たちがたくさんいます。真剣に授業を受けています。久しぶりに窓越しに見かけて、頑張っている姿がとてもうれしく思います。
廊下を通っていると、ぱっと見つけてくれて、にこっとしてくれる瞬間が何とも言えない空間です。でもそこは授業中。また黒板や先生の言葉に真剣に向き合います。またいちだんと頼もしい姿になっています。卒業してもこういう卒業生と出逢わせてくれる機会を与えてくれて感謝しています。
かつて付属中学校で教育実習に行った時(はるか遠い昔~)に担当をさせてもらってから、ずっとまだ連絡を取り合ったりと縁がある当時の生徒がこの高校で先生になっています。F先生というこの学校の中心の先生です。
今日、会えることも楽しみに行きました。わが子の名前はこの時の生徒たちの言葉からつけさせてもらいました。去年は、一緒に食事をしたりとあの頃を思いだしながら話に花が咲きました。
連絡会の中では、中学校の先生たちにていねいに説明をしてくれました。話をしっかり聞かせてもらいました。貫禄も十分です。これもまた嬉しいことでした。
耶馬溪中学校の生徒たちが先日高校訪問に行かせてもらったので、校長先生たちにも御礼を言いました。
いいドラマを感じながら、こぴっと・・・一日を過ごさせてもらいました。