J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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優勝の味70

2022-12-25 00:23:03 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 昇降格シリーズのトリはJ2クラブです。同じシチュエーションに地元岡山もいた事もあって、こんなに遅いタイミングになってしまいました。改めて新潟さん、J1昇格おめでとうございます。やはり、新潟さんはJ1が似合うと思います。
 新潟さんはご存じのとおり、当ブログでは「付加価値が高い公共財Jクラブのカテゴリ2(御三家)として、昔から評価が高く、総合スポーツクラブのスタンダードな存在です。これくらいの事ができている立派なクラブがJ2にいるのはおかしいと思ってました。観客動員数も多く、ビッグスワンでの「アイシテル ニイガタ」の大合唱の動画映像は未だにインパクトが強く残っています。
  

紆余曲折あった!魅力的な新潟スタイルができるまで  | footballista | フットボリスタ

紆余曲折あった!魅力的な新潟スタイルができるまで  | footballista | フットボリスタ

特集:新アルビスタイルの真髄に迫る#1 シーズンを通して安定したパフォーマンスを披露しJ2優勝、そしてJ1復帰を遂げた2022シーズンのアルビレックス新潟。しかしながら、そ...

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【紆余曲折あった!魅力的な新潟スタイルができるまで 特集:新アルビスタイルの真髄に迫る#1】
〔魅力的なサッカーで結果〕
「アルビレックス新潟は5年目の挑戦でJ1昇格を叶え、さらにJ2優勝も果たした。得点数はリーグ最多の73で、失点数も徳島ヴォルティスと並ぶリーグ最少タイの35。連敗は一度もなく、勝ち点は指揮官が目安として掲げた80を上回る84を積み上げた。さらに言うなら、警告数もリーグ最少。今季新設されたJ2アウォーズでフェアプレー賞を受賞した。
 『本当に格好いいんですよ、うちの選手たち』 そう言って彼らを誇る松橋力蔵監督は、J2優勝監督賞に選ばれた。またJ2ベストイレブンには、小島亨介、舞行龍ジェームズ、堀米悠斗、伊藤涼太郎、高宇洋、高木善朗とリーグ最多の6名が選出された。
 長年、粘り強く守ってからのカウンターを伝統としてきた新潟は、この3年間でボールを持って主導権を握り、魅力的なパスワークでゴールを陥れるチームへと変貌した。ボール支配率も、2年連続でリーグ首位となった。明確なスタイルを築き上げ、内容も結果も伴って、目標を達成した。」

 5年ぶりだったのですね、結構長かったですね。最多得点、最少失点とリーグ№1だったら納得できます。地元岡山は毎季堅守で失点の少なさを口にしていますが、得点力が向上したら新潟さんみたいになれるかもです。
 J2優勝監督賞に選ばれた松田監督ですが、主にマリノスさんで指導者の道を歩み、今季から新潟さんの監督に就任して1年で結果を出されました。Jクラブの監督経験が無い人が結果を出すのは難しいと思っていましたが、松田監督は異例ですね。なかなかこういう人材はいないと思います。名将
ポステコグルー監督のそばで学ばれたのかな。そういう所が片野坂監督とちょっと似ているかな。やはり、ここでも「監督」かなと個人的に思いました。また、この3年でポゼッションサッカーに変えていったのも大きいのかな。やはりカウンターサッカーでは先が見えるのかもしれません。

「新生」アルビレックス新潟が6年ぶりにJ1に帰ってくる。失速した昨季とは何が違ったのか|Jリーグ他|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

「新生」アルビレックス新潟が6年ぶりにJ1に帰ってくる。失速した昨季とは何が違ったのか|Jリーグ他|集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

J2第40節アルビレックス新潟vsベガルタ仙台の試合は、新潟が2-0とリードし、後半のアディショナルタイムを迎えていた。 歓喜の瞬間は目前。とはいえ、勝てばJ1昇格が決...

