kasaruの今日も有り難う

僧侶歴46年。講演依頼受付中
サルコイドーシス・バセドウ病の旦那
岡山へ就職長男23歳
アペール症候群次男19歳

正正堂堂

2006-01-04 | Weblog

人生においてかなり自分勝手に解釈していたことがある。

スポーツとはスポーツマンシップにのっとり正正堂堂と

競技することだと思っていた。

『 スポーツ-マンシップ [sportsmanship]

        スポーツマンの備えているべき精神。 』

私自身 以前も書きましたが 昔(そんなに昔じゃないよ

かじった程度ですが 剣道(初段)・ゴルフ(小○急の研修生合格)

サーフィン・ウインドサーフィン・BIKE(鈴鹿耐久レース、

走ってませんタイムキ-パーで)・など。。。
あ!子どもの小学校で 本格的綱引きもしたさ
こう書くと結構 私って体を動かすことは惜しまなかったのね
何時?何処で?無くしてきたんだろうか ま!いいか!!

その中で私はいつも 正正堂堂を心がけていた。

その時は自分が真っすぐならそれで良い!と思っていたが 

なんだか世間では そんな心を持ち合わせていない人が 

行なう側も、応援する側にもいるようで 

最近私は往生際が悪く 心痛まッてる次第です。

例えば 先日の大相撲で

圧倒的に強い「朝青龍」に対しテレビでは

クリアーに聞こえませんが、心ない日本人から

罵声を浴びせられ、日本人ではない王者に対する非難を受けての

優勝が、見せない涙を流したのを知った時。

プロ野球で相手の失態をなじる選手同士。

少年野球で 只好きだという理由だけでは選手になれない

友人の子どもの話を聞いた時。

紳士のスポーツだと信じていたゴルフで 隠れてボール位置を

直す人を目撃した時。

何より あからさまにボール以外に蹴りを入れるサッカー選手。

「しょうがない!」の一言で済んで欲しくないと思うのは

私だけでしょうか!?

もちろん『正正堂堂』戦う人たちが 大勢いることも重々承知。

ライバルがいてこそ 達成される記録があることも。。。

しかし、本来のスポーツ(スポーツだけではありませんが)とは 

この戦うべき相手はじつは 誰でもない自分自身だと思うのです。

勝てば、負けもあるというような 目に見えるものだけではなく、

「正生堂堂」とは態度が正しく、立派なさま。

公明正大で卑劣な手段をとらないさま。 この意味以外に

私は「自分自身に正直になる。」「自分自身を裏切らない。」

「どんな状況をも受け入れる。」ということ。

私は「正正堂堂」と 泣き・笑い 歩んでいきたいと思うのです。

皆さんの「正正堂堂」は何ですか?

写真の三人は 正直に生きています。。。

ちなみに「正正堂堂」は「正々堂々」とは書きません。