普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

第四間氷期!

2012-06-30 18:40:52 | 普通な人々<的>な
このところの天候不順は、やはり「尋常ではない」と思わせるに充分なもの。続けざまに、6月に台風が来るなど、予測もしなかった。
中でも最も尋常ならざるは、気温の上がらなさだ。

かつてこのブログでも書いたが、安部公房の70年の作品に「第四間氷期」があり、70年代には同じ名を持つ劇団も存在した。たった40年前の気候的驚異は温暖化ではなく、寒冷化だったのだ。

最近では二酸化炭素による地球温暖化が馬鹿の一つ覚えのように喧しく、実はそれほどの実質的マイナス要素はないにも関わらず、世界の軸、産業構造すら二酸化炭素を中心にまわるほどになってきていた。

だが実際には、太陽活動の影響の方が大きく、人類の呼吸程度では本当のところ地球はびくともしないと言うのが本当のところ。放射能にしても、地球の寄生体の様な生物にとっては危険なのだが、地球そのものにはさしたる危険もなさそうだ。

実のところ地球は、太陽や他の天体との相互関係を維持しながら、表面のゴミがなにを言おうがしようが、まったく問題にもせずに、悠々と巡るべき軌道を巡っているだけなのだろうと、思う。
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不定愁訴?

2012-06-28 09:08:03 | 普通な生活<的>な
混乱の日々が続いている。
なにがどうということでもないのだが、頭の芯の部分がカオス化している。

ボクはとっくに還暦を過ぎているが、思い返してみるに、例の「不定愁訴」とか「更年期障害」とかいわれる事の自覚がなかった。

50歳代の前半に、それらしい症状はあったが、具体的にはさしたる痛痒も感じなかった。ひょっとしたら、知らず知らずに周囲の家族に迷惑をかけていたのかもしれないが。

最近、自覚はやはりないのだが、眠れない日があったりもする。

そんなことをふと洩らすと、奥さんが「更年期がまだ続いてるのかしらね」と言った。

あらら。やっぱり無自覚ではあったが「更年期」という通過儀礼をしっかりと経てきていたらしい。

今の頭の芯の部分で起きている混乱は、奥さんの言うとおり「更年期」のぶり返しか、はたまた、続きなのかもと思った次第。

まぁ、そうした自覚があれば「更年期」恐るるに足らずと言うらしい。

そうかもしれない。
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ナルニアと指輪物語

2012-06-19 16:03:10 | 普通な人々<的>な
久しぶりです。PCの前に5分以上座ることもなく、何日も過ぎてしまった。

昨日の朝方、夜中の仕事を終えて、ボーっとした頭でバスに乗っていたら、突然トールキンの「ホビットの冒険(プレ指輪物語)」を初めて読んだ時のことを思い出した。それは、23歳くらいのことだったから40年前になる。それ以降、ボクの最も好きな文学作品であり続ける。

女友達の妹さん(立教大学の学生だった)が、トールキン作品そのものだったか、翻訳家・瀬田貞二氏の研究をしていたかなにかで、この作品を紹介されたのだ。彼女は、高く高くこの作品を評価しており、続いて「指輪物語」をボクに教えてくれた。

内容はそれぞれに読んでいただくこととして、読後感は衝撃的だった。ファンタジー作品がどうのというよりは、一つ一つの事象に対する細やかなトールキンの目線と、その目線の先に紡ぎだされる世界観は、それまで一度も触れたことのないものだった。

ことに「指輪物語」の世界観は、「中つ国」という、今で言えばヴァーチャルな世界が実世界と寸分も違わぬと思わせるほどの精緻さで描かれ、読者であるボクを容易に異世界へと誘ってくれた。ボクはそこでフロドやビルボと同じ空気を吸いながら、同じ冒険をしたように感じていたものだ。

「ホビットの冒険」のことを思い出しながら、「ナルニア国物語」のことも思い出した。これは高校時代にガールフレンドが教えてくれた。ただこちらは「指輪物語」とは違って、シチュエーションが楽しかった。タンスの奥の世界は、まさにボク自身が押入れの奥に見ようとした世界と近似だったし、入り込むと言うよりは純粋に楽しいファンタジーだった。

どちらも同じような時期に映画化された。「指輪物語」の映像クオリティーは、ボクが作品を読みながら思い描いていた世界より、はるかに奥行きのあるものだったし、「ナルニア~」は夢見心地のファンタジーに仕上がっていた。

