普通な生活 普通な人々

日々の何気ない出来事や、何気ない出会いなどを書いていきます。時には昔の原稿を掲載するなど、自分の宣伝もさせてもらいます。

痛い。

2012-03-04 22:44:23 | 普通な人々<的>な
 今日、足の爪が逆トンボになっていて靴下やなにやらに引っかかるので、爪切りで悪戦苦闘しながら、切りそろえたつもりだったが、とんでもない。
 爪の端の部分はまったく上手くは切りそろえることができず、逆トンボのまま。

 それがなんとも気になって、終いには歩くのもなにやら普通にあらず。深爪したこともあって、一日中足の爪がボクの頭から、身から離れることなく、妙に不快な一日でした。

 それで終わればまだ幸せだったのかもしれませんが、夕食を終えたところで、口の中に違和感発生。
 舌の味蕾がたった一つ剥がれ落ちたみたいなのです。痛い。非常に痛い。

 人間とはまったく奇妙な生き物で、何兆という細胞の寄せ集めのくせして、それがたった一つアブノーマルな状態になっただけで、この世のものとも思えない違和感(痛みや不自由さ、不整合感などなど)を感じ、身も世もないほどの違和感に苛まれるのです。

 たった一つの味蕾は、いったい幾つの細胞からできているのか知りませんが、そのたった一つの自己主張の強烈さといったらない。

 ボクも、一人の命ある者として、あれくらいの自己主張があってもいいかなと、ふと考えてしまった。ただ、自己主張は、自分の生きる目的、自分が何のために生まれてどこへ行こうとしているのかを、それなりに知りえたものにしかできない芸当で。味蕾はそれが判っている!! ボクにはどうなのだろう?

 生きることは難しく、また不可解なものだなぁ。
コメント
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