J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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Jリーグ・ディビジョン2を往く26

2022-12-16 00:01:13 | サッカー(J3以下・外国・他カテゴリ)

 リスペクトコラムです。
 今季も上位カテゴリへの昇格、下位カテゴリへの降格、いろいろありました。J3では下位への降格はなく、来季からの昇格参戦チームはありました。FC大阪さんと奈良さん。奈良さんは当ブログでも以前からリスペクトしています。そして、今季にJ3昇格1年目で優勝し、J2昇格を決めたチームがあります。それはいわきさん。その昔、J1優勝即優勝した柏の事を思い出しました。ガンバさんもそうだったかな。いわきさんもすごいと思います。福島ダービーを2試合DAZNで観ましたが、強かったですね、全然スタミナが落ちなかった印象です。J3優勝・J2昇格おめでとうございます。
 当ブログ的には今まで余り取り上げてこなかった存在ではありますが、J3昇格即優勝&J2昇格の快挙は目を見張るものです。なので、リスペクトさせていただきます。
  

【J3つかんだ頂点/上】いわきの強さ 最後まで落ちない運動量

【J3つかんだ頂点/上】いわきの強さ 最後まで落ちない運動量

 いわきFCはJ3初挑戦で優勝とJ2昇格を成し遂げた。鹿児島や松本山雅などJ2を経験した実力あるクラブを抑え、頂点に立てた要因はどこにあるのか。強さの理由や、J...

福島民友新聞社

 

【J3つかんだ頂点/上 いわきの強さ 最後まで落ちない運動量】
「今季72得点、23失点。得点の多さと失点の少なさはともにリーグ最高の数字だ。最後まで快進撃を続けたいわきのスタイルを象徴する合言葉として、「攻守一体」「ボール中心」「全員攻撃・全員守備」の三つが挙げられる。相手の攻撃をハイプレスで追い回し、自陣からは素早く敵陣にボールを送り込むスタイルを貫いた。狙いは、敵陣に攻撃か守備か判然としない「攻守一体」の状態を多くつくること。崩れた相手陣形の隙を、相手の帰陣よりも速く突くことが最大の目的だ。
 「攻守一体」を成り立たせたのは、「ボール中心」のコンパクトな陣形。攻撃の際も選手全員がボールサイドに寄った立ち位置をとり、奪われてもすぐに数的優位な状態からプレスを始める。村主(すぐり)博正監督は「選手には『自分たちの距離』を見つけようと話をしてきた」と明かす。
 コンパクトな陣形を保つために、選手の運動量と献身性は必須だった。「全員攻撃・全員守備」のプレーをこなせるかどうかが起用の最優先事項に据えられ、選手がその要求に応え続けたことが今季の躍進の土台にある。ハードワークで相手を上回り、運動量の落ちる後半に一気に攻略する展開が必勝パターンとなった。全得点の72%を後半に挙げた。」

【J3つかんだ頂点/下】いわき 試合数増、主力脅かす競争必要

【J3つかんだ頂点/下】いわき 試合数増、主力脅かす競争必要

 得意とする戦いに引きずり込むことで無類の強さを発揮したいわきだが、カテゴリーの上がるJ2で通用するかは未知の領域だ。試合数も今季より8試合増えるほか、天皇杯と...

福島民友新聞社

 

【J3つかんだ頂点/下 いわき 試合数増、主力脅かす競争必要】
「今季最終節のYS横浜戦、先制に成功したが、2点目が遠く引き分けた。攻め続け、放ったシュートは相手の3倍に迫る19本。引いて守る相手への決定力不足は、シーズンを通して選手の口から聞かれていた。その典型のような試合だった。
 村主(すぐり)博正監督は選手の組織力と攻撃回数を重視し、質に頼らない戦い方を目指している。YS横浜戦の課題も攻撃回数。「前半だけでもう4本はシュートを打てる選手がいた」と注文をつけた。ただ、増やしたチャンスを得点につなげられるかは選手の力量に懸かっている。指揮官も厳しさ増すJ2を「触れていたボールが触れなかったり、通っていたパスが通らなくなったり...。頑張っていてもやられてしまう」と分析し、選手に成長を求める。」

 いわきさんはハイプレスとカウンター攻撃のチームですね。「全員攻撃・全員守備」をするため、選手の運動量と献身性は必須という事ですが、それで筋トレなんですね。運動量の落ちる後半に一気に攻略する展開が必勝パターンとなり、全得点の72%を後半に挙げたとありますが、まるで森保ジャパンみたいですね。ただ、リーグ最多の得点数を誇っても、得点力不足とか。来季J2で戦うにあたり、前2列の戦力を整えるのかが課題でしょうね。いわきさんの強さの秘密は何なのか。

無名選手たちが成し遂げた最短J2昇格 いわきFCの「筋肉」「施設」だけでは片付けられない強さ - スポーツナビ

無名選手たちが成し遂げた最短J2昇格 いわきFCの「筋肉」「施設」だけでは片付けられない強さ - スポーツナビ

無名選手たちが成し遂げた最短J2昇格 いわきFCの「筋肉」「施設」だけでは片付けられない強さ

スポーツナビ

 

