J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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選手・現場の声58

2022-04-17 00:55:48 | ファジアーノ岡山

 リスペクトコラムです。
 先日、J2岡山でアウェー山形戦が再試合になりました。主審のルール適用ミスのためだそうです。DAZNの「ジャッジリプレイ」という番組を時々観ていますが、たぶん今回の事象が取り上げられるだろうと思って観たら、やはり出ていました。前からこの番組も紹介しようと思っていましたが、ちょうどいいなと。今回の再試合事象のリスペクトに関して、まずは4月5日の報道から。こういう角度から行ってみたいと思います。
    
【J2山形-岡山の再試合決定 主審による競技規則適用ミス「結果に重大な影響を及ぼし得た」】
「Jリーグの臨時実行委員会と臨時理事会が5日に行われ、4日に山形で行われたJ2モンテディオ山形-ファジアーノ岡山(0-1)の試合を、担当審判の競技規則適用ミスが試合結果に影響を及ぼしたとして、再試合にすることを決定した。審判の規則適用ミスで再試合が行われるのは、Jリーグでは初めて。同試合は前半11分、山形のDF半田陸がGK後藤雅明にバックパスをした。だが、そのパスがゴール方向に転がり、後藤が慌ててゴールに戻り、手でボールをかきだした。
 競技規則では、バックパスをGKが手で扱った場合、岡山に間接フリーキックが与えられる。GKには懲戒の罰則は与えられないことになっているが、清水修平主審は後藤にレッドカードを出し退場になり、以降、山形は10人で戦うことになり、後半45分に岡山が決勝点を挙げ岡山が勝利していた。
 Jリーグでは日本サッカー協会(JFA)を通じ、国際サッカー評議会(IFAB)に確認したところ、『する事実についての主審の決定は最終であるが、本事象はサッカー競技規則に従っていないため、直ちに主審の決定を最終であるとはならない』との判断が下された。
 この日、臨時で実行委員会と理事会が行われ、『山形は約80分間にわたり、1人少ない状態で試合を行うことになり、試合の結果に重大な影響を及ぼし得た』とし、再試合になることが決定した。」

 

J2山形-岡山の再試合決定 主審による競技規則適用ミス「結果に重大な影響を及ぼし得た」 - J2 : 日刊スポーツ

Jリーグの臨時実行委員会と臨時理事会が5日に行われ、4日に山形で行われたJ2モンテディオ山形-ファジアーノ岡山(0-1)の試合を、担当審判の競技規則適用ミスが… - 日刊ス...

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明治安田生命J2リーグ 第8節 モンテディオ山形戦の再試合決定を受けて | ファジアーノ岡山 FAGIANO OKAYAMA

本日のJリーグ臨時実行委員会、および臨時理事会にて協議の結果、4月3日に開催された明治安田生命J2リーグ 第8節 モンテディオ山形vs.ファジアーノ岡山の試合が、担当審判員...

ファジアーノ岡山[Fagiano OKAYAMA]公式サイト

 

 今回の件は確かに難しい事例で間違えやすい事は理解できますが、主審、副審、第4の審判全員が適用ミスに気付かなかった点が大きいと思います。再試合の日程は今後、決定されるそうです。以前にJ2岡山の試合で雷雨で中止になった試合の再試合が開催された事を思い出します。あの時は途中からの試合再開でしたが、今回も同様(前半11分からの試合再開)ではないかと予想します。そして、DAZNの「ジャッジリプレイ」での見解です。
   
【ジャッジリプレイ」での主な内容】
 かなりのレアケース。レッドカードを出した事自体、ルール上で間違い。味方競技者から意図的に戻されたボールを手で触った場合、間接FKで罰せられると、競技規則に書かれている。弾いたという見方もあるが、手でプレーしたという事になるので、間接FKの条項に当てはまる。それに対する懲戒罰はイエローカード。
競技規則第12条 ファウルと不正行為
 GKが自分のPA内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接FKが与えられるが懲戒の罰則は与えられない』
 しかしながら今年の競技規則改正に『プレーが再開された後、他の競技者が触れる前にGKが再びボールを触れる反則の場合(手や腕によるよらないにかかわらず、相手の大きなチャンスとなる攻撃を阻止した、または相手の得点や決定的な得点の機会を阻止したのであれば懲戒の罰則となる)』と書いてある。
 セットでこれが書かれてあり、説明した後半の部分はFKやゴールキックをGKが蹴った後に、もう1回触ってしまう場合に懲戒の罰則が付く、ドグソもスパもある。ただ、今回の場合はただ単にバックパスなので、懲戒の罰則にはならないと書いてある。読んでいくと混同しがち。一緒に書いてあるので難しい。
 バックパスは足でコントロールし、GKに向かって意図的にボールを蹴ったと主審が認めたプレーであり、胸、頭、太ももでGKに返した場合はバックパスに当たらない。
 他に、単にバックパスを手で処理しただけではなく、まさにゴールに入りそうなボールを防ぐために手を使ったプレーという事になる。ぱっと見は決定的な得点機会の阻止(ドグソ)にも見えるが、GKへのバックパスには適用されない。GKはペナルティエリアで手が使える唯一の選手であり、手を使ったので間接FKのみで、ドグソには当たらないと解釈している。
 これはルールの適用ミスに該当する。FKが再開される前に、副審や第4の審判が間違っていると言えば収まっているので、審判団で協力ができなかったと言えるし、ルールに詳しい選手がいたら、その指摘で気が付けば変わっていたかもしれない。通常は起こりえない事象で、その場にいた人間が皆パニックに陥ったと言える。
引用:日本サッカー協会公式HP(サッカー競技規則)
   
 詳しく解説されていて、よくわかりました。ちなみに番組解説の中で出てくる「ドグソ(DOGSO)」は決定的得点機会をファウルで阻止することで、①ゴールとの距離、②プレーの方向、③守備側競技者の位置と数、④ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性の4つの条件が必要になるそうです。基本的に一発退場ですが、守備側競技者がボールにチャレンジしようとしたらドグソになってしまい、PKの場合はイエローカードになるとか。ジャッジリプレイでよく出てきます。
 また、「スパ(SPA)」は、大きな攻撃のチャンスをファウルによって阻止することです。半スポーツ的行為でイエローカードに該当するが、守備側競技者がボールにチャレンジしようとしたらスパになってしまい、PKの場合はイエローカードなしになるとか。

 勉強になりましたね。以前にジャッジリプレイを観ていて、ドグソとか専門用語が出てきましたが、イマイチわかっていなかったので、今回かなりリスペクトできて良かったです。まだ理解できていない部分もあり、怪しいですが。
 まだ、再試合がどうなるのか、動きが出ていませんね。前にも書きましたが、決まった事は決まった事。当ブログの見方は運も実力のうち、そんな不運を覆すくらいの結果を残せばいいと思っています。そうすれば、再試合になろうが、1つ負けようがそれらの結果を上回る、びくともしない強さがあればJ1に行けると思っているので。さて、今日のホーム新潟戦はどうなのでしょうか。
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

コメント
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