「片麻痺お気楽日記」左半身麻痺 主婦の日記

産後の脳出血での左半身麻痺主婦。日々の生活や、半身麻痺さんへのお役立ち情報等。

8月15日に思う

2024年08月15日 10時24分00秒 | 考える
子供の頃母が毎年、『全国戦没者追悼式典』にテレビのチャンネルを合わせ、黙祷をしていました。
私や妹も黙祷するように言われてました。

子供心に、気持ちが入らなかったと記憶しています。

でも、母や祖母にしてみれば、大事な兄と息子を戦争で亡くしているのだから、せめてこの時だけでも亡くした人を思いたかったのだと気づくのは、かなり後の事でした。

戦地それもフィリピンで戦争末期に亡くなっている私の伯父に当たる人です。

祖母は「行かせなければ良かった」との思いが強かったと聞きました。
伯父はまだ16歳だったからです。
それに双子で生まれたのに、もう1人は早くに亡くなったので、祖母はもう子供は亡くしたく無い思いが強かったのでしょう。

伯父は「上の兄さん2人がお国の為に兵隊として働いてるから僕も!」と強い思いで志願したそうです。
先に出征していた伯父2人は無事に帰って来ましたから、祖母は辛かったと思います。

母は、亡くなった伯父の事をよく話していました。
年の離れた兄姉より、年が近かった亡くなった伯父と、直ぐ上の兄・伯父の事は聞いてましたから。

鹿児島の空襲の話や、母自身がアメリカのグラマン機から機銃掃射を2回も受けた事等、夏になると聞かされたものです。

戦争が終わって79年。危うい平和の綱渡り状態が改善されて欲しいです。

パリオリンピックから帰国した卓球の早田選手が「知覧の特攻隊の記念館に行きたい」と言われ、話題になりました。

戦争は対岸の火事では無くて、この日本でも沢山の人が命を落としたのだと忘れてはならないと思います。

伯父のように出征した兵隊だけでなく、一般市民も多く亡くなったのです。

そしてウクライナやパレスチナで戦火から逃げ惑う人の事を想像しましょう。
かつて日本でも同じ事があった。
そしてそれが今起きたらどうしますか?

同じ地球の上で暮らす人間同士、普通の日常を送りたいではないですか。

ただでさえ自然災害が多い日本です。
戦争は人が起こす物です。
防ぐ努力をしないといけないのでは?と思ます。
たから、政治に関心を持たないといけないのです。

長崎市長は先の平和宣言で言われていました「地球人として」と。

そう地球人なんです、私達は。
その地球を壊してしまう兵器が使われないよう、戦没者の方々に代わり私達が「もう二度と起こらないように」していかないと。
まずは、関心を持つ事から始めてみて下さい。

今日という日に、思った事を並べてみました。

甲子園では優勝経験のある強豪校が負けてます。
新しい風が甲子園100周年の夏に吹いてるように感じます。

暑さと台風が、例年とは違う地方を襲う予報です。
皆様、ご安全に‼️

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