【無名選手たちが成し遂げた最短J2昇格 いわきFCの「筋肉」「施設」だけでは片付けられない強さ】
「いわきFCはアンダーアーマーの日本総代理店を務める「ドーム」社の子会社で、2016シーズンから現体制で活動を続けている。いわき市は福島県の「浜通り」に位置していて、浜通りは2011年3月の東日本大震災とそれに伴う原発事故で甚大な被害を被った地域。彼らはそんな地域における、復興のシンボルでもある。
〔日本のフィジカルスタンダードを変える〕
「彼らは「いわき市を東北一の都市にする」「日本のフィジカルスタンダードを変える」「人材育成と教育を中心に据える」という野心的なビジョンを掲げている。練習場やクラブハウスといったハードへの投資にも意欲的に取り組んできた。県リーグ、東北リーグ時代から既に「超地域リーグ級」の実力は見せていた。リーグ戦はJFL昇格を決めるまで4シーズンにわたって無敗。2017年には天皇杯2回戦でJ1のコンサドーレ札幌を下している。
 いわきFCへ加入した選手は見違えるほど筋骨隆々になり、しかも走れるようになる――。それは伝説であり定説だ。筆者は優勝を決めた直後、13日に開催されたSC相模原戦を取材したが、現場で会った知人は「ウオーミングアップの強度がJ1級だ」と驚いていた。
 「ただ筋肉を増やすだけ」ならば、それほど難しくはない。しかし彼らはボディビルダーやアメリカンフットボールのラインマンでなく、90分間スプリントや細かい動きを繰り返すサッカー選手だ。いわきFCの選手は相手に鋭く寄せる、ギリギリで止まる、方向を変えるといったサッカーの動きがしっかりできる。そうでなければJ2昇格という結果は出ない。
〔野心と熱が呼ぶ相乗効果〕
「ただサッカーの指導者ならば誰でも選手にハードワークは求めるし、そのためのアプローチも工夫しているはずだ。なぜいわきFCは選手を鍛え、成長させられるのか?それについて、宮本はこのように分析してくれた。
「ここにいる選手には野心、ここから這い上がっていこうという気持ちがあります。他のチームより全体練習のボリュームが多いと聞きますが、それでもみんなが自主練をやって、筋トレもチームと別に自分でやって……みたいな感じです。志の高い選手が多くて、『やれよ』と言われている選手をあまり見ません。試合に出たいし活躍したいし、早くJ1、J2に上がりたい――。そういう熱量をみんなが持っていて、それがいい相乗効果を生んで、本当に良いチーム、強いチームになっています」
 高レベルなトレーニングメニューと環境を用意し、そこに野心のある人材を集結させる。高い熱量を持った人間が同じ目的に向かう中で、相乗効果が生まれ、ハードワークのカルチャーが根付く。いわきFCの躍進を生んだのは、そのような人と人のケミストリーだ。」

 いわきさんと言えば、親会社のアンダーアーマー社。加入した選手は筋骨隆々になり、しかも走れるようになるのは伝説であり定説というのは面白い表現ですね。やっぱそういうイメージがありますね。筋トレでスタミナが増して、90分間走り切れる選手達。このコラムでは「異端クラブ」と表現していますが、当ブログも今治さんと同じそういう印象を持ってきました。
 福島県も愛媛県も決して人口が多くない県、そこに2つもJクラブがいるのか、県民クラブという存在を阻害する事にならないかと。ただ、最近のJ及びJを目指すクラブが増加している事もあり、ホームタウンの陣取合戦的な現象も起こっている中で、県民クラブという概念が徐々に薄れてきている感もあります。今後は1県1クラブではなく、複数のJクラブもしくはJを目指すクラブがあちこちに生まれていくのかもしれません。実際に地元岡山県でも、福山シティさんが頑張っておられる関係で、県南西部の井笠地域では徐々に福山さんの露出が増えてきています。
 そして、いわきさんは今月4日(日)に、いわき駅前大通りで優勝報告・昇格記念パレードが行われたそうです。
選手とスタッフ約40人が、いわき駅前からみずほ銀行いわき支店付近までの約150mを徒歩で往復したそうです。その後、いわき駅前の特設ステージで優勝報告会を開かれました。パレードには約2,000人が訪れたとか。いいですね、パレード。地元岡山でも桃太郎大通りで早く観たいものだ。

赤く染まる沿道 いわきFC優勝パレード 来期はJ2喜び分かち合う…磐城の甲子園準優勝以来|FNNプライムオンライン

赤く染まる沿道 いわきFC優勝パレード 来期はJ2喜び分かち合う…磐城の甲子園準優勝以来|FNNプライムオンライン

福島県いわき市のいわき駅前通りを赤く染めたいわきFCのサポーター。高齢女性:「おめでとー!(拍手)」祝福の中心には、J3優勝を果たしたいわきFCイレブンだ。2022年...

FNNプライムオンライン

 

J3いわき公式HP:https://iwakifc.com/
J3いわき関連③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220822
  〃    ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220505  
  〃    ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160121

#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

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