Eテレをよく観てると書いて来ました。
賀来千香子さんがMCの『あしたも晴れ〜人生レシピ』で2月の下旬にあった人生相談の回の内容が良かったです。
専門家として、僧侶で看護師の玉置妙憂さんと、精神科医の泉谷閑示さんがリモートで解説されてました。
スタジオには、相談者として青木さやかさん、黒沢かずこさんがいらしてました。
青木さんが、対人関係で悩むと相談されて、玉置さんが言われたのが「くれくれ人間から、するする人間になりましょう」でした。
○○して"くれ"、わかって"くれ"でなく、私という軸で相手に話す事が大事だと。
相手に悪く思われたくなくて、自分の思いを言わないで、わかってくれ、やってくれたら、では相手には伝わらないと。
子供の頃に(○○はダメ)の条件付けが、大人になっても残ると、相手に良く思われたいから、自分を出せないと。(青木さんの体験談から)
弱い自分、悪い自分を認め、好きな人にも見せる。自己肯定が大事なのだ、と。
更に青木さんが「不安が消えない。不安との向き合い方はありますか?」と尋ねました。
玉置さんは、【担当】という言葉を使われました。
「未来の不安は未来の自分に担当させる」まだ起きてもいない事への不安は、未来の自分が対応するのだと。今の事は、今の自分が集中するのだと。
悩み事のある人にありがちなのが、"悩んでる事で安心する"事だそうです。
悩みが多