2011年 J2第30節 横浜FC 1-2 コンサドーレ札幌 @国立競技場
一年ぶりの国立はもの凄い入り。横浜FCが相当数のただ券を配ったらしいが、アウェイ席はただ券に無関係でも4、5千人は入っていたかもしれない。さすが、国立はこうでなければ絵にならないので、よかったよかった。ただ券無しでも、いつもこれくらい入ればいいですね。いや、新潟みたいに、このままただ券を配り続けるのも手かもしれない。
ジオゴの新コールは、昔懐かしい We Are The Champ。外国人向け汎用コール（笑）。サポが歌うたびに、ジオゴがちゃんと反応してくれているのがうれしい。
試合前の岡山劇場は、いつもの“やっちまえ”コールではなく、赤黒の勇者。もうすっかり赤黒に染まっています。ゴール裏に顔を向けながら、後ずさりして、ボールボーイの椅子に蹴躓くとか、お茶目。
横浜は、なんでカイオがボランチなのかと思ったら、出場停止で向こうもメンバー構成が苦しいらしい。
前半開始。
横浜はカイオがボランチ役になっていることで、ボールの回りが非常にいい。サイド攻撃から逆サイドへ振ったり、長短織り交ぜた攻撃で札幌のDFを揺さぶってくる。しかも、カイオが深い位置にいるので、そこにプレスがかからない。そこで、攻撃の起点を作られてしまっている。
一方の札幌はロングボールのターゲットが抑えられて、なかなかボールがつながらない。ジオゴだけでなく、近藤や内村へもロングボールが出るのだが、これがこごとく横浜FCのDF陣に抑えられてしまう。パスの精度が悪いのも大きいのだが、攻撃のパターンを見破られている感じがする。
ボールを受ける選手が動きながら受けられていないので、相手にしてみれば守りやすい。ボールがどこに出るか見え見え。前線の選手が動いていないわけじゃないのだけれど、出し手のタイミングが1テンポ遅い。ジオゴが特別マークされているわけでもないので、ジオゴがボールを触りに降りてきたときも、前線へのパスが通らないのは変わらず。
横浜FCの難波がホスンと競り合う際に肘を出してホスンの目（鼻？）のあたりを直撃。なんでカードが出ないのかわからないくらいのひどいプレー。このプレーの直後、まだ目を気にしているホスンに向かってカズのヘディング、これをホスンがはじくが、難波がゴールに押し込む。しかし、これはオフサイド。完全にやられていたので、命拾い。実は怪しいジャッジなのかと思っていたのだけれど、ビデオで見たら、完全にオフサイドですた。ナイスジャッジ。
現地で見ていると完全にやられていて、無失点で切り抜けたのが不思議なくらい。しかし、ビデオで見直すと、それなりに決定機は作れており、完全にやられまくったわけでもなかった。櫛引がインターセプトしたボールを持ってハーフラインまで上がってそのままマゴマゴするとか、内村の高速クロスをジオゴが触るなど、まったくのノーチャンスではなかった。それでも横浜FCペースというのは揺るぎようが無い。
シュート数は横浜5本、札幌2本。シュートの数は少ないが、双方決定機を作っていて、非常におもしろい試合。いやサポとしては、オフサイドやらポストやらで心臓止まりそう。
そして後半。
ジオゴと近藤が前線に張るような2トップ状態。システム変更あったか。やっぱりターゲットがジオゴ一人では如何ともしがたい。
これが功を奏したのか、前線二人で立て続けにチャンスを作るが、なぜかすぐに近藤→古田。純平が右、古田が左のウィングに入って、山下、櫛引、日高の3バック？ 純平の位置が随分高いとは思っていたが、こうなっていたのか。現地からだと反対側の方はよくわからないからなぁ。
そうこうしているうちに、相手のバックパスがなぜかジオゴにわたり、ここからドリブルでゴール前へ。相手DFを引き付けて、内村へパス。内村がキーパーをよく見てシュート。これで先制。
そして横浜はついにフランサ登場。さらに、エデルと、勝負をかける。
しかし、ここから気をよくした札幌ペース。前線の動き出しと、それに合わせたパスが回るようになる。この辺は、精神的なものが大きいんだろう。カイオにもプレッシングがかかるようになった。
