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岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

Tリーグについて31

2022-12-14 00:01:09 | Tリーグ及びVリーグ関連等

 リスペクトコラムです。
 今季も変わらず、岡山リベッツの試合会場へ、観戦に、ボランティア(まだ今季1回だけですが)に足を運んでおります。今季は東京1強体制から、強さが分散し、岡山もプレーオフ進出のチャンスがあるぞと期待していた中、いいニュースが突如飛び込んできました。Tリーグ男子が6季目となる来季から2チーム増えて6チームになるとの事。女子は1チームずつ増えて6チームに増加していますが、今回男子が一気に2チーム増って、すごいサプライズです。今回参入が決まったのが静岡さんと金沢さん。都市部ではなく、地方都市ってのがいいですねぇ。まずは、静岡の新チームからリスペクトしていくとしましょう。

卓球Tリーグ男子 静岡「オクシズ」に新チーム誕生|あなたの静岡新聞|深堀り情報まとめ〈知っとこ〉

卓球Tリーグ男子 静岡「オクシズ」に新チーム誕生|あなたの静岡新聞|深堀り情報まとめ〈知っとこ〉

静岡市北部の中山間地「オクシズ」を拠点にする男子卓球チームが2023年シーズンから、卓球Tリーグ男子に参入します。運営会社「静岡オクシズUU」は地域密着型チーム&...

あなたの静岡新聞

 

【静岡オクシズUU「卓球で地域に貢献」 Tリーグ参戦を正式表明】
「静岡市北部の中山間地「オクシズ」を拠点に卓球Tリーグの男子チーム創設を目指し、7日に新規入会が承認された「静岡オクシズUU」(河村水稀代表)は8日、県庁で記者会見し、2023年シーズンからの参戦を正式表明した。チーム名は一般公募し2023年2月に決定する。」
「新チームは地域密着を掲げ、ジュニア育成や卓球イベントなどを通じて健康寿命の増進を図る。選手は基本的に市内に居住し、練習などはオクシズ地域の使われていない公共施設を利用できるよう調整を進めている。」
〔次代育成、中山間地活性化に期待〕
「静岡に卓球Tリーグの新チームが誕生する。7日のリーグ理事会で、運営会社「静岡オクシズUU」(河村水稀代表)の新規入会が認められた。同社は静岡市北部の中山間地「オクシズ」を拠点にした地域密着型チームを創設し多様な事業展開を構想する。競技人口で全国屈指を誇る静岡県内卓球界の発展と、人口減少が進む同地域の活性化が期待される。
 2021年度、静岡県の日本卓球協会登録人数は全国2位の1万5939人。東京五輪では水谷隼さん、伊藤美誠選手(スターツ)の磐田市出身ペアが史上初の金メダルを獲得した。もともと好選手を生み出す土壌がある中で、Tリーグチーム誕生はさらなる競技力強化につながりそうだ。 新チームは選手が静岡市内に住み、拠点施設で活動する方針。練習公開や講習会などを通じ、小中学生や高校生がプロのプレーを身近に感じる機会が生まれる。個々に活動するトップ選手を試合に合わせて集める形態のチームが多い中、リーグ関係者は「Tリーグの理想的な形」という。」
〔中山間地に新たな可能性 選手交流会など企画〕
「静岡オクシズUUはチーム運営と同時に、トップ選手との交流会なども随時企画していく考えだ。6月に実験的に開催したイベントには2日間で、県内外の小学生から社会人まで延べ約180人が参加した。」
静岡オクシズUU㈱公式HP:https://shizuokaokushizu-uu.jp/

 まず「オクシズ」って何? 何かの施設の名前?と思って調べてみました。オクシズ公式HP?によると、「奥静岡」地域の別称で、東西に広い静岡県のちょうど中間点にある静岡市の北側の地域ですね。中山間地域の様子で、人口減少という大きな課題を抱えているようです。広い面積を必要としない卓球という競技を通して、交流人口の拡大や地域の活性化を目指すとあります。
 実は静岡県内の卓球の競技人口は、なんと、全国2位のおよそ1万6,000人いるとか。東京五輪の水谷選手、伊藤選手も静岡県首出身で、多くの有望選手を育ててきた土壌があるそうです。
 Tリーグは初年度からチーム発足にあたり、その地元県協会等に声を掛けて、1つ1つチームを作り上げてきた印象があります。リベッツがある岡山県も、この記事によると、卓球伝来の地と言われており、競技人口は全国6位でサッカーや野球よりも多い土地柄。県内の中学校卓球部員数は全競技の中で2位とか。だからTリーグから声がかかっていたりしても思ってしまいます。
 通常はスポンサー絡みとか、観客数の期待値とかで大都市圏から声がかかっていきそうですが、Tリーグは逆でストーリーや環境重視なのかもしれない。そうだとしたら面白いスポーツですね。

