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Bリーグについて78

2022-12-30 00:55:13 | バスケ(Bリーグ・代表等)

 リスペクトコラムです。
 Bリーグの島田チェアマンの「島田のマイク」を聴いているとたまに出てくるキーワードが「B.Hope」。リーグでの社会貢献活動で、Jリーグで言えばシャレンのような存在。前から知っており、そのうちリスペクトしなきゃと思っていて、なかなかリスペクトできていなかったのですが、また耳にしたので一気にやりました。Jリーグシャレンのような規模ではありませんが、立派な継続事業です。

B.LEAGUE HOPE | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

B.LEAGUE HOPE | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

B.LEAGUEはスポーツの力を通して、CSR活動「B.LEAGUE Hope」を推進していきます。B.LEAGUE Hopeは「SDGs」に向き合い、Planet・Peace・Peopleの3つの領域で社会に貢献してい...

B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

 

【未来へのパスをつなごう B.LEAGUE HOPE】
〔活動理念〕
B.LEAGUE HOPE それは、B.LEAGUE がつなぐ未来へのパス。
「スポーツの力」に対する社会・地域からの期待に応え続けるためにも、「スポーツエンターテイメントの革新」のみならず、「Social Innovationの実現」を目指し、ステークホルダーとともにさまざまな社会的責任活動を「B.LEAGUE Hope(B.Hope)」と称し、推進していきます。
〔リーグの活動 B.HOPE ACTION〕
B.LEAGUE Hopeでは、クラブ、選手、地域、パートナー企業、選手会の方々と共に活動を実施しています。
〔関連団体 RELATIONS〕
 これまでご一緒した活動事業等
 くるみの森スペシャルオリンピックス日本ソフトバンク(スマートコーチ)、難病の子どもとその家族へ夢を日本財団日本バスケットボール選手会Being ALIVE JapanNPO法人フローレンス

 まずはB.Hopeの公式HP。シンプルですが、わかりやすい。連携相手は、シャレンは行政とNPO法人ですが、B.Hopeは各種団体の存在が大きい印象があります。スポーツ団体でも地域課題を解決する社会貢献(連携)活動をここまでしっかりできているのはJとBの2つだけでしょう。
 クラブの活動を見ると、B1とBリーグだけでB3は無かったです。学校訪問、子ども食堂、清掃活動、フードドライブなどが中心ですかね。ぜひB3も掲載して欲しいですね。トライフープもしっかり実施しているはず。他に何か情報が無いかなと探していたら、いいコラムがありました。

Bリーグの社会的責任活動「B.HOPE」スポーツにとどまらないその取り組みとは?with Basketball

Bリーグの社会的責任活動「B.HOPE」スポーツにとどまらないその取り組みとは?with Basketball

2016年9月に幕を開けたBリーグ。地域に根ざした36チーム(B1・20、B2・16)による熱い戦いは年々人気が高まっている。このBリーグが設立当初から取り組んでいるのが、社会的...

4years

 

