2011年 J2第33節 コンサドーレ札幌 3-0 ロアッソ熊本 @スカパー
今日の試合は岩沼が帰ってきても奈良さんがスタメン。
その奈良さんを見に来たのか、なんとJFAの強化担当であるハラヒロミが来道。これは、日本代表で櫛引、奈良のCBコンビが見られる日も近いな。
地獄のアウェイ3連戦で徳島を破り、なんとか勝ち点3を奪って現在3位。昇格ラインを挟んで鳥栖、札幌、徳島、千葉の大混戦。これから先も、絶対に負けられない戦い続きで下位チーム相手にも気が抜けない。とは言え、今日は久しぶりのホームなのでリラックスして戦って欲しい。
序盤から、右の砂川が再三クロスを上げるが、合わず。それならばと日高が上げたクロスも大き過ぎてファーに抜けるが、これを内村が拾って高木から宮澤とつなぎ、落としたボールをキャプテン河合が中央からミドルシュートを蹴り込んで先制。きれいな弾道で、なんとこれが今季初ゴール。
河合も良ければ、宮澤の動きも今日はいい。ちゃんとボールに絡むし、前線にも顔を出している。
前半終了間際に怪しい出来事。主審が内村をピッチの外へ。
内村「あげてんじゃん」
主審「だめ」
という会話が。
ソックスがたるんでるのでテープで止めてこいとのことだったらしいが、内村がソックスるゆるゆるなのはいつものことのような気が。そういえば最近、ユニの裾をパンツにインしろっていう指導も見なくなったが、外に出してもOKになったんだったっけ。
前半1-0。熊本の動き出しが遅い分、比較的楽に守れているが、DFのミスからヒヤヒヤするシーンも。札幌は高い浮き球のロングボールが収まらない。途中からグラウンダー中心に変えたのは徳島戦と同様だが、前半のうちに修正するとは成長しているじゃないか。
シュート数は前半札幌4-熊本5。互角から若干撃ち負けてるくらいがうちのペースなのかもしれない。このままいけば、順当に勝てると思うが、熊本が後半もこのままダラダラした試合展開に付き合ってくれるのを期待する。
後半もあまり流れは変わらず。出足が早い札幌の方がセカンドボールは拾えているが、DFのミスから危ないシーンをホスンがナイスセーブしたりのいつもの展開。
ここで、マークに付かれてパス精度も悪いジオゴから古田へ交代。近藤、内村のツートップ体制。
さらに、もしかしたら膝を痛めた内村に変えて岡本。
この辺で追加点が欲しいという頃に、高木のアーリークロスに近藤が走りこんでのどんぴしゃヘッド。やっぱり、立ち止まってのその場跳びより、こうやって走りこんでくる方がマークも付きづらいし、高さも出る。近藤は利き足の右は大吹かしばっかりだが、左足と頭は枠に行くもんだ。
時間がたつにつれて中盤省略のロングボールカウンターの打ち合い。その中でも札幌のボールがつながったときには決定的なチャンスが生まれる。何度も惜しいシーンを見せるが、追加点なし。一方の熊本は走りつかれたのか、ボールがつながってもシュートまで行けない。
後半残り10分くらいから足が止まった熊本に対して札幌の猛攻。パスはつながり、セカンドボールは拾いまくり、人もボールもよく動く。このサッカーが90分できればJ1でも攻撃サッカーで行けるよという出来。
お疲れの砂川に変えて岩沼。岩沼は久しぶりに前の左。試合終了間際に、その岩沼が左サイドから浮き球パスをゴール前右の岡本へ。岡本がこれを絶妙な胸トラップ。目の前に落ちたボールを振りぬきシュート。もう完璧なとどめのゴール。
いや、河合のインタビューじゃないが、「最高っす!」。厚別競技場は“すすきのへ行こう”の大合唱。チームもサポもいい雰囲気で昇格目指して一丸になっているのがよくわかる。
最終的にシュート数も札幌12-熊本11。最後に華麗な怒涛の攻撃を見せた割には、やっぱり互角。これが札幌ペースということか。なんにしろ、無失点に抑える堅い守備が札幌を支えているといっていいだろう。
その守備陣の奈良さんは高校生だというのをまったく忘れてしまうくらい安定の出来。奈良が使えるので、河合も宮澤も前に行けて、それが今日の先制ゴールにつながった。そういった意味では、今日の影のMVPは奈良さんだったのかもしれない。これは本当に年代別代表に櫛引と一緒に取られそうでやばい。
先制して、守って、カウンター。やっぱり、札幌の勝ち方は昔からこれなんだよね。ただ、今年はスーパーな外国人助っ人がいなくてもこれができているというのが素晴らしい。
昇格争いのライバルは、徳島が勝ちで鳥栖が引き分け。千葉は負けで大幅後退。来週は味スタで東京V戦。緑さんは負ければ昇格争いから完全脱落らしいので、気持ちよくとどめを刺しにいきましょう。
