東京ヴェルディを参考に２６

　リスペクトコラムです。
　ヴェルディさんは当ブログにとってはＪリーグのルーツな存在。その存在感は重すぎます。'93年のマリノスさんとのＪリーグ開幕戦もインパクト強かったですが、実はその前年からＪリーグを観ています。第１回ナビスコ杯が'92年に開催されていますが、その初代王者がヴェルディさん。'93年のユニフォームからてかりを取ったシックなユニフォームでした。あの時はスポーツ新聞ばかり読んでいて、Ｊリーグ開幕に夢を託していたものでした。
　そんなヴェルディさんも、ナベツネ氏と川淵元チェアマンの確執から、チーム名の変更、ホームタウンの移転、経営危機によるＪリーグ直轄経営移行、Ｊ３降格危機とかなりドラマチックな30年でした。それでも当ブログにとって、ヴェルディさんはずっと輝く存在です。すっかり地域密着型クラブになってしまわれましたが、結果オーライではないですか。そんなヴェルディさんで、またしても素晴らしい取り組みを目にしました。

各ホームタウンでの障がい者スポーツ体験教室に東京ヴェルディの選手が参加しました | 東京ヴェルディ / Tokyo Verdy

【各ホームタウンでの障がい者スポーツ体験教室に東京ヴェルディの選手が参加しました】
「東京ヴェルディは各ホームタウンの行政や企業と連携して、障がい者スポーツの普及活動を年間150回以上実施しています。普段は、東京ヴェルディの普及コーチやチアダンスチームVERDY VENUSのメンバーが指導を担当していますが、9月から11月にかけてトップチームの選手も活動に参加しましたので、写真とともにご報告します。
■渋谷区 パラスポーツ体験教室
　主催：渋谷区　　　日時：2022年9月29日（木）14:00～15:00
　会場：渋谷区スポーツセンター　　　選手：稲見哲行 選手 / 宮本優 選手 / バスケスバイロン 選手
■日野市 障がい者スポーツ体験教室
　主催：日野市　　　日時：2022年11月8日（火）14:00～15:00
　会場：日野市市民の森ふれあいホール　　　選手：阪野豊史 選手 / 稲見哲行 選手
■足立区 障がい者スポーツ体験教室
　主催：足立区　　　日時：2022年11月15日（火）13:45～14:45
　会場：足立区総合スポーツセンター スペシャルクライフコート　　　選手：井出遥也 選手 / 宮本優 選手 / 西谷亮 選手
■北区 ユニバーサルスポーツ体験会
　主催：北区　　　協賛：川田テクノロジーズ株式会社 / 川田工業株式会社 / 川田建設株式会社
　日時：2022年11月16日（水）14:00～15:00　　　会場：北区赤羽体育館
　選手：小池純輝 選手 / 山越康平 選手 / 加藤蓮 選手
■京王せいせき・多摩市 障がい者スポーツ体験教室
　主催：京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター　　　共催：多摩市
　日時：2022年11月22日（火）14:00～15:00　　　会場：京王聖蹟桜ヶ丘ショッピングセンター アウラホール
　選手：奈良輪雄太 選手 / 佐藤久弥 選手
■稲城市 障がい者スポーツ体験教室
　主催：いなぎグリーンウェルネス財団　　　日時：2022年11月24日（木）13:00～14:30
　会場：稲城市総合体育館　　　選手：加藤弘堅 選手 / 河村慶人 選手」

　地元岡山も含めて、学校訪問はどのＪクラブもやっており、逆にやっていないところって、もう無いんじゃねと思う今日この頃です。早くから実施しているところか、まともにやり始めたのは実は最近というところか、当ブログはしっかり把握しているつもりです。前にも書きましたが、これからのＪクラブは通常の学校とかだけではなく、障がい者施設、支援学校、小児病棟など更にもう一歩福祉面で踏み込んだ施設にどこまで寄り添えるかだと思います。特に障がい者については、政府の方針で障がい者雇用の義務化が今後も進んで行くため、必須だと思います。お隣の広島さんでも、地域の障がい者が作られた商品の販売ブースがあったのを思い出しますね。そういう事を昔から積極的にされているところは川崎さんなど、当ブログで評価が高いところばかりです。
　うちは学校訪問を年間これくらいやってますというＰＲを見るたびに「よそも全然やってまっせ」と思うところですが、ヴェルディさんは障がい者スポーツの普及活動を年間150回とか。こっちの方が付加価値が高いなと。ヴェルディさんは地域貢献活動頑張っていますね。と思うような事例を見ました。

