リスペクトコラムです。
今日夜J1リーグが開幕しました。フライデーナイトJリーグという事で、川崎対マリノス戦の1試合。古いJリーグサポとしては、趣深くDAZNで少し見させていただきました。川崎対横浜というカードは実は'93年リーグ開幕戦と同じカード。読売ヴェルディ(その後ヴェルディ川崎)対横浜マリノス(その後横浜F.マリノス)という2強の対戦。そして今日は現在の2強の対戦でした。'93年の時はマリノスさんが勝ちましたが、今回は川崎さんが2-0と快勝。今季も強そうです。
今季の台風の目は清水さん。監督や選手などハンパない補強をして、目を離せない存在。そんな清水さんのいい情報が報道されました。さすが、J1にふさわしいクラブだと感心させられる事例でした。
【清水ユニホームに「不思議のカンボジア王国」ロゴ】
「サッカーJ1清水エスパルスと、スポンサーを務める化学メーカーのタイカが22日、都内で会見し、今季のユニホームに、カンボジアの観光業界を応援するロゴ「Cambodia Kingdom of Wonder(不思議のカンボジア王国)」を入れると発表した。
Jリーグによると、ユニホームに他国の国名が掲載されるのは初めて。カンボジアで工場を運営している同社の鈴木大登社長は「コロナでカンボジアの観光は大きな影響を受けた。微力ながらお役に立てれば」と思いを語った。清水と協力し、現地の子供たちへのボール、スパイクの寄贈や、サッカークリニックを行う計画もあるという。」
引用:日刊スポーツ
ショーツ(パンツ)スポンサーにカンボジアのロゴですか、斬新ですね。ユニセフなど社会奉仕の組織・団体名が取り入れられるのは過去にもJ1クラブでありますが、国名というのは今まで無かったですね。例えると、欧州チャンピオンズリーグに出てくるメガクラブのパンツに日本国旗が入っているようなもの。極めて異例ですね。このタイカさんも自社のロゴではなく、カンボジアをPRするロゴを掲出するというのは素晴らしい事。清水さんの公式HPにしっかり情報が載っていました。
【ー清水エスパルスユニフォームにカンボジアへの応援メッセージを掲出ー 株式会社タイカ オフィシャルトップパートナー契約締結】
「エスパルスは、株式会社タイカとオフィシャルトップパートナー契約を締結し、新たにユニフォームショーツに広告を掲出することになり、2月22日に契約締結式を執り行いましたので、下記の通りお知らせいたします。今回の契約により、エスパルスのユニフォームショーツ広告に、『地域貢献』と同時に、『国際社会への貢献』も兼ね備える活動として、株式会社タイカが事業展開をしているカンボジアへの応援メッセージを掲出いたします。カンボジア政府公認でのJクラブのユニフォームへの表記は、初めての取り組みとなります。
契約内容 オフィシャルトップパートナー 『トップチーム・ユニフォームショーツ・前面』」
「広告掲出の背景
株式会社タイカは、2012年カンボジアのプノンペン経済特区に現地法人を設立して以来、雇用の創出や従業員の生活環境整備、人材育成など地域社会に貢献すると同時に、フットサルコートや筆記用具の寄贈をはじめ、ボルダリング大会の協賛などを通して、カンボジア経済の持続的成長に寄与してきました。
今回、エスパルスへの協賛という『地域貢献』と同時に、事業展開しているカンボジアの応援という『国際社会への貢献』も兼ね備え、また観光立国を目指すカンボジアの振興政策の一翼を担う活動として、今回を機に、『カンボジアと日本の架け橋』になればと強い思いで、応援ロゴを掲載することとなりました。
今後の具体的な取り組み
1.エスパルスユニフォームショーツ前面へのカンボジア応援ロゴ掲出
2.タイカとエスパルスとの共同事業として、カンボジアへのサッカーボールまたはスパイクを寄付
3.タイカとエスパルスとの共同事業として、カンボジア現地でサッカークリニック開催 (コロナウイルス終息後)
4.タイカ冠協賛エスパルスホームゲームでのカンボジア向け企画実施
5.その他、カンボジア振興に向けた事業」
「もともと我々は、1948年静岡県清水市で創業しましたが、地域社会への貢献という企業理念の下に5年前から清水エスパルスとのパートナー契約を締結しております。弊社の地域社会の活性化と国際社会への貢献という二つの理念を両立させ、ユニフォームへのカンボジア応援ロゴの掲載を決定いたしました。
きっかけは、昨年4月のカンボジア王国との意見交換の内容を拝見し、コロナの影響でカンボジアの観光客が激減し、観光業に従事する多くの企業が窮地に陥っている、また多くの失業者が出ていることを耳にしました。」
引用:J1清水公式HP
内容を読むと、その付加価値の高さがよくわかります。タイカさんだけでなく、クラブも一緒になってカンボジアの支援をされています。「地域貢献」と同時に、「国際社会への貢献」も兼ね備える活動というのが素晴らしい。中には商業活動やスポンサー対応に偏重しているような印象があるところもある中、清水さんは地域貢献と同時に国際社会への貢献活動をされています。外国人選手を登録して、SNSでの情報発信に期待するパターンとは全然違いますね。
きっかけは、カンボジア政府との意見交換があり、コロナ禍で観光客が激減し、観光業に従事する多くの企業が窮地に陥り、多くの失業者が出ていることを耳にして、今回の事業に踏み出したとか。
カンボジアといえば、本田代表監督。まだ退任していない様子なので、またW杯予選等で見る事があるでしょう。昔から日本とは何かしらの関係があるようですが、クラブ単位で支援が始まるという事で期待しています。
J1清水関連⑪:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20200811
〃 ⑩:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180719
〃 ⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20180517
〃 ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161124
〃 ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20161111
〃 ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151021
〃 ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20140214
〃 ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120122
〃 ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20100715
〃 ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20090707
〃 ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20081020
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