このまま終わってくれと祈る中、ミドルでドカン。櫛引、山下が二人ともスピードで躱されて、ホスンも止められず。
足をつった内村に代わって上原投入。しかし、このとき、河合も足を釣っていた。現地では怪我したのかと思って心配してたが、どうやら足をつっただけの模様。すぐに河合に代わって岡本。ボランチに純平が入って右サイドが上原か。
その岡本が変わって早々にドリブルで突っかけ、FKをゲット。このFKを砂川が枠に蹴りこむも、キーパーがコーナーに逃げる。さらにこのコーナーを上原が異常に高いヘディングでゲット。これがなんと終了間際の88分。今日の出来では引き分けもやむなしかと思っていたので、驚くやら嬉しいやら。終了間際に追加点なんて、札幌じゃねぇと思うが、これが今年の札幌。やっちまえ2011バージョン。
シュート数は横浜12本、札幌9本。こういう試合を勝ちきって、勝ち点3が取れるというのは精神的に強くなった。しかし、悪い時と良い時を比べると、本当に基本的なことができているかいないかの差になっていまう。これがコンスタントにできるようになって、さらに上積みがないと、J1では厳しいかもしれんよね。と、昇格決まってから心配しろよという感じか。
この日の観客は16813人。何人がただ券だったんだろうという興味が沸く。翌日のスポーツ新聞（報知）の記事は、見出しが「カズ不発」で、わすか4センチ四方ぐらいだったからな。J2とはいえ、もうちょっと注目度を上げてもらわないと、なでしこリーグにも負けるかもしれんな。
しかし、それにしてもカズ。カズがコーナーキックを蹴るたびに沸く場内。さすが、スーパースター。
一方のゴン隊長は駐車場に登場。あ、ゴンだと思った瞬間、水色の人たちに押し出されました。「これから札幌、もっと熱くなります。応援してください」って言ってるんだから、自重しろ横浜。あと、そこの子供、ゴンって誰って聞くなｗ
その後は渋谷で講演会宴会。先に逝ってしまったサポ仲間のために黙祷後、黒ラベル飲み放題。え、太鼓ジャン？ 何それ。若い人だけでやってよ！
一年ぶりの国立はもの凄い入り。横浜FCが相当数のただ券を配ったらしいが、アウェイ席はただ券に無関係でも4、5千人は入っていたかもしれない。さすが、国立はこうでなければ絵にならないので、よかったよかった。ただ券無しでも、いつもこれくらい入ればいいですね。いや、新潟みたいに、このままただ券を配り続けるのも手かもしれない。
ジオゴの新コールは、昔懐かしい We Are The Champ。外国人向け汎用コール（笑）。サポが歌うたびに、ジオゴがちゃんと反応してくれているのがうれしい。
試合前の岡山劇場は、いつもの“やっちまえ”コールではなく、赤黒の勇者。もうすっかり赤黒に染まっています。ゴール裏に顔を向けながら、後ずさりして、ボールボーイの椅子に蹴躓くとか、お茶目。
横浜は、なんでカイオがボランチなのかと思ったら、出場停止で向こうもメンバー構成が苦しいらしい。
前半開始。
横浜はカイオがボランチ役になっていることで、ボールの回りが非常にいい。サイド攻撃から逆サイドへ振ったり、長短織り交ぜた攻撃で札幌のDFを揺さぶってくる。しかも、カイオが深い位置にいるので、そこにプレスがかからない。そこで、攻撃の起点を作られてしまっている。
一方の札幌はロングボールのターゲットが抑えられて、なかなかボールがつながらない。ジオゴだけでなく、近藤や内村へもロングボールが出るのだが、これがこごとく横浜FCのDF陣に抑えられてしまう。パスの精度が悪いのも大きいのだが、攻撃のパターンを見破られている感じがする。
ボールを受ける選手が動きながら受けられていないので、相手にしてみれば守りやすい。ボールがどこに出るか見え見え。前線の選手が動いていないわけじゃないのだけれど、出し手のタイミングが1テンポ遅い。ジオゴが特別マークされているわけでもないので、ジオゴがボールを触りに降りてきたときも、前線へのパスが通らないのは変わらず。