東京ヴェルディ新人選手による稲刈り体験会を実施しました | 東京ヴェルディ / Tokyo Verdy

【東京ヴェルディ新人選手による稲刈り体験会を実施しました】
「東京ヴェルディでは、11月2日（水）に、新人研修の一環として、2022シーズンに加入した新人8選手 (バスケスバイロン 選手、谷口栄斗 選手、稲見哲行 選手、加藤蓮 選手、河村慶人 選手、宮本優 選手、橋本陸斗 選手、西谷亮 選手）が、6月に植えたお米の収穫として、稲刈り体験会に参加しました。
　当日は雲一つない秋晴れとなり、稲を刈るには十分すぎるくらいの天候のもと、約1時間半かけて収穫作業を行いました。鎌で稲を根元から刈り上げ、稲束を担ぎ上げ、はさ掛けで自然乾燥するところまでを行ったところで終了。選手の皆さんも徐々に手際よく収穫作業を行い、終盤には持前のチームワークを発揮し、助け合いながら実施することができました。
　6月の田植え体験会～11月の稲刈り体験会まで、稲城市小田良土地区画整理組合様、小田良BASE様からの多大なるご協力のもと実施することができました。稲城小田良土地区画整理組合の皆様、小田良BASEの皆様、この度は貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございました！」

　東京ヴェルディ新人選手による田植え体験会を実施しました | 東京ヴェルディ / Tokyo Verdy

【東京ヴェルディ新人選手による田植え体験会を実施しました】
「東京ヴェルディでは、6月13日（月）に、新人研修の一環として、2022シーズンに加入した新人8選手 (バスケスバイロン選手、谷口栄斗選手、稲見哲行選手、加藤蓮選手、河村慶人選手、宮本優選手、橋本陸斗選手、西谷亮選手)が、稲城市内にある『小田良農園』でお米の田植え体験会に参加しました。
　当日は晴天に恵まれ、絶好の田植え日和となりました。選手は「おーきくなーれ」「おーきくなーれ」と唱えながら苗を植えたりと、和気あいあいとした雰囲気の中で、丁寧に苗を植えていました。」

　代表的なベガル田、ふろん田、モンテ棚田米の他に、福島さんや金沢さんでも田んぼ事業をやっている様子。ヴェルディさんは新人研修でされているところがいい。新人研修もスタジアムボランティアに同席したとかが多いし、コロナ禍時代に入ったくらいから、今やってんの？と思うようなところも見受けられます。
　特に農業県はＪＡさんとの関係が強いので、福島さんのレベルは求めませんが、田んぼ事業なり、何かしらの農業事業をやるべきです。そういえば、トライフープも何年か前に、稲刈りに行った動画を観た覚えがありますが、その後どうなのかな。全然やらないところよりは、手掛けたという事で付加価値は高いと思います。
　そして、ネタ帳を見ていたら、ヴェルディさんの好事例がいくつも出てきました。ちょっと古い情報になりましたが、いい機会なのでお届けします。

