J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

1年で上へ24

2022-12-04 00:01:55 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 W杯では正GK権田選手が活躍しており、今回の決勝トーナメント進出に貢献していますが、その所属するJ1清水さんは今季J2への降格が決定してしまいました。過去を振り返ってみると、J2所属の選手が日本代表に選出されたのがある事はありましたが、ごくまれでした。山口選手とか遠藤選手とかもそうじゃなかったかなぁ。さて、権田選手は来季どうされるのかな。引手あまたでしょう。
 清水さんのJ2降格は2度目。オリ10でサッカー王国静岡県のJ1勢であり、今回は磐田さんと一緒にであり、ついにJ1から静岡県のチームが無くなってしまいました。先日も新国立競技場でクラブ創設30周年の記念試合を行い、5万6千人を集めたばかりでした。一体どうしてしまったのか。逆に来季のJ2は藤枝さんも含めて静岡県勢が3チームがいるので、かなり強烈です。

【清水】「このクラブはいつも現場だけが責任を取らされる」体質変わるどころかより深くなる闇 - J1 : 日刊スポーツ

【清水】「このクラブはいつも現場だけが責任を取らされる」体質変わるどころかより深くなる闇 - J1 : 日刊スポーツ

来季のJ1から静岡県勢クラブが史上初めて姿を消すことになった。今季のJ1は清水エスパルスが17位で、ジュビロ磐田が最下位。初の「J2ダブル降格」の屈辱となった… - 日刊ス...

nikkansports.com

 

【「このクラブはいつも現場だけが責任を取らされる」体質変わるどころかより深くなる闇】
「J2降格が決まった5日の北海道コンサドーレ札幌戦後、清水の大熊清ゼネラルマネジャー(58)は謝罪した。GM就任後の3年間は毎年残留争いで、過去最高の強化費を使ったクラブ創設30周年の節目に陥落。自身の去就については『クラブが判断する』と話すにとどめたが、監督人選や選手編成などを任されてきたGMの責任は大きいと言わざるを得ない。
 象徴的なのは監督交代だ。クラブは4年連続でシーズン途中に指揮官を解任した。明確なビジョンがある上での決断なら理解できる。だが、目先の結果しか求めていない中ではその先の上積みは期待できない。監督交代劇に振り回された選手の気持ちも考えてほしかった。
 そもそも、人選にも疑問が残った。平岡宏章監督(53)が契約解除となったのは5月下旬。後任は約3週間前から水面下で動いていたが、難航した。結果的に候補の3番手だった、ゼ・リカルド監督(51)に決めた。問題はごく限られた人だけで決めたことだ。Jリーグ指導歴がない指揮官の抜てきを不安視する声も少なくなかった。発表する直前まで後任を知らなかった強化部もいたという。多角的な視点で協議する場があってもよかったはずだ。
 今夏の補強も4億円近い資金を投じて攻撃的な選手だけを獲得した。フロントの総意は『点を取って勝つチームを目指す』。ただ、1度も勝てなかった9月以降は7戦15失点。残留へ負けられない終盤の戦いで失点を重ねたことが結果に響いた。失点数はリーグワースト3位の54。結果的に補強ポイントもずれていた。
 15年に初めてJ2に降格した。だが、クラブの体質は何も変わっていないどころか、より闇は深くなっているようにも見える。過去にクラブを去っていた監督や選手の言葉が印象に残っている。『このクラブはいつも現場だけが責任を取らされる』。そんな評判はサッカー界に広まっている。」
 
 GMは大熊さんだったんですね。大熊さんといえば、一時期J2岡山の監督に名前が挙がった方。果たして監督になっていたら、今はどういう景色だったのか。うーむ、記事ではGMの責任が大きいと言われているなぁ。4年連続のシーズン途中での監督解任ですか。監督交代劇が低迷の象徴という事ですが、人選でも今のリカルド監督は3番手だったとか。やはりここでも「監督」という要素の大きさが出てきますね。やはり監督なんだよなと思う。J2に落ちるのも、J1に上がれないのも。
 コラムではトップダウンが中心で、フロント内での意思の疎通ができておらず、強化の内容も偏っていて結果的に補強ポイントもずれていたとあります。やはり選手を取ればいいというものでもないか。あれだけ選手を取っても結果に結びつかなかったというのは、監督の力量もありますが、強化フロントと一体になっているか。一体となっていても結果が出ないのはもうそのものがダメという事になるのかな。清水さんも根が深いようですね。

