かったかくんのホームページ

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いい笑顔

2011年03月17日 | Weblog
東北地方太平洋沖地震の被害の大きさを日々痛感します。悲しい残酷な現実をメディアが伝えます。何もすることができない歯がゆさを感じます。そんな中、今日はいい生徒の笑顔を見ることができました。


 3年生が卒業してから、2週間が過ぎようとしています。

 毎朝、3年生の廊下をはわいていきながら、静まり返った教室が何となく寂しく感じます。にぎやかだった教室。今は「夢の跡」になっています。
 


 3年生は、進路決定に向けてがんばってきました。朝の三光タイム(学習タイム)では、黙々とがんばっていました。


 先日、県立高校一次入試の結果が発表になりました。悲喜こもごもの発表でした。当然、入学試験であるので、合格する人、思うような結果が出ない人がいました。合格した人は、合格証書をもらいに学校に来ました。合格証書をお世話になった3年部の先生方から受け取ったあと職員室に来た生徒たちがたくさんいました。



 今年から面接を入れた高校もあったので、いろんな先生方が面接練習を行いました。そのお礼を言いに来ていました。
「先生、面接の練習ありがとうございました。」
職員室がにぎやかになりました。



 そして、今日、進学希望の生徒の最後の合格発表日でした。高校から直接、先生が合格証書を持ってやってきました。担任の先生もなんともいえないほっとしたいい表情でした。試験の前日まで、丁寧に受験指導を行っていました。



 お家の方と生徒に電話をして、「合格」の知らせを伝えました。生徒はすぐに学校にやってきて、校長先生から合格証書を受け取りました。最後まで本当に粘り強くがんばってきました。


 校長室いっぱいに響く大きな拍手と、3年部一人ひとりの先生から、「これから、体に気をつけてしっかりと資格を取ってくださいね。」などのコメントと「おめでとう。」という言葉を受け取っていました。



 生徒も今までに見たことのない満面の笑顔でした。友だちも駆けつけていました。



 受験が終わりました。3年生の先生たちは、今度は、受験指導が終わり、今度は、高校へ送るいろんな資料作成にがんばっていました。生徒には見えないところで最後まで生徒のために頑張っています。



 春になりましたが、今日は、雪が舞う寒い一日で、教室にもストーブが復活しました。しかし、3年生は次のステップへ踏み出していきます。