神なる冬

カミナルフユはマヤの遺跡
コンサドーレサポーターなSFファンのブログ(謎)

布団乾燥機を買った

2008-09-23 18:34:53 | Weblog
布団乾燥機を買った。

今年の夏は暑くてクーラー28度でも寝汗をかきまくったし、ゲリラ雷雨ばっかりで鬱陶しい。
最近の寝苦しさは室温だけでなく、布団が湿っているせいではないのか!

ベッドの上にせんべい布団を敷いた万年床なのだが、まさか茸は生えていまいと布団をめくってみた。
そこで謎のキノコでも見つければトミヒコ・ワールドかビューティフルドリーマーな妄想世界へ突入するところだが、幸いカビも生えておらず、綺麗なまま。

しかし、触るとひんやりするこの感覚は、明らかに、湿っている!

そんなわけで、楽天にて安い布団乾燥機を発注。
飛脚がトラブッて、webサポート経由で苦情を入れたらドライバーが謝りに来たりとかいろいろあったものの先週やっと入手。

掛布団と敷布団の間にいれてブオーンとスイッチを入れてみたが、なんだか膨らみが足りない。
こんなものなのか?
いや、もしかして、掛布団が湿って重たすぎるのか!?

夏場に掛布団を掛けて寝ていたわけではないが、抱き枕と化していたり、読書するときの背もたれにしていたせいか、薄汚れていたのは事実だが、布団乾燥機が膨らまないほど湿っていたというのか!

1時間後、ふんわりあったかになった布団でその日はゆっくりと就寝。やっぱり手触りとかが違うようなきがするぅ。

……一週間後。

なんだか、湿気が戻って来ているんですが。
これって、毎週とか毎日とかやらなきゃだめなの?
ああ、また文明に汚染されてしまった!

[その他?] 美女と竹林

2008-09-23 13:23:06 | SF
『美女と竹林』 森見 登美彦 (光文社)



森見登美彦は素晴らしい。
この孟宗竹……じゃなくて妄想力。
エッセイなんだかフィクションなんだかわけもわからぬトミヒコ・ワールドは、もう抜け出せません。

幼少のみぎりからの憧れから始まり、大学でも研究対象に選ぶという竹林への憧れ。
何かにつけて口に出る「竹林が好きなんですよ」発言。
これが登美彦氏の妄想の芽となり、タケノコのごとくスクスクと育って竹林のごとく生い茂った妄想作品。
……ところで、美女はどこだ。

竹林は登美彦氏が逃避に走る時に出る話題らしく、この作品もそんな一言から始まったのかもしれないが、竹林伐採にまで付き合って、まともな作品に仕立て上げた鱸氏はいい仕事してますねぇ。
他にも職場の先輩である鍵屋さんとか、大学時代からの友人の明石さん(あれ、どっかで聞いた名前ですが)とか、実在人物っぽい人たちが登場しますが、彼らも独特な言動も楽しい。これは「類は友を呼ぶ」なのか、トミヒコ・フィルターで変換写像されちゃったのか。
ところで、鍵屋さんて美女なの、美女はどこだ。

僕が生まれ育った北の大地には竹林なんて風流なものは存在しない。あるのは鬱陶しいクマザサの笹薮だけなので(ちなみにタケノコと称してササノコを食す)、竹林への思い入れはない。
そのかわりと言ってはなんだが、幼少のみぎりからの興味の対象で卒論にしてしまったといえば、アリなんですが(ワラ)
蟻と美女。いやだから、美女はどこだ。

さて、妄想はここまでにして、KATSアントカンパニーの経営に戻ろう。