J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

岡山トップスポーツファミリー(ファジアーノ等)、スポーツ文化情報リスペクトブログ(共同運営)。

ようこそファジアーノへ92

2020-05-23 00:03:54 | ファジアーノ岡山

 リスペクトコラムです。
 先日、クラブから選手で作るチャリティーグッズが発売になるという情報が出ましたが、先日正式に発表になりました。喜山、田中、金山、上田4選手で細部まで協議して製作したようです。選手がここまで主体的になって実施した事業というのはクラブ史上初かもしれません。
   
【新型コロナウイルス対策支援 選手企画チャリティトートバッグ発売】
「4名の選手がWEB会議システムを利用し打ち合わせを重ね、デザインはもちろん、商品選定やサイズなど細部にこだわり完成しました。本グッズは「新型コロナウイルス対策支援チャリティグッズ」として、収益の一部を岡山県の『岡山県 新型コロナウイルス感染症対策「おかやま助け合い寄附金」に寄付させていただきます。寄付金は、「子どもたちに夢を!」のクラブ理念にそった、子どもたちのリモート学習の環境整備など新型コロナウイルス感染症対策に向けた施策にご活用いただければと考えております。」
「チャリティトートバッグ 3,960円(税込)
サイズ:縦32.5cm×横40cm×横マチ(開いたときの幅)20cm(持ち手25cm/外ポケット縦16cm×幅12cm/内ポケット縦15cm×幅20cm)
素材:帆布/持ち手・外ポケットはデニム
※イラストはデザインイメージです。仕様イメージが実物と若干異なる可能性があります。5月29日頃、商品写真を改めて掲載いたします。

■販売場所:ファジアーノ岡山オンラインショップ 、ファジスクエア
■受注期間:2020年5月25日(月)10:00~2020年6月7日(日)23:59
■お届け時期:2020年7月上旬予定~7月中旬頃予定 ※確定し次第、HPにてご案内いたします。
■企画:喜山康平選手、田中裕介選手、金山隼樹選手、上田康太選手
■デザイン:株式会社ルクス
■製作:株式会社アン・ドゥー

〔選手の想い〕
「僕たちはいつもたくさんの方々に支えられてサッカーができています。そこで今回の新型コロナウイルスの影響で困っている方々に対して、何かできることがないかと考えました。バッグのデザインに使用した『SEMPRE CON VOI(いつでもあなたと)』。”どんな時でもみんなで助け合っていこう”という想いと、”みんなが笑顔になれる日が早く来ますように“ との願いを込めて、このイタリア語の言葉を選びました。
 これは普段、僕たちがサッカーのなかでも大切にしているものです。いつも支えてくれているサポーター、スポンサーの皆さまとこの言葉を共有し、一緒に前進していきたい。そんな想いからチャリティグッズの制作をすることにしました。そして、僕たちの想いと願いを形にしたロゴ『SEMPRE CON VOI(いつでもあなたと)』という言葉の意味から、いつも持ち歩いていただけるようトートバッグを選びました。

〔デザインについて〕
「岡山の特色を出したいとの選手のアイデアから、株式会社アン・ドゥーにご協力いただき、色落ちしにくいデニムを手持ちとポケット部分に使用しています。 底の幅を広めにし、横にもマチがあるたっぷりサイズなので、皆さんの生活の中の様々なシーンでご使用いただけます。」
引用:J2岡山公式HP

【ファジ選手チャリティーグッズ考案 トートバッグ25日から販売】
「こだわったのは「岡山らしさ」。帆布をメインに仕立てられ、持ち手と裏面のポケットはデニム生地を使用。表面に大きく入れた「SEMPRE CON VOI」の文字は、イタリア語で「いつでもあなたと」を意味する。裏には4人の背番号を刺しゅうした。サイズは縦32・5センチ、横40センチ、マチ幅20センチ。価格は3960円(税込み)。」
引用:さんデジ

 公式HPのページ文章にも選手の思いがよく表れていますね。喜山選手は最初の入団時から馴染みがありますが、確かFWをしていた昔の時代に「ボランティアの皆さんは頑張っている。我々選手も何か手伝える事はないか」という内容を言ってくれたのを今でも覚えており、こういう貢献意識が高い選手と当ブログではリスペクトしています。
 通常はグッズのどこかにロゴやマスコットなど、クラブ取扱いがわかる目印が入っているのですが、どこにも見当たらないですね。これも岡山らしくないです(よくクラブがOKしたなと)。なぞの数字「814613」が気になると書いていたら、そうですか、4選手の背番号か、なるほど。これくらいデザインが良ければ、普段喜んで手にしたくなりますね。
 さて、「SEMPRE CON VOI」という聞きなれない言葉が登場したので、ネットでちょっと調べてみました。すると、イタリアで医療従事者の遺族を支援する基金の名前になっていました。選手がその情報を知っていたなど、関連があるのかどうか全くわかりませんが、いい言葉という事ですね。
   
【「トッズ」新型コロナで死亡した医療従事者の遺族を支援、基金を設立し約6億円を寄付】
 「トッズ(TOD'S)」グループ創業家のデラヴァッレ(Della Valle)一族が、新型コロナウイルスにより死亡した医療従事者の遺族を支援する基金「Sempre con Voi(日本語訳:いつもあなたと)」を設立した。
 基金はイタリア市民保護局によって運営。寄付は市民保護局が開設した口座で受け付けている。なおトッズ創業一族はブランドの従業員を代表し、基金に対して総額500万ユーロ(約6億円、1ユーロ=118円)の寄付を実施した。」
引用:FASHIONSNAP.COM

 当ブログでは最近、「思いやり」という言葉によく触れます。「距離感の近さ」「馴染みの強さ」を強く強調する言葉のつもりです。地域への思いやり、ファン・サポーターへの思いやりという意味で、「ホスピタリティ」を大きく超越するものだと個人的に認識しています。
 地元岡山も、選手が自主的に今回のような活動を行うのも大事ですが、クラブ自身でも地域やファン・サポーターに対して更に「思いやり」を持って欲しいと思っています。クラブ理念が「子どもたちに夢を!」だからと、子ども向けで完結するのではなく、地域や大人のファン・サポーター向けに自らもっともっと活動を増やして行って欲しいと思います。
 昨日もTVニュースで出ていましたが、今後は徐々に「医療従事者」から「医療・介護従事者」というとらえ方になってきます。まだどこのクラブも手をつけていない「フェイスシールド」を、スポンサー企業と共同で作り、クラブで寄贈するとか、子ども対象ではなく、広く一般向けにオンラインのサポミをやるとか、地域やファン・サポーター向けに「思いやり」を更に強めて欲しいと「個人的に」思っています。この週末にでもファジスクエアに行こうと思ったら、月曜日から?
#がんばろう日本 #ThankYouHealthcareWorkers #ThankYouCaregivers

コメント
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