集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

【「新生」アルビレックス新潟が6年ぶりにJ1に帰ってくる。失速した昨季とは何が違ったのか】
「昨季、アルベルト監督(現FC東京監督。現在の登録名はアルベル)に率いられた新潟は、開幕から第13節まで10勝3分けのロケットスタートに成功しながら、シーズン後半に失速。最終的には6位に終わり、J1昇格を逃す結果に終わった。
 しかし、アルベルト監督に代わり、新たに松橋力蔵監督が就任した今季は、開幕直後の4試合こそ1敗3分けと苦しんだものの、その後はじわじわと加速。徐々に勝ち星を増やして順位を上げると、第17節以降はJ1自動昇格圏(2位以上)からこぼれることがなかった。はたして、2017年シーズン以来となるJ1復帰の大願成就である。シーズンの進行とともに失速した昨季と、加速した今季。その違いを語る堀米の言葉は明解だった。
「練習量が増えて、試合終盤でもしっかり走れる選手が増えたことと、(選手起用の)ローテーションがすごくうまくいって、試合に出た選手がしっかりと与えられた時間、ポジションで結果を出せたこと。そのサイクルがすごくうまくいったなと思う」」
かつてJ2では、低い位置で守備を固めて失点を減らし、ワンチャンスにかけるような現実的なサッカーが幅を利かせた時代があった。理想ばかりを追い求めても、J1へ昇格はできませんよ、とばかりに。
 だが、近年は自らがボールを保持し、主体的にゲームを進めるスタイルで成果を手にするチームが増えてきた。今季の新潟もまた、その最たる例と言えるだろう。しかも、新潟はスタイルチェンジにとり組んでから、実質3年でJ1昇格までたどりついたという点でも特筆に値する。新潟らしいサッカーとは――。そんな問いに対し、伊藤が誇らしげに答える。
『しっかりと自分たちでボールを保持しながら、前に進んでいくということと、サイド攻撃や中央からの崩しといった、いろんなバリエーションの攻撃を自分たちがボールを保持しながら見せられるというところが、今の新潟のサッカーだなと思う』
 2004年の初昇格から14シーズン、果敢な守備をベースに粘り強くJ1で戦っていた印象のある新潟だが、二度目の昇格となる今回は、おそらく前回とはまったく異なるインパクトを強烈に与えてくれるはずである。」
    
 練習量の増加が大きいんですかね。確かにチームをステップアップさせた名将と言われる指揮官は、ハードな練習を課してチーム全体のスタミナアップを実現させていますね。なでしこジャパンの佐々木監督、ラグビーのエディー監督など、そういうイメージがありますね。選手に気を使って練習量を抜いている指揮官は結果を目前に逃しているのかもしれません。木山監督はどうなのか。
 カウンターサッカーからポゼッションサッカーへのスタイルチェンジか。確かにポゼッションサッカーの理想を追いながら、負けが込んできて、カウンターサッカーに戻したチームを多く観てきました。そのまま貫き通せるのか、現実路線に妥協するのか。
 地元岡山はまさに「低い位置で守備を固めて失点を減らし、ワンチャンスにかけるような現実的なサッカー」をずっと続けているのかもしれません。それで伝統の「失速」が続いているのかもしれないと思ってみたり。そういえば今季もポゼッションサッカーには見事に手こずり、歯が立たなかったですね。それでも面白いのが、その新潟さんには岡山は相性抜群だったという事。

新潟、地元密着の強さを見せつけ大差で2連覇 | DTFA Times | デロイト トーマツ グループ

新潟、地元密着の強さを見せつけ大差で2連覇 | DTFA Times | デロイト トーマツ グループ

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【Jリーグ マネジメントカップ 2021:新潟、地元密着の強さを見せつけ大差で2連覇】
「日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループの1つであるデロイト トーマツ グループのスポーツビジネスグループがお届けするJリーグマネジメントカップも、今年で8回目を迎えました。ビジネスマネジメントの側面からの評価でJリーグ所属チームが優勝をかけて競いました。J2優勝の栄冠を手にしたのは新潟です。
〔Jリーグマネジメントカップ2021のJ2はアルビレックス新潟が2連覇で優勝〕
「新潟は経営効率分野、経営戦略分野で1位、マーケティング分野で3位、財務状況分野で10位となり、2位に15ポイントの大差をつけて堂々の2連覇を果たしました。」
「広い新潟においてはまだスタジアムに足を運ぶことが叶わないファン・サポーターも多く、スタジアムに来られなくとも楽しめるコンテンツの発信により力を入れ、制約が多い中でもクラブや選手を身近に感じてもらえる取り組みを継続してきました。それが功を奏し、BM面にも好影響を与え、クラブを強力に後押ししたものと推察されます。」
 
 J2の結果の詳細、優勝した新潟さんの分析記事は、このマネジメントカップ2021のレポートにあるそうです。このマネジメントカップでの岡山の今季の順位は11位(2020年は16位)と、ずっと中位です。さて、3位と順位が飛躍した今季の順位が来年何位になるのか楽しみですね。こういうところでも評価があがらないと、J1にふさわしいクラブにはなれないと思います。
 とにかく新潟さん、来季はJ1で暴れまくって下さい。市民クラブの象徴の存在、総合スポーツクラブの一つのお手本チームはやはりJ1にいなければなりません。クラブ経営の低迷で、クラブ社長に再登板された中野社長(当クラブでもリスペクト)もお喜びの事でしょう。今度は次につなげる承継者がテーマになってくるかもしれませんね。新潟さん、もうJ2には来ないで下さい。
J2新潟関連: / / / /  /  /  / /  /  / /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /  /
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