ライトアップされたベルリンのフィルハーモニーです。
1963年にハンス・シャロウンの手によって竣工された、収容人数2,440席(大ホール)の五角形のこのコンサートホールは、東西冷戦当時の西ドイツ側にあり、当時のベルリンフィルの常任指揮者であったカラヤンの名演の数々によって、世界有数のコンサートホールとして、世界にその名を轟かせました。
ウィーンフィルと共に世界の2大オーケストラとも言われるベルリンフィルハーモニー管弦楽団の本拠地(3大オケの場合はアムステルダムのコンセルトヘボウ管が入るのだとか)であり、毎年1月1日にウィーン楽友協会大ホール行われるウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートと並ぶ、世界の名物コンサートであるジルヴェスターコンサート(ベルリンフィルハーモニー管弦楽団によって毎年12月31日に行われる)の会場としても有名です。
※ちなみに小澤征爾さんは1988年にジルヴェスターコンサートを、2002年にニューイヤーコンサートを指揮しています。
2008年5月20日に改修工事中の屋根から出火し、しばらく閉鎖されたこともありましたが、現在はすっかり元通り?です。
ドイツに住んでいる間、何度でも訪れたいと思う場所の1つです。