5/5（水・祝）スポーツ&SDGs普及イベント 『SDGs²スタジアム2021』開催のお知らせ | 東京ヴェルディ / Tokyo Verdy

【スポーツ&SDGs普及イベント 『SDGs²スタジアム2021』開催】
「■イベント名称　　SDGs²スタジアム2021（読み方：エスディージーズスタジアム）
　SDGsとはSUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALSの略ですが、東京ヴェルディの活動において『SDG』はもうひとつの意味を持ちます。Sはそのたのしさを伝えることが目的である『SPORTS』、Dは活動のテーマである『DIVERSITY』（多様性）、そしてGは私たちのコーチングスローガンのひとつである『GREEN』（右記ワードの頭文字：Grassroots / Respect / Education / Enjoy / Normalization）。これらのワードは、東京ヴェルディの活動の根幹をなすものです。
　このイベントを通してふたつの『SDG』をさらに普及していくという思いと、様々なパートナーとさらなる相乗効果を生み出していけるようにという願いを、『SDGs²スタジアム』というタイトルで表現しました。
　当日は、障がい者のある方もない方もご参加いただけるスポーツプログラム、知的障がい者サッカーエキシビションマッチ、オンラインスポーツプログラム、協賛企業によるSDGs関連イベントなどを準備しております。
　知的障がい者サッカーエキシビションマッチは、コロナ禍により中止になってしまった『もうひとつの高校選手権2020』に出場する予定だった東京都のチームが参加し、天然芝のフィールドでプレーします。今後、各アクティビティの詳細、協賛企業、後援などが決定次第、順次発表していきます。
　また4月下旬にはスポーツ庁、日本障がい者サッカー連盟、Jリーグ、協賛企業などのご協力のもと、東京都内にてキックオフトークセッションも開催予定です。
■開催日時（予定）　2021年5月5日（水・祝）9:00～15:00　　　■会場　　AGFフィールド（味の素スタジアム西競技場）
■開催目的　　　
　①より多くの人が『SDGs』を知り、自分たちの目標であると感じること
　②ともに未来へ進むパートナーの輪を、大きく強くすること
■アクティビティ（予定）
　・インクルーシブスポーツフェスタ　　障がいの有無に関わらず誰でも参加可能なスポーツプログラム
　・GREEN HEART CUP　　　知的障がいのある高校サッカー部によるエキシビションマッチ
　・ダンスパフォーマンス　　　VERDY VENUSやダウン症のある子どもたちによるパフォーマンス
　・オンラインスポーツプログラム　　　様々な理由で会場に来られない方を対象としたオンラインでのスポーツプログラム
　・協賛企業SDGs関連イベント（調整中）
■各アクティビティ参加料・入場料　　　無料」

　いいですね、ＳＤＧｓ。これだけ世の中でも、Ｊリーグでも普及してきたのに、クラブ主催できないところありますね。行政の担当課に来てやっていただくというのは、まさにどこででもやっといる事。札幌さんの事例だったかで書きましたが、クラブ主催でできるかどうかが、付加価値が高いか低いかで見てしまいますね。あくまで個人的主観です。
　ヴェルディさんいいですねー　SPORTS、DIVERSITY（多様性）、GREEN（スローガン）と、オリジナルでＳＤＧｓの意味を広げて解釈されています。ここでも障がい者支援をされていて、頭が下がりますね。もう１つは東京ならでは取り組みかな。

【東京Ｖ】「ＶＥＲＤＹ　ＲＡＤＩＯ（ヴェルディラジオ）」を運用開始　８日琉球戦から

【「ＶＥＲＤＹ　ＲＡＤＩＯ（ヴェルディラジオ）」を運用開始】
「Ｊ２東京Ｖは７日、リアルタイムスポーツ実況アプリ「ＧａｙａＲ（ガヤール）」の機能を活用した試合実況を、８日の琉球戦から「ＶＥＲＤＹ　ＲＡＤＩＯ（ヴェルディラジオ）」として運用開始することを発表した。
　クラブは「初めてスタジアムへ来場される方、サッカーを観戦する方へ向けたサービスとして運用し、スタジアムに居ながらにしてテレビ観戦と変わらない丁寧で親しみのある実況解説をお送りします。お聞きの皆様と実況・解説者の双方向のリアルタイムコミュニケーションが可能になり、スタジアムでの観戦をより楽しくしてくれるサービスです」とＰＲした。
　視聴にはリアルタイムスポーツ実況アプリ「ＧａｙａＲ（ガヤール）」のダウンロードが必須。ダウンロードＵＲＬやサービスの詳細はクラブ公式サイトで確認できる。」

　ＧａｙａＲを見てみました。仙台さん、リーグワンの東芝さん、Ｘリーグ公式、Ｘリーグの富士通さんが導入されていました。鎌倉インターナショナルさん（そのうちにリスペクトします）の名前も。まぁ地元岡山ではＲＳＫラジオさんが実況されていますね。
　ヴェルディさん、昨季の最後の方の試合で完敗してます。城福監督になってから追い上げがすごかったですが、ギリギリプレーオフに入れずでしたが、来季は強敵になりそうですね。
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