【Bリーグの社会的責任活動「B.HOPE」スポーツにとどまらないその取り組みとは?】
「Bリーグが設立当初から取り組んでいるのが、社会的責任活動の一環である『B.LEAGUE Hope』だ。この活動の中心にいる公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグの櫻井うららさんに話を聞いた。」
〔まったくの手探り状態からスタート〕
「『B.LEAGUE Hope』(以下B.Hope)の活動が始まったきっかけは、『我々はバスケットボールをやる団体ではない。バスケットボールという手法は使うが、社会的な意義を持たないと、存在する意義はない。だから、社会的な活動をしなければいけない』という思いからだった。」
「櫻井さんが中心となり、初めてB.Hopeの活動が行われたのは、Bリーグ初の開幕を目前に控えた2016年の夏。この時点ではまだB.Hopeは立ち上がっていなかったが、B.Hopeの活動領域である『Planet』『Peace』『People』の三つのうち、『Planet』にフォーカスし、集まった各チームの社長に、Bリーグが目指す社会的責任活動について話をした。
「地球が抱えている温暖化や気候変動といった環境問題を自分たちの問題だととらえ、その上でスポーツの力で何ができるか。そんなことを伝えたのですが、いきなり地球規模の話をされてもピンとこなかったのでしょう。ほとんどがポカンという感じでしたね」
〔理念や活動意義が選手に浸透してきた〕
「2017年1月にB.Hopeという傘ができると、その月に行われたオールスターゲームでは『People』に焦点を当て、小児難病の子どもたちをゲームに招待した。選手とハイタッチをするなど、日頃はバギーに乗って生活をしている子どもたちにとっては、特別な時間になった。だが一方で、専門的な団体からは「当事者だけでなく、家族に対してもそういう時間を作ることでこういう活動は成立する、という助言をいただきました』(櫻井さん)2018年のB2のファイナルでは、難病の子どもを亡くした母親が作っている和太鼓奏団に演奏の場を提供したのにとどまらず、その家族も招待した。」
「選手たちに浸透したきっかけは、2016年熊本地震の後に行った被災地の訪問だった。『事前に被災した地元の熊本ヴォルターズの選手たちから、実際にどうだったか話を聞いたことで、訪問する意味や意義がよく理解できたようです』
 B.Hopeでは、活動とともにその前後、つまり、どういう気持ちで活動をして、どういう気持ちで活動を終えたのか、を大事にしている。例年Bリーグがオフになる6月に、東日本大震災の復興支援活動を行っているが、その際も移動のバスの時間を使い、スタッフが「この取り組みの肝は何か』丁寧に説明しているという。甚大な被害を受けた宮城県名取市に震災後小学校ができ体育館のこけら落としとして子どもたちとプレーした際も、そこに行くだけではなく、足場ができたばかりの防波堤を見たり、地元の人から当時の状況を聞いたりした上で訪問している。
〔目指すべきはNBA選手の姿勢〕
「B.Hopeを推進していく上で、選手たちの生きた教材になっているのが、NBAが2005年に設立した『NBA Cares(NBAケアーズ)』という社会貢献プログラムだ。この活動を視察したのはBリーグ・競技運営・経営企画グループの堀内武蔵さん。
『2017年にニューオーリンズでオールスターゲームが行われたときに行ったのですが、2005年のハリケーンの爪痕が残る地で、学校の近くに遊具を作ろうと、雨の中でNBAのスーパースターたちが、当たり前のように作業をしていたのです』
 堀内さんは帰国するとその様子を選手たちに伝えた。堀内さんによると、選手たちは目指すNBA選手の競技面とは別の姿勢に感銘を受けたようで、『NBAケアーズの活動を知ることで、選手たちの中にB.Hopeの真の意義が芽生えました』。
 B.Hopeの活動では現地に行くと、先方が求めているものと想定しているものが違うことが少なくない。たとえば、熊本地震では『仮設住宅が必要』という目に見える問題に行きがちだが、被災地に赴き話を聞いてみると、『子どもたちが声を出して遊ぶことができない』という悩みに行き着く。それならば『子どもたちが思い切り遊べる場所、時間を作ろう」と、B.Hopeとして活動をはじめた。櫻井さんは『事務局で作ってきた企画をやるだけでなく、現地の空気を感じ、現地に合った活動を臨機応変にすることで、より意味のあるものになる』と言う。
 今後は、B.Hopeの認知度を高めたいと考えている。『コンテンツホルダーとしてBリーグの強みを活用しながら、国連などともつながっていきたいですね』
また、三つの『P』(『Planet』『Peace』『People』)に専門的にアクセスしながら、SDGs(2015年9月の国連サミットで採択された、2030年までによりよい世界を目指すための、持続可能な開発目標)にも目を向け、三つの『P』の活動をリンクさせていく。」

 この櫻井さんという担当の方は、Jリーグで言うと長崎さん出身の髙田理事かな。事業がスタートしたのはBリーグが開幕したタイミングだったのですね。つまり、新リーグ開幕と同時に実施された訳で、Jリーグとは違う。最もJリーグは30年前なので無理も無い。
 NBAケアーズという立派なお手本があるのも大きいですね。やはりアメリカはそういう文化がある。サッカーはヨーロッパなので、そこまでの文化は見当たらない。あるのかもしれませんが、リーグとしてはされていないのでは。NBAケアーズではリーグ×チーム×選手が三位一体となって10年間でチャリティ総額2億6千万ドル(約300億円)を集め、延べ330万時間の奉仕活動が行われ、世界26ヶ国970カ所に学び・遊び・そして住まいの場を建設してきたと報じられています。BリーグはJリーグシャレンを意識するのもいいですが、NBAケアーズ色を更に出していった方がいいのではないでしょうか。島田チェアマンの腕の見せ所ですね。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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