しかし、今年のJ2は混戦でたまりませんなぁ。
今日の試合は岩沼が帰ってきても奈良さんがスタメン。
その奈良さんを見に来たのか、なんとJFAの強化担当であるハラヒロミが来道。これは、日本代表で櫛引、奈良のCBコンビが見られる日も近いな。
地獄のアウェイ3連戦で徳島を破り、なんとか勝ち点3を奪って現在3位。昇格ラインを挟んで鳥栖、札幌、徳島、千葉の大混戦。これから先も、絶対に負けられない戦い続きで下位チーム相手にも気が抜けない。とは言え、今日は久しぶりのホームなのでリラックスして戦って欲しい。
序盤から、右の砂川が再三クロスを上げるが、合わず。それならばと日高が上げたクロスも大き過ぎてファーに抜けるが、これを内村が拾って高木から宮澤とつなぎ、落としたボールをキャプテン河合が中央からミドルシュートを蹴り込んで先制。きれいな弾道で、なんとこれが今季初ゴール。
河合も良ければ、宮澤の動きも今日はいい。ちゃんとボールに絡むし、前線にも顔を出している。
前半終了間際に怪しい出来事。主審が内村をピッチの外へ。
内村「あげてんじゃん」
主審「だめ」
という会話が。
ソックスがたるんでるのでテープで止めてこいとのことだったらしいが、内村がソックスるゆるゆるなのはいつものことのような気が。そういえば最近、ユニの裾をパンツにインしろっていう指導も見なくなったが、外に出してもOKになったんだったっけ。
前半1-0。熊本の動き出しが遅い分、比較的楽に守れているが、DFのミスからヒヤヒヤするシーンも。札幌は高い浮き球のロングボールが収まらない。途中からグラウンダー中心に変えたのは徳島戦と同様だが、前半のうちに修正するとは成長しているじゃないか。
シュート数は前半札幌4-熊本5。互角から若干撃ち負けてるくらいがうちのペースなのかもしれない。このままいけば、順当に勝てると思うが、熊本が後半もこのままダラダラした試合展開に付き合ってくれるのを期待する。
後半もあまり流れは変わらず。出足が早い札幌の方がセカンドボールは拾えているが、DFのミスから危ないシーンをホスンがナイスセーブしたりのいつもの展開。
ここで、マークに付かれてパス精度も悪いジオゴから古田へ交代。近藤、内村のツートップ体制。
さらに、もしかしたら膝を痛めた内村に変えて岡本。
この辺で追加点が欲しいという頃に、高木のアーリークロスに近藤が走りこんでのどんぴしゃヘッド。やっぱり、立ち止まってのその場跳びより、こうやって走りこんでくる方がマークも付きづらいし、高さも出る。近藤は利き足の右は大吹かしばっかりだが、左足と頭は枠に行くもんだ。
時間がたつにつれて中盤省略のロングボールカウンターの打ち合い。その中でも札幌のボールがつながったときには決定的なチャンスが生まれる。何度も惜しいシーンを見せるが、追加点なし。一方の熊本は走りつかれたのか、ボールがつながってもシュートまで行けない。
後半残り10分くらいから足が止まった熊本に対して札幌の猛攻。パスはつながり、セカンドボールは拾いまくり、人もボールもよく動く。このサッカーが90分できればJ1でも攻撃サッカーで行けるよという出来。
お疲れの砂川に変えて岩沼。岩沼は久しぶりに前の左。試合終了間際に、その岩沼が左サイドから浮き球パスをゴール前右の岡本へ。岡本がこれを絶妙な胸トラップ。目の前に落ちたボールを振りぬきシュート。もう完璧なとどめのゴール。
いや、河合のインタビューじゃないが、「最高っす!」。厚別競技場は“すすきのへ行こう”の大合唱。チームもサポもいい雰囲気で昇格目指して一丸になっているのがよくわかる。
最終的にシュート数も札幌12-熊本11。最後に華麗な怒涛の攻撃を見せた割には、やっぱり互角。これが札幌ペースということか。なんにしろ、無失点に抑える堅い守備が札幌を支えているといっていいだろう。
その守備陣の奈良さんは高校生だというのをまったく忘れてしまうくらい安定の出来。奈良が使えるので、河合も宮澤も前に行けて、それが今日の先制ゴールにつながった。そういった意味では、今日の影のMVPは奈良さんだったのかもしれない。これは本当に年代別代表に櫛引と一緒に取られそうでやばい。
先制して、守って、カウンター。やっぱり、札幌の勝ち方は昔からこれなんだよね。ただ、今年はスーパーな外国人助っ人がいなくてもこれができているというのが素晴らしい。
昇格争いのライバルは、徳島が勝ちで鳥栖が引き分け。千葉は負けで大幅後退。来週は味スタで東京V戦。緑さんは負ければ昇格争いから完全脱落らしいので、気持ちよくとどめを刺しにいきましょう。
しかし、今年のJ2は混戦でたまりませんなぁ。