J OKAYAMA ~岡山スポーツの桃源郷へ

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ファンサービスの一事例54

2016-05-25 00:01:35 | ファジアーノ岡山

 事例紹介コラムです。
 ここ最近、J2岡山でいい事例を見かけております。選手参加のサッカー検定と、岡山県インターハイデー「高校生イベント」です。どちらも昨年秋までの様子では見られなかったイベント内容です。やはり、何かはわかりませんが、去年の秋から少しずつ何かが変わっていっている印象が個人的に思います。まずはサッカー検定の選手参加です。まずは、先日のホーム愛媛戦についてのクラブ公式HP該当ページの抜粋です。
   
【5月22日愛媛FC戦:選手によるサッカー検定ブース訪問】
 今シーズンは試合当日のイベントとして従来のサイン会に加え、ファンと選手が触れ合えるポイントを増設。ホーム愛媛戦では、小学生対象のサッカー検定ブースに選手が訪問。参加する選手はベンチ入りしない選手が対象で、先行入場開始時にサイン会選手と同時に発表。
・対象試合 : 5月22日(日)ホーム愛媛戦(14:00キックオフ)
・実施場所 : シティライトスタジアム 芝生広場サッカー検定
・実施時間 : 13:00~13:30
・参加選手 : 最大2選手 
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fagiano-okayama.com/news/index.php?c=topics_view&pk=1463545597
   
 22日(日)のホーム愛媛戦ですが、14時のキックオフで、13:00から30分ですが、13:00に現地に到着。いつもならば浅口のメンバーさんに同行して、13時半くらいに到着するのですが、思い切って別便で行ってきました。それくらい興味があった訳ですか。
 すでにすごいギャラリーが集まっていました。見ると向こうにワイシャツ姿の2選手の姿。1人はあの加地選手。もう1人はすぐにわからなかったのですが、シマカズ氏から小林選手と教えてもらいました。加地選手が楽しそうにキックターゲットにボールを蹴りこんで湧いていたので、50点ポイントをゲットしたのではないでしょうか。
   
 あとは2人の選手が1人ずつ子ども達の対応をしてました。まずは受付へ行き、検定書をもらう。2選手がいるキックターゲットで2回ボールを蹴り、合計点を検定書に記入。その後はスピードガンとドリブル対決に行って終わり。キックターゲットに参加した子どもは選手から検定書を受け取りますが、2選手でサインを書いていました。お宝ですね。列もすごい列でした。松ちゃん君のジュニア兄弟が並んでいましたが。終了予定の13:30まで時間が無かったですが、それでも並んでいましたね。
 暑い日だったので、選手達もワイシャツ姿で大変だったと思いますが、表情を見る限りでは全く楽しそうでした。暑さよりも子ども達とのふれあいの方が大事だよという顔でした。本当にいい光景でした。

 当ブログでは大昔からホームイベントで、他のクラブではグッズ売り場に選手が登場したりしているので、ぜひ岡山でもそうしたり、樽募金に選手が立ったりすればいいのにと思っていました。でも、先日の豊川選手のレポ、この日の加地選手の表情を観ると、むしろこっちの方がいいのではないかと思いました。サイン会や記念撮影は、選手もよそ行きの顔で会話もそれほど多くは交わせませんが、サッカー検定だと素顔で触れ合え、楽しい会話ができたのではないでしょうか。何より選手も楽しめる、ファン・サポーターからパワーをもらえるのではないかと思いました。
 あと、今シーズンからフロントブログなど広報担当社員さんが変わったようですね。ブログを読む限り、ぐっとわかりやすく、親しみやすい内容になっており、価値観も共感できるところが多いと思います。これからも頑張って欲しいですね。以下は、フロントブログにあったホーム岐阜戦での様子です。以下、抜粋して紹介。

 ホーム岐阜戦で、豊川選手がゲリラ的にサッカー検定を訪問。豊川選手は、佐々木選手とともにスタジアムの上層階に行く別のイベントに参加しており、その時に上からスタジアム前の広場を見て、「キックターゲットある!子どもたちと遊びたいなー。行きたいなー」とコメント。その後、予定には無い電撃訪問を実行。キックターゲットで子どもたちと「勝負ね!」と対決。スーツ、革靴、いつもより小さいボールでしたが、一番難しい左隅の50点のところを一発で打ち抜き、子どもたちのハートもゲット。この時一番楽しそうだったのは、子どもたちではなく、豊川選手。控室に戻り「タオル無いー?」とビショビショにかいた汗がそれを物語っていましたとか。豊川選手は、ファジ丸ふわふわを見て、「あれ、入りたい!」と希望したそうですが、「大人はダメ!」と残念ながら却下されたとか。
フロントブログ該当記事:http://ameblo.jp/fagiano-front/entry-12161278273.html

 豊川選手のエピソードは、素顔がにじみ出る本当に素晴らしいものでした。当ブログではよく「馴染み」という言葉を使いますが、このエピソードだけでもいくらか心を掴めたと思います。今日晩のニュースで、香川選手が熊本をサプライズ訪問したとありましたが、豊川選手や加地選手の事も岡山の子ども達にとってはある意味サプライズで、「ファジの試合に行けば楽しい」と心で動かせるのではないでしょうか。
 ぜひ、今後もホーム戦では継続して欲しいですね。これからどんどん暑くなるし、ナイトゲームが増えてくると選手の顔も見にくくなりますが、それでも岡山の子ども達(周りの大人も)に夢を与えるためにできる範囲で続けて欲しいと思います。次は岡山県インターハイデー「高校生イベント」。抜粋して紹介。
          
【7月16日(土)ホーム札幌戦:岡山県インターハイデー「高校生イベント」募集】
 7月16日(土)のホーム札幌戦を「岡山県インターハイデー」として開催。岡山県インターハイデーでは、高校生の皆さまとともに試合前に実施するイベントを盛り上げる予定。フィールド内やファジステージ、スタジアム前広場テントブースなど、多くの部活動に活躍いただける場所を用意し、参加者を募集。
・日 時: 7月16日(土)ホーム札幌戦(キックオフ:19:00)
・会 場: シティライトスタジアム
〔イベント概要〕
・出演場所: 
①フィールド内
 吹奏楽やチアリーディング、ダンス、和太鼓などの演奏・演技。
 募集部活数:1部活
②ファジステージ
 吹奏楽やチアリーディング、ダンス、演劇などの演奏・演技

 募集部活数:最大5部活
③スタジアム前広場テントブース
 部活動での作成物の展示、お客様参加型イベントなどの実施

 募集部活数:最大6部活
④場内アナウンス体験
 
場内アナウンスをスタジアムDJとともに体験し、フィールド内でスタジアム大型ビジョンに映し出す映像を撮影

 募集部活数:1部活
クラブ公式HP該当ページ:http://www.fagiano-okayama.com/news/index.php?c=topics_view&pk=1463468613
同 応募要項:http://www.fagiano-okayama.com/pdf/20160716.pdf
中国総体公式HP:http://www.koukousoutai.com/2016soutai/

 いいですね。正直今まで10年間、冠といえばスポンサーというイメージがほとんどで、ここ数年スポンサーデーって余りやらなくなったなぁと思っていました。他のクラブはスポンサー以外の地元団体・組織で冠イベントをやっていたので、岡山もやったらいいのにと。あと、今までは高校生の出演といえば、スポンサーである岡山学芸館高校のイメージしか無かったですが、この日はたぶん学芸館以外の高校が出演するんだろうなと予想しています。確かにスポンサードは重要ですが、岡山には個性豊かな多くの高校があり、それらの高校にも門戸は開かれるべきと思います。そういった意味で今回、こうして学芸館以外の高校が出る事は素晴らしい企画だと思います。(ふたを開けてみたら学芸さんばっかりだったして・・・)
 ちなみに「部活動」といえば、某黄色いチームの「B to J」を思い出します。そういう意味では、某黄色いチームは付加価値が高かったですね。しかも選手主導の事業です。今年もやるそうですね。岡山の方もこの事業もぜひ続けて欲しいですね。

コメント
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