リスペクトコラムです。
遅くなりました。先日の2日深夜、カタールW杯の組み合わせ抽選が開催され、TVで流れた生中継を今回観る事ができました。深夜にたまたまタイミングが合って、特に日本のグループが決まるシーンを生で観れました。抽選の結果、日本はグループEでドイツ、スペイン、大陸間プレーオフ商社(コスタリカかニュージーランド)との対戦が決まりました。まさに死の組になりましたね。強豪との対戦にワクワクするという声もありますが、個人的には対戦相手よりも、成績が気になり、うーむ・・・グループ予選敗退、下手をしたら3戦全敗、1点を取れないまま恥をかいてカタールから帰ってくる事になるのではないかとネガティブなイメージを抱いてしまいました。
<グループステージ(グループE)>※( )はFIFAランク(日本は23位)
・第1戦 11月23日(水) 16:00[現地時間] vs ドイツ(12位)
・第2戦 11月27日(日) 13:00[現地時間] vs 大陸間プレーオフ勝者(ニュージーランド(101位)/コスタリカ(31位))
・第3戦 12月 1日(木) 22:00[現地時間] vs スペイン(7位)
前日に発表されたFIFAランクの結果でポッド3になった上で抽選が進み、上の組み合わせになりました。初戦はドイツが相手だとか。日本協会公式HPに、ノックアウトステージ(決勝トーナメント)以降の日程もあり、過去のW杯記事ではリスペクト掲載していましたが、今回はいいでしょう。上のリンク先を見てください。日本協会HPに各対戦国の分析記事(ドイツ/スペイン/PO勝者)が載っていたので、興味がある方はご覧ください。
これを見ると、PO勝者が一番気になりますね。ニュージーランドは101位で、日本は勝てそうですが、コスタリカはランクが近くて少し不気味ですね。Qolyに対戦国との過去成績(下記)が載っていました。所詮親善試合の結果なので余り当てになりません。半分観光がてらに入国した時もあったでしょうから。コスタリカの2002年の対戦結果に目が留まりました。他は日本の完勝ですが、この試合はドロー。調べてみると、2002年日韓W杯の出場国(グループステージ敗退)でした。本戦直前の対戦か、なるほどと。もしコスタリカになったら、運悪く負けて3戦全敗になる可能性がありますね。
〔ドイツ戦:1分け1敗〕
2004年12月16日:日本 0-3 ドイツ
2006年 5月30日:ドイツ 2-2 日本
〔コスタリカ戦:3勝1分け〕
1995年 8月 6日:日本 3-0 コスタリカ
2002年 4月17日:日本 1-1 コスタリカ
2014年 6月 2日:コスタリカ 1-3 日本
2018年 9月11日:日本 3-0 コスタリカ
〔ニュージーランド戦:3勝〕
2003年 6月18日:ニュージーランド 0-3 日本(コンフェデ)
2014年 3月 5日:日本 4-2 ニュージーランド
2017年10月 6日:日本 2-1 ニュージーランド
〔スペイン戦:1敗〕
2001年 4月25日:スペイン 1-0 日本
4チーム対戦時の過去記事(2006年以降)があったので貼ってみました。親善試合なのでどこまで役に立つかは不明ですが、何かの参考になるかも。思い出しました。2006年W杯では、直前6月のドイツ戦でピークが来てしまい、本戦でボロボロになってました。今の森保ジャパンのピークっていつなんだと。初戦のドイツ戦が理想でしょうが、ひょっとしたら最終予選の上位対決の時期だったりして。という事で、今回の組み合わせについて、当ブログでコメントをしてみます。いつものようにポジティブな見方と、ネガティブな見方で、フェアに両面から書いてみたいと思います。
〔ポジティブな見方〕
・結果はどうなろうと、ドイツとスペインとガチで対戦できるというのは素晴らしい事。勝負はやってみなければならない。
・今や日本人選手は欧州で活躍している。今回の森保ジャパンもほとんどが海外組なので、選手レベルでは引けを取らない。特にドイツは、ブンデスリーガでいつも試合しているのでリスペクトできている。勝機は十分にある。
・よく言われる1勝1敗1分ができれば、決勝トーナメントに行けるかもしれない。1勝はPO勝者、1敗はスペイン、1分はドイツと計算したら行けるじゃないか。初戦ドイツに引き分ければ行けると思いたい。
〔ネガティブな見方〕
・森保監督はこの組み合わせを聞いてホッとしているのではないか。同じグループリーグ敗退でも、緩いグループなら叩かれるが、死のグループなら余り批判は出ないだろう。ラッキーかもしれないと。
・PO勝者がコスタリカになれば、3連敗はおろか無得点で終わって、大恥をかく可能性がある。初出場だったフランスW杯の時もジャマイカに1点取っている。それを下回る可能性がある。
・世界を知らない森保監督が付け焼刃的に導入した4-3-3。世界の智将はどんなフォーメーションでも攻略法は頭に入っているはず。なので、あっさり4-3-3が崩壊させられ、慌てて元のフォーメーションに戻しても後の祭りかもしれない。
という感じでした。さて、今後は強化試合になりますね。欧州の2強と対戦するのに、日本協会は仮想ドイツや仮想スペインでマッチメックはできるのでしょうか。ここ数年は欧州と試合ができず、ほとんど欧州をリスペクトできていないので、かなり不安です。強化試合でも田嶋ジャパンは、縁起がいいからと埼スタの試合を増やそうとするのでは。国内ばかりで弱い相手ばかりの強化試合と壮行試合。それが結果的に世界レベルをほとんど体験できないまま、カタールに行って現実にぶち当たってボコられるかもしれません。
当ブログとしては、世界を知らない日本人監督が指揮を取っている時点で余り期待はしていませんでした。16強に行ったとしても、南アフリカW杯や前回同様に、苦し紛れの博打が上手くいっただけと認識すると思います。まぁそれでも、本大会に出れて良かった。日本を応援しますよ。博打でも何でも勝利は気持ちいいですから。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers