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合唱祭リハーサル開催

2013年11月22日 | Weblog
気持ちよく仲間と歌うリハーサル
          本番に向けて思いを込める





今日は、三光中学校合唱祭のリハーサルでした。曲数を少し減らしながら、リハーサルを行っていきました。リハーサルとは言えども本番と同じような雰囲気を漂わせていました。



リハーサルは校区内の小学校の6年生が見学に来ました。本番は日曜日なので、全員がそろって見に来るということができません。



小学校・中学校の連携の中で半年後に入学してくる6年生が中学校の様子を感じるという意義の中で数年前からこの日に実施しています。一年前に見学に来た中学校1年生も堂々とステージで歌声を披露しました。一年が経つ早さと生徒たちの成長に驚かされるものがあります。




リハーサルは、かなりレベルの高いものがありました。生徒たちも音楽の授業や放課後の練習に一生懸命に頑張っていることもあります。クラスの一体感が見えました。


1年生は、クラスの生徒の数も少ないのですが、それを挽回しようとする気持ちが表れています。
2年生も昨年より数段とレベルが上がってきています。
3年生は貫禄でした。ほとんどの生徒が口がしっかりとあいています。声量、表現力とも素晴らしい歌声でした。





ここまで仕上がってくる中で、クラスでもいろんな葛藤があったようです。「みんなが声を出してくれん。」「男子の声が小さい。」と言い合いになったり注意されることもありました。「歌っている時にしゃべっている。」と全体のまとまりに欠けることもありました。

しかし、そこはお互いの中で、一つひとつ解決をしていきました。

このことは、ただ、合唱祭を成功させることだけでなく、これからの学校生活を送る中でも、社会に生きていく中でも大切なことだと思います。自分たちで解決する力。そして高いレベルに自分たちの力を持っていこうとする思い。


大事なことを合唱祭の取り組みの中で培っています。


他地区から赴任してきた先生が、

「リハーサルだけど、初めて合唱祭を見て、感動した。」

と話をしていました。生徒たちの力を無限です。どのように成長させていくのかは、大人の私たち、教職員の私たちの生徒への思いと関わりが大きな影響を与えていくのだと思います。




朝、あいさつ運動に立っていると、3年生の男子と女子が「おはようございます。」と言いながら通っていきました。その時に、「先生、今日は、クラスで声を出す時間はあるのですか。」
と質問されました。つまり、リハーサルも中途半端にしたくないので、クラスで声を出す練習をしてから臨みたいという気持ちからでした。そのやる気に感動をしました。



今日のリハーサルで出た課題を克服しながらさらにパワーアップして欲しいと思います