普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

あれから1年。時の流れの早さに戸惑う。

2012-03-11 20:20:28 | 普通な人々<的>な
 東日本大震災から、すでに1年が経ったということに、驚きを禁じえない。
 早い。時の立つのがこんなに早いとは! これまでに感じたこともなかった早さ。
 よく、人は死期が近づくほどに時の経過の早さを自覚するようになるという。
 してみると、ボクは死期が近づいているのかなどと、あらぬ絶望感に囚われる気分にもなる。ボクは、どんな死を迎えるのだろう?

 それは置いておいて。

 東日本大震災を契機に、巨大地震への警鐘が、それこそ乱打されるような按配になっている。東京直下型は震度7を越えると予想が修正され、南海・東南海・東海地震が三連動で起きる可能性が高まったとまで言われる。

 こうした予測が的中すれば、日本は崩壊する。経済が立ち行かないどころか、被災した人々の日々の生活すら、どこの誰もが救援の手を差し伸べることすらできないということになるだろう。

 それこそ、究極の被災者として後世に語り継がれるようなことになるに違いない。それも日本という国は滅び去って、この日本の国土には別の支配者が存在しているような気もする。

 いずれにしても、東日本大震災に匹敵する巨大地震は、必ずこの何十年の間に起こると予測されている。

 ボクたちは、阪神淡路大震災、東日本大震災と未曾有の災厄にすでに2度も遭遇している。この先、同じようなレベルの災厄を何度経験することになるのだろう?

 こんな経験をするかもしれない人々は、地球上の歴史を俯瞰しても希なのではないかと思う。
 希であることは、良いことなのだろうか? 他の人々には経験できないことという意味だからね。………良いわきゃない!!