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選手・現場の声56

2021-02-21 00:01:22 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 さあ、いよいよ来週の金曜日にJ1リーグ開幕で、一足先に今日ゼロックススーパー杯がありました。その話題は後日。そうでした、今季からJ1でVARが1年遅れで再導入され、一足先に今日の試合で登場しました。コロナ禍の影響があったのか、そういえば昨季は世紀の誤審が無かったですね。いい事です。でも、人間が行うジャッジには常に判断ミスは起こるもので、ビデオ判定はスポーツ界ではすでにスタンダード。サッカー界は遅すぎるくらい。VARに関するコラムを見つけました。
   
【J1で再導入のVAR、JFAが求める理解とは? 「最小の干渉で、最大の利益を」】
〔今季のJ1では使用を中断したVARが再導入される予定〕
「16日に『2021判定基準(スタンダード)説明会』が行われ、JFA審判委員長である黛俊行氏、審判副委員長・Jリーグ審判デベロプメントシニアマネジャーを務める扇谷健司氏らが出席。プロフェッショナルレフェリー(PR)の面々も数名交えて、今年のレフェリングについて説明があった。
 扇谷氏によると、今年もJリーグでは昨年と同様に『激しくて、フェアで、エキサイティングなプレー』を求めていくという。主審には、“乱暴な行為やプレー”に対してしっかりと対応しつつ、“簡単に笛は吹かない”で見極めた判定が求められる。そのうえでJ1では、昨季新型コロナウイルスの影響もあり、使用を中断したビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が再導入される予定となっている。」
〔VARが遡ることができるのは、“攻撃のスピードが上がった地点”まで〕
「一方でVARに関して、“どこまで(プレーを)遡るのか”が大きな話題となっていた。昨年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝で、ヴィッセル神戸の得点がVAR介入の末に取り消されたのは記憶に新しい。これについて扇谷氏は、『“最終的な攻撃がどこからスタートしたか”が重要となってくる』と言及。具体的には、“攻撃のスピードが上がった地点”が基準になるという。得点の際にはこの地点までの確認作業を、主審とVAR側が交信をして必ず確認しており、今後J1での適用時も同じ手順を踏むことになるはずだ。
 さらに扇谷氏は、VARでオフサイドを判定する際にフィールド上に引くラインについて注意を促した。J1で採用されるのは『2Dライン」というもので、限られたカメラでのみ確認でき、フィールド上にしか直線を引くことができない。つまり、状況によっては正確に確認できないということだ。あくまで『“審判”のジャッジをサポートするものになる』ということを、扇谷氏は認識しておいてほしいと話している。
 国際審判として海外でも活躍しているPR主審の佐藤隆治氏は、『レフェリー側としてできることはきちっとプロトコルを守って、VARのフィロソフィー(最小の干渉で、最大の利益)を大事にしつつ、一つひとつ丁寧にやっていく』と決意を新たにしている。そのうえで、『VARは効果があるツール。一方で、副反応も存在する。サッカーに関わる方が、少しでもVARを正しく理解していただくことでその副反応を減らせると思う』と、万能ではないVARへの理解も求めていた。
 このように期待も不安もあるVARシステム。コロナ禍が続くなかで各審判員はトレーニングを積み、開幕へ準備を続けているという。負担が大きくなるレフェリーにとっては、今シーズンも試行錯誤の年になる。選手、メディア、サポーターは知識をアップデートしつつ、VAR導入で変化するレフェリングをともに見守っていく必要がありそうだ。」
引用:Football ZONE web

 Jリーグでは昨年と同様に『激しくて、フェアで、エキサイティングなプレー』を求めていき、簡単には笛を吹かない方針だそうですが、ひょっとしたら昨季誤審が少なかった遠因になっているかもしれません。コラムの内容は専門的なので余りコメントできませんが、今日のゼロックススーパー杯でも、問題なく運営できた様子ですね。
 ただ、世界のスポーツ界(特にテニス界)ではすでに自動判定(AIで即ジャッジ)の導入が始まっており、さあこれからビデオ判定導入だというのはもう遅い部類になっていっています。しかも最終的には主審の判断に任せるという、「正しいジャッジありき」ではなく「審判の存在ありき」というのも段々と時代遅れになっていっている気がします。昨季コロナ禍で導入が見合されましたが、今季Jリーグはしっかり約束を果たしてくれました。さて、今季J1ではどんな新しいドラマが展開されるのか。DAZNのジャッジリプレイが配信終了になる時代が早く来て欲しい。

VAR等関連⑮:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20210214
 〃    ⑭:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20201220
 〃    ⑬:
https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200209
 〃    ⑫:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200204
 〃    ⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190928
 〃    ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190523
 〃    ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190511
 〃    ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190510
 〃    ⑦https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180830
 〃    ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180523
 〃    ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171115
 〃    ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171025
 〃    ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170428
 〃    ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161216
 〃    ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160912
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers 

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