横浜FCの難波がホスンと競り合う際に肘を出してホスンの目（鼻？）のあたりを直撃。なんでカードが出ないのかわからないくらいのひどいプレー。このプレーの直後、まだ目を気にしているホスンに向かってカズのヘディング、これをホスンがはじくが、難波がゴールに押し込む。しかし、これはオフサイド。完全にやられていたので、命拾い。実は怪しいジャッジなのかと思っていたのだけれど、ビデオで見たら、完全にオフサイドですた。ナイスジャッジ。
現地で見ていると完全にやられていて、無失点で切り抜けたのが不思議なくらい。しかし、ビデオで見直すと、それなりに決定機は作れており、完全にやられまくったわけでもなかった。櫛引がインターセプトしたボールを持ってハーフラインまで上がってそのままマゴマゴするとか、内村の高速クロスをジオゴが触るなど、まったくのノーチャンスではなかった。それでも横浜FCペースというのは揺るぎようが無い。
シュート数は横浜5本、札幌2本。シュートの数は少ないが、双方決定機を作っていて、非常におもしろい試合。いやサポとしては、オフサイドやらポストやらで心臓止まりそう。
そして後半。
ジオゴと近藤が前線に張るような2トップ状態。システム変更あったか。やっぱりターゲットがジオゴ一人では如何ともしがたい。
これが功を奏したのか、前線二人で立て続けにチャンスを作るが、なぜかすぐに近藤→古田。純平が右、古田が左のウィングに入って、山下、櫛引、日高の3バック？ 純平の位置が随分高いとは思っていたが、こうなっていたのか。現地からだと反対側の方はよくわからないからなぁ。
そうこうしているうちに、相手のバックパスがなぜかジオゴにわたり、ここからドリブルでゴール前へ。相手DFを引き付けて、内村へパス。内村がキーパーをよく見てシュート。これで先制。
そして横浜はついにフランサ登場。さらに、エデルと、勝負をかける。
しかし、ここから気をよくした札幌ペース。前線の動き出しと、それに合わせたパスが回るようになる。この辺は、精神的なものが大きいんだろう。カイオにもプレッシングがかかるようになった。
このまま終わってくれと祈る中、ミドルでドカン。櫛引、山下が二人ともスピードで躱されて、ホスンも止められず。
足をつった内村に代わって上原投入。しかし、このとき、河合も足を釣っていた。現地では怪我したのかと思って心配してたが、どうやら足をつっただけの模様。すぐに河合に代わって岡本。ボランチに純平が入って右サイドが上原か。
その岡本が変わって早々にドリブルで突っかけ、FKをゲット。このFKを砂川が枠に蹴りこむも、キーパーがコーナーに逃げる。さらにこのコーナーを上原が異常に高いヘディングでゲット。これがなんと終了間際の88分。今日の出来では引き分けもやむなしかと思っていたので、驚くやら嬉しいやら。終了間際に追加点なんて、札幌じゃねぇと思うが、これが今年の札幌。やっちまえ2011バージョン。
シュート数は横浜12本、札幌9本。こういう試合を勝ちきって、勝ち点3が取れるというのは精神的に強くなった。しかし、悪い時と良い時を比べると、本当に基本的なことができているかいないかの差になっていまう。これがコンスタントにできるようになって、さらに上積みがないと、J1では厳しいかもしれんよね。と、昇格決まってから心配しろよという感じか。
この日の観客は16813人。何人がただ券だったんだろうという興味が沸く。翌日のスポーツ新聞（報知）の記事は、見出しが「カズ不発」で、わすか4センチ四方ぐらいだったからな。J2とはいえ、もうちょっと注目度を上げてもらわないと、なでしこリーグにも負けるかもしれんな。
しかし、それにしてもカズ。カズがコーナーキックを蹴るたびに沸く場内。さすが、スーパースター。
一方のゴン隊長は駐車場に登場。あ、ゴンだと思った瞬間、水色の人たちに押し出されました。「これから札幌、もっと熱くなります。応援してください」って言ってるんだから、自重しろ横浜。あと、そこの子供、ゴンって誰って聞くなｗ
その後は渋谷で講演会宴会。先に逝ってしまったサポ仲間のために黙祷後、黒ラベル飲み放題。え、太鼓ジャン？ 何それ。若い人だけでやってよ！