「指輪物語」は70年代の後半か80年代の初め頃にアニメーション作品が公開されたことがあったが、世界観に押しつぶされたような作品で、映像クオリティーも低く残念な作品だった。

「ホビットの冒険」が、「指輪物語」と同じ製作スタッフで映画化されているそうだ。あの「裂け谷」「霧ふり山脈」「闇の森」の世界、ゴクリやゴブリン、巨大な蜘蛛との駆け引き、戦いは、絶対に観に行かなければ。

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アレルギー。蕁麻疹。イヤだなぁ。

2012-06-11 19:09:46 | 普通な生活<的>な
50歳になったちょうど2000年、ボクは突然、酷い食物アレルギーを発症した。
直接的な原因は思い当たらないが、ちょうど新雑誌を立ち上げた最中で、徹夜も続きストレスも相当だったことは確かだった。

実はボクには、ヘアダイのアレルギーがあって、これは以前から気づいていたが、阪神淡路大震災の直後、激しい症状にみまわれた。
こちらは、原因がはっきりしていて、ストレスが症状を悪化させたと、すぐに判断できたが、食物アレルギーの方は、いささか難儀だった。

なにしろ原因が特定できない。何年もの間、原因物質不明のまま過ごした。
もちろん医者にも行ったが、分からなかった。
だが5年程経って、経験値から最終的に卵だろうということで落ち着いた。

それから卵を控えるようになり、症状がでなくなっていたのだが、驚いたことに、また突然に激しい症状がでた。

考えてみればあれから12年。干支が一巡りした。よく言われる厄年めいたものも一巡りして、またぞろボクに悪戯をしかけたということかね?

なにしろ痒い。あちこち痒い。前より痒い。我慢するのだが、痒いのは痒い。

痒みの治まるいい方法はないものか?
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昨年の震災後に自殺者急増したそうだ。

2012-06-08 13:58:38 | 普通な人々<的>な
分かりきったことだが、自殺はいけない。

今日は、元フリートウッドマックのギタリスト、ボブ・ウェルチが自殺したというニュースで始まったのだが、実は、フリートウッドマックこそボクら夫婦が夫婦になる由縁の存在だった。
だから、少しショック。

そうこうしている内に、ニュースで表題の内容が伝えられた。
増加の原因は、震災による不況からきた経済苦だそうで、他人事ではない。

自殺のことにはこれまでにも何度か触れたが、本当はあまり話題にはしたくない。ただ、話を聞けば、オヤジが堪えきれずに死を選ぶというパターンが多いようで、それは若気の至りでもなければ、思いこみの果てということでもなさそうだ。死を選ぶ理由が、幾許かはあったということで、全否定もできない。

強く生きろなどとは言わない。ただ、生きることを諦めるなとは、自分にも言い聞かせている。

今日は、ボブ・ウェルチだけでなく、全ての自死者の冥福を祈ります。
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ひさびさな件。

2012-06-07 17:09:29 | 普通な生活<的>な
お久しぶりです。
色々で、ブログの更新ができませんでした。

とは言え、身体を壊したとか頭のネジが弛んだとか、そういうことではありません。

ただただ、仕事の往復の電車が混んでいたり、帰りに寄り道したり、そんな日々が続いただけのことです。

それでも、そうした何気ない日々はとても貴く、大切であります。

無理にブログを書こうとせずに、何事かを感じたり観察したりすることに時間を費やす方が、価値的かもなんて思います。

いまは仕事が早く終わったもので、こうして原稿を書いているわけで……。
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人は強い? 弱い?

2012-06-01 19:07:08 | 普通な生活<的>な
人は自分を「強い」と思おうとするのだろうか? それとも「弱い」と思おうとするのだろうか?

大抵の人は、世の中を生き抜かなければならないのだから、「強い」と思おうとするのだろう。

でも、おそらくは、自分の「弱さ」に気付く時があって、それは生きようと思う気持ちが強ければ強いほど、度々たち現れてくるのだろう。従って、人は常に「弱さ」と対峙しなければならない。

その思いをねじ伏せる強さのある人もいるだろうが、大抵はそうではないだろう。……違うだろう。

自分を「強い」と思おうとする人ほどそうなのだろうと思う。

そんなとき、皆どうしているのだろう?

心底知りたい。

「弱り目に祟り目」という諺があるが、自分の自信すら失いかねないことが次々に起こることがある。

そんなとき、どう立ち向かうかが、その人の真骨頂、ということになるのだろう。

なんとしても生き切るという、腹のくくり方ができればなと、思う。
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