【清水】一枚岩になれなかった原因考察 フロント、スポンサー、サポーター…すべての人が団結を - J1 : 日刊スポーツ

【清水】一枚岩になれなかった原因考察 フロント、スポンサー、サポーター…すべての人が団結を - J1 : 日刊スポーツ

来季のJ1から県勢クラブが史上初めて姿を消すことになった。清水エスパルスは今季17位でクラブ史上2度目のJ2降格。最下位で転落した磐田と史上初の「ダブル降格」… - 日刊ス...

nikkansports.com

 

【一枚岩になれなかった原因考察 フロント、スポンサー、サポーター…すべての人が団結を】
<選手とスタッフの「飽和状態」>
「今季の清水は『チーム』ではなく、ただの『グループ』だった。残留を争うライバルが終盤で勝ち点を積む中、清水は9月以降7戦勝ちなしで降格した。一時は11位まで浮上したチームが失速。空中分解とまではいかないが、残留争いを戦い抜く上で大事な一体感や結束力は足りなかった。
 要因は2つある。1つ目は選手とスタッフの『飽和状態』。外国籍選手は登録枠5人を上回る8人が在籍していた。ゼ・リカルド監督(51)の就任を機にブラジル人スタッフ3人も新たに加入。平岡宏章前監督(53)をサポートしていた日本人スタッフらの『居場所』はなくなった。練習場で新体制と旧体制が混在する光景は異様だった。
<大所帯引っ張る船頭がいない>
 2つ目は大所帯を引っ張る船頭がいなかったことだ。今季は日本代表GK権田修一(33)が主将に就任。試合でのビッグセーブで何度も救われた。だが、真のリーダーとはいえなかった。チームを束ねる立場でありながら、練習中に感情的になることもしばしばあったという。降格決定後、権田は言った。『僕が思っていたチームの引っ張り方とクラブが求めるやり方がリンクしなかった』。
 今季は権田とその他選手という構図になっていた。意見の食い違いやサッカー勘が違うことは当たり前。その状況を打破するべく、互いに意見をぶつけ合いながら進むのが本当のチームだろう。一丸で勝つためにピッチ内外で腹を割った話し合いができていたのか-。その環境はなかった。」
「今季、ロスタイムの失点で勝ち点が変わった試合は8試合。最大で勝ち点12を失った計算だ。課題だった試合終盤での戦い方は改善されなかった。白崎が言う『細かいところ』を真剣に話し合い、徹底できていれば結果は変わっていたのかもしれない。」

 2つ目の要因が気になるな。これを読むとあの権田選手がチームで孤立していた事になります。ビッグセーブをするが主将としては機能していなかった。代表GKがプレーしているのに失点数が多く、失点の仕方が良くないとは。練習中に感情的になると指摘だれる時点で、リーダーとして評価されていないという事になります。つまり、チームを導く鬼軍曹ではなく、孤立したうるさいベテランか。1つになれないチームはそりゃ結果は出せないでしょう。よく読むとフロントともずれていたようで、監督がフィットしていないだけでなく、主将もフィットしていなかったのか。まぁ降格するチームはこんなものか。
 1つ目の要因の外国人選手の飽和状態って、J1の最後の年の仙台さんがそうじゃなかったかな。確か、当時の監督の方針でどんどん獲れと言っていたんじゃないかな。ブラジル人選手がやたら多かったのは、昨季のJ1柏もそうで、低迷して降格候補に入っていました。外国人選手が多いという点はJ2岡山も同じかも。3位という結果だけは出せましたが。

 という事で、磐田さんとともに清水さんもJ2にやって来られます。権田選手、J1得点王のチアゴ・サンタナ選手はどうするのか。清水さんと言えば、J2岡山とかかわりが強いクラブですね。あの乾選手はどうするのか、J2の舞台で岡山と相対するのか。元岡山の片山選手は何とJ1柏に移籍となりましたね。岡山の新卒選手が柏に行くのは初のケースか。黄色い片山選手は楽しみです。他にも今まで清水絡みの選手の出入りが今まで目に付きましたが、清水色が強かった原強化部長が退任します。かつてはF東さん、昨季までは清水さん絡みの強化でしたが、同じカテゴリになったのでどうなるのか。
 ただ、清水さんは当ブログでも30年間見てきたオリ10の市民クラブ。しかも静岡県でサッカー王国のシンボルのような存在、J2は似合いません。1年でJ1に戻ってください。
J1清水関連⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20221006
  〃    ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220929
  〃    ⑬:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210702
  〃    ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210227
  〃    ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200811
  〃    ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180719
  〃    ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180517
  〃    ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161124
  〃    ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161111
  〃    ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151021

  〃    ⑤https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140214
  〃    ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120122
  〃    ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100715  
  〃    ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090707  
  〃    ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081020 
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする