kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

ただ今でございます。

2007-03-27 | Weblog

ふ~~~~
同行者は私の両親ですから、普通の訳がない

本日のメインは母はもちろんまっちゃんも!

相手方との交渉窓口になっている大切なポジションにいるので、

今後の治療方針の全容は本人がボ~~~ッとしていて

分かってなくても前列にいなければいけません。

私は宴会部長なのでその場の雰囲気を持ち上げる役目、

そして、父は母の杖替わりと万が一の保証人として

どちらもサブです。

朝8時 ~ 午後2時までみっちり横浜市大病院に張り付き、

居る場所が決まっているのでふらふらも出来ず、

さすがに大きい病院は呼び出しにびくともしない人が

大勢いるので電子ベル(ポケベルのようなもの)を

夫々が持たされます。

血液検査する所は銀行の窓口のように電工掲示で番号呼び出し!

6ッカ所も横一列に並んでいて スゴッ

そのくせ売店は狭く、本当に必要なものを買うだけというもの。

院内は何時鳴るか分からない電子ベルを見つめる人、

春休みのせいか子どもさんの姿も多く、

電子ベルのメロディーが全員同じなので、

誰かが鳴れば皆で動き出すという怪奇現象も見られ、

(ショッピングに行って自分の呼び出し音を分かっていない人が

他人の携帯の呼び出し音に慌てるのと同じ光景

病院という所は病人じゃない人も待っている間に

げっそりさせる不思議な所です。

はじめに口腔外科の先生の聞き取り問診

その時本人の幾つかの疑問もスッキリと回答してもらえ、

『頬の傷の電気の走るような痛みは足の痺れと同じ現象で、

今まで滞っていた血流が流れはじめた良好な証し』との話しに

一同 良いことなんだ・・・本人も納得。。

CTを撮って、レントゲンを撮って・・・全て電子カルテなので

大きな袋を持ち歩くこともなくその点は便利です。

ただ時間が経つごとに増えていく売店の袋だけが邪魔なだけで

本番の鳥飼先生の診察はお昼を廻り、

内蔵は丈夫な母!時間になるとお腹が空いたを連呼。
今の口癖は「疲れたとお腹空いた
健康な証拠だ

相変わらず鳥飼先生の診察はアッサリしている

慣れないと患者も家族も迷走するはめになるが、

さとるのお陰で10年来のお付き合い

ひと言「じゃ!5月頃に手術しましょう

母の気にしている頬の傷も本人が先生に

「目立ちますよね?」とう問いにも、

うん 目立ちますよ~~

本当に素直に言ってくれるので、その後が大変
目立つ!!ということに
一瞬のうちに駆け抜けていった手術の話しに

当人でないものは簡単に言いますが、

今まで手術なんてしたことがない母はそれからテンション

しかし 復帰は早い!!おいしい御飯を食べたら

大丈夫!!今、日本でもトップクラスの腕の良い先生だから
家族は心配してないさ~~~

でも、帰宅して留守隊と合流の夕飯の席で

「今まで色々有り難う。

全身麻酔から目が覚めなかったらしょうがないけど、

口うるさいものが居なくなっていいかどうか分かりませんが

ま!お元気で・・・」

おいおい・・・ 今から何言ってるの??

後でさとるに色々教わるように言っておきました。

入院も3週間程度あるようで・・・

ある程度自由な身なのは私しかいませんので、

近くにウィクリーマンションを借りて

母の近くにいるようになると思います。

口では気丈なこと言いますが、

精神的ショックの大きさは計り知れず、傷物になった上、

不本意な手術を2度することになる母を

完全看護とはいえ、横浜の地に一人で置いておく訳には

家族としては出来ません。

事故後の家族の生活は、多くの試練がまだまだ続きます。

私も鍛えなくては・・・今日も午後からリハビリです。