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日本サッカー協会の話題37

2018-08-30 00:01:56 | サッカー(日本代表、W杯等)

 リスペクトコラムです。
 先のW杯で発揮され、特に大きなトラブルもなく、これからのサッカー界を席巻していく存在のVAR(ビデオ判定)ですが、今後は、Jリーグも含めた日本の試合で、どのタイミングで導入されるのかが気になるところです。そんな中、スポニチで面白いコラムがありました。
   
【W杯で効果発揮のVAR、日本導入は?小川審判委員長「どこかでやらなければ」】
「日本サッカー協会は23日、レフェリーブリーフィングを行い、W杯ロシア大会のVARについて小川委員長が報告した。VARは同大会64試合で455回チェックが行われ、うち20回は試合を止めて主審が判断の材料に活用した。主審がピッチレベルのモニターを直接確認した(オンフィールドレビュー=OFR)のが16回、ピッチ外から無線によるアドバイスだけで判断したもの(VARオンリーレビュー)が4回で、判定が変更されたのは17回。内容はPKとなったのが9回、PKを取り消されたのが3回、退場の可能性があったが、警告にとどまったのがは2回、得点となったのが2回、警告の対象者が違っていたのが1回。逆に判定がそのままだった3のうち1回はPKの判定がそのまま、2回はPKではない判定がそのままだった。
 主審がモニターを見るために要した時間は平均86・5秒、PKは10年南アフリカ大会の15回、14年ブラジル大会の13回から倍増して29回に。うち9回がVARによってだ。
見えなかったことも重要な事象として判定できる』というのが目的だが、効果はあったといっていい。すでにヨーロッパでは、セリエAやリーガエスパニョーラでは導入されている。プレミアリーグでも準備が進んでいるという。アジアでも韓国やオーストラリア、中国がスタートしている。既に昨季から導入されているセリエAでは反則が8・8%、警告が14・7%、退場が6・4%減少、シミュレーションは43%も減ったというデータもある。」
引用:スポニチアネックス

 
記事では、効果抜群のVARを日本協会とJリーグが協力して準備を進めているが、、導入には莫大な費用と人員の育成が必要で簡単には踏み切れないと。ただ、日本協会審判委員会は「準備のための準備では駄目、どこかでやらなければ」と、早い導入に前向きのようです。
 
この記事ではマラドーナの神の手ゴールなど、人間が判定することで生まれるドラマがなくなってしまい、「サッカーの面白さが半減する」という見方を述べていますが、当ブログは首をかしげます。そもそも誤審が見過ごされていたのが問題な訳で、人間味もへったくれもないと思います。スポーツはルールに基づいて行われるもの。感動するからと、誤審があってもいいのではないかという考え方はおかしいと思います。
 あと、もう一つ思うのが、サッカー界の動きの遅さ。バレーやラグビーの現状と比べたら、その進化度は雲泥の差があります。どうしてこの競技はこんなに遅れているのでしょうか。ここは不思議な部分です。でも、どのみち東京五輪では普通に導入されている事でしょう。
VAR関連⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180523
 〃   ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171115
 〃   ④:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20171025
 〃   ③:
http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170428
 〃   ②:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161216
 〃   ①:http://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20160912

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