 静岡県のプロスポーツ環境としては、サッカークラブの弱体化と、他競技の活発化が見られます。ご存じのとおり、オリジナル10を輩出したJリーグでは、J1のチームは無くなり、サッカー王国のカラーが薄れつつあります。それに代わって、新しいプロスポーツクラブが登場しています。B3リーグ、リーグワン、V1リーグなど。そしてTリーグが続く訳ですね。サッカー王国からスポーツ王国に変貌していっているのかもしれません。そして、次は金沢さん。

卓球Tリーグ男子、金沢に新チーム|スポーツ|石川のニュース|北國新聞

卓球Tリーグ男子、金沢に新チーム|スポーツ|石川のニュース|北國新聞

卓球Tリーグの坂井一也理事長は12日、オンラインで記者会見し…

北國新聞

 

【卓球Tリーグ男子、金沢に新チーム】
「卓球Tリーグの坂井一也理事長は12日、オンラインで記者会見し、金沢市が拠点の男子チームが2023~24年シーズンに新規参入すると発表した。北陸初のチーム誕生となる。来年1月ごろに新設見込みの金沢ポート(仮称)が運営し、名称は今後決まる。
 運営会社の代表には、遊学館高卓球部OBで清水スポーツ(金沢市)代表の西東輝氏(30)が就く。石川県卓球連盟はリーグ側の要望を受け、チーム発足の準備を進めてきた。主要スポンサーを確保しており、県関係選手を含めたチーム編成を見込んでいる。」

卓球Tリーグ新チーム名は「金沢ポート」 西東氏ら本社で意気込み「愛されるチームに」|社会|石川のニュース|北國新聞

卓球Tリーグ新チーム名は「金沢ポート」 西東氏ら本社で意気込み「愛されるチームに」|社会|石川のニュース|北國新聞

卓球Tリーグの男子チームを金沢に設立する運営会社の代表に就く…

北國新聞

 

【卓球Tリーグ新チーム名は「金沢ポート」 西東氏ら本社で意気込み「愛されるチームに」】
「卓球Tリーグの男子チームを金沢に設立する運営会社の代表に就く西東輝(さいとうあきら)氏(30)が13日、あいさつのため北國新聞社を訪れた。チーム名は運営会社名と同じ「金沢ポート」と登録申請する予定で、「石川ゆかりの選手にこだわり、地域に愛されるチームにしたい」と意気込みを示した。
 西東氏は北海道出身で、遊学館高、北陸大の卓球部でプレーし、現在は清水スポーツ(金沢市)の代表を務める。チーム設立については、リーグ関係者から「金沢で立ち上げたいとの話を10月下旬に受けた」と明かした。
 今月に入って申請し、約10日でのリーグ参入決定となった。西東氏は「正直なところ、申請が認められるか分からない状況だった。急なことで地元関係者を驚かせる結果になったと思う」としながら、「Tリーグの魅力を広め、石川県の競技力向上にもつなげたい」と語った。」

 情報によると、新チーム運営にあたって県卓球連盟の理事が代表を務める新たな会社が設立されたそうです。上の記事を見ても、リーグ側の要望があったとありますね。やはり、リーグ主体でチームを作っていっているのか。チーム名ですが、静岡さんは公募なのに金沢さんは会社名をそのまま使う様子。ポートって金沢港にちなんでいるのかな。申請して10日で参入が決まったって、無茶苦茶早いですね。やっぱリーグ主導で準備が進められてきたからなのか。静岡さんと比べて、まだ全然情報が無いですね。

 今回のニュースで、岡山にとって何が起こるのかですね。まずはポジティブ面。試合数が増えます。これはうれしい。他の3チームと比べて、少なくて残念に思っていましたが、単純に6割強増えますね。あとは試合の魅力アップ。何しろ今季までは対戦相手が3チームしかないので、すぐに同じ相手が来てしまい、新鮮味が薄れます。ただ、来季からはNPBと同じチーム相手。面白くなりますね。プレーオフも今の1位2位対決ではなく、NPBのクライマックスシリーズのように3チームでやるかもしれませんね。
 そしてネガティブ面。チーム数が増えるという事は選手の受け皿も増えるという事。今まで来てくれていた強い選手が岡山に来にくくなるかもしれません。特に世界ランカー。きちんと6クラブにまんべんなく来てくれるのかなぁとも思います。岡山はオリンピアンに縁が遠い存在でしたが、益々そうなるかもしれませんね。
 でも、やはり6チームの方がいいですね。ちょうどいい数ですよ。チームの本拠地で見ると、東高西低なのがちょっと気になる。関西に1チームも無いというのがねぇ。卓球人口少ないのかな。まぁとにかく楽しみです。チーム数が増える前に1回優勝しときましょう。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

 

コメント
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