かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

学びの秋

2013年11月06日 | Weblog
真剣に討議を交わす学び合い
          昼下がりの眠気 払って授業






こんなによくもまあ、出張や研修があるなというような一週間を過ごしています。今日は、学校で研修会がありました。県から指導主事の方々が見えられて一日過ごしました。






そんな中でも昨日は、朝登校してきた生徒が、「○○せんせいへ」と書いた封筒をもらいました。うれしいねえ。中を見ると、修学旅行の時の写真が入っています。で、今日は、その生徒、遅刻ぎりぎりに来たので、


「う~~ん、写真は、ありがとうですが、早く来い。」
と厳しく・・・注意をしました。「は、はい、明日は早く来ます。」

それを信じて。




廊下ですれ違ったときに、3年生男子、

「せんせい、今度の理科のテスト、よかったよ。40点近くいったんよ。」
「おーっ、そりゃ、よかったのう。がんばったなあ。」

と会話していると、うしろから、タイミングよくその男子に、

「英語は?」

の声。

「えっ・・・。それは・・・。」



静まりかえりました。英語の先生が会話を聞きながら、通りかかったのです。いい調子できていただけに、その表情がおもしろかったです。ほんのつかの間の生徒との会話が癒されます。テストの話で癒されたらだめか。




そんなこんなで、朝、研究授業そのあと、授業後の反省会。午後、研究授業そのあとの授業後の反省会。合間、合間には、来客と修学旅行のCDの焼き付けと充実した(あえて忙しいとは言わず、ポジティブに・・・)一日を過ごしました。


授業を見たり、反省会に出ながらもこちらも学ぶところがたくさんありました。





思い出すのは、採用されて2年目の研究授業です。小学校4年生の国語でした。「とびこめ」という教材でした。船のマストの上に上がった少年が降りることができなくなってしまいました。そのまま落ちると、マストにたたきつけられます。だからお父さんは、鉄砲を息子に向け「海に飛び込め」と言います。


「飛び込まないとうつぞ。」なぜ、「父親が鉄砲を息子に向けたのか」という話になったときに、クラスのほとんどの子どもが「海に飛び込ませ命を助けたいから。」という意見を言いました。しかし・・・あるこどもは、「息子の向こうにいるかもめを撃ちたかったから。」と言い始めました。

想定外。


しかし、ほかの子どもたちの意見で考えを変えればいいのに意地で言い張ります。まったく。どぎまぎ・・・どうしたらいいのか・・・「かもめがおるっち書いてるもん。」



今でもあの時の授業の論議が思い出となって、お酒を酌み交わすときの思い出です。

でも縁あって仲人もさせてもらって、しっかり父親として頑張っています。今日、授業がありましたが、うんと失敗してうんと経験をして、進化させてもらいたいと思います。

3年生の進路決定に向けて

2013年11月06日 | Weblog
年明けの受験も迫り追い込みの
           苦しいけれど踏ん張りどころ






修学旅行明けの勤務。昨日は、高校での中高連絡会などが行われました。今度は、3年生関係での仕事となりました。




先月の終わりに、3年生の生徒・保護者対象に進路説明会がありました。たくさんのお家の方々が見えられて、先日大分県教育委員会主催の「県立高校入試説明会」の内容を3年部が主に伝えていきました。




合唱祭に向けての取り組みで、3年生の男子でなかなか音がとりにくくて、音楽の先生に頼み込んで昼休みに習っている生徒がいました。そのことを例に出して、「前向きな高い目標をもって受験に向けても頑張ってもらいたい。」と冒頭に話をしました。



今日は、3年生は「学力診断テスト」を行っています。この結果などをもとに、今月末から三者面談が始まります。いよいよ「受験」というものが生徒たちの心の中に切実なものとなってきています。



生徒たちは真剣に問題に取り組んでいました。




昨日は、午前中は、高校の関係の方々ともお会いしました。午後からは、高校で中高連絡会の出張となっています。どの高校でも中高連絡会があるので、生徒が受験する市内の高校や近隣の高校の中高連絡会に参加していきます。



この連絡会も半分くらい終わりました。それぞれの高校の入試のスタンスを聞いたり、意見交換をしていきます。




高校、大学と経験から、塾などで学習することも頑張れることの一つであると思いますが、何よりも家庭で過ごす時間の方が遙かに多いです。だから、家庭学習で効率的な学習をすることが大切であると思うのです。




やみくもに問題だけを解いても、知識がないのに、問題トレーニングだけでは問題を解いていっても手が出ません。知識を持つことと実践練習(問題練習)をどのように有効に取り組んでいくかがポイントになると思います。


中学時代、自分が学習をしながらこれなら・・・と言う方法を見つけました。それからは、点が上がっていきました。人によって、やり方が違うのですが、自分なりの学習スタイルを見つけることが大切であると思います。その方法として、


①聞きやすい人や頑張っている友だちにどのように学習しているか聞く  
②知識の獲得と実践練習を(問題練習)をバランスよく取り組んでいく  
③実践練習で間違ったところを確実に修正していく  
④5教科をバランスよく学習する  


ことなども一つの例ではないでしょうか。部活で試合に向けた取り組みと同じであると思うのです。




いつも言っているのですが、受験も部活も「効率的・効果的」と「経験」であると思っています。


写真は、今日行われた生徒会引き継ぎ式の様子です☆3年生の進路決定に向けると同時に学校の生徒会運営は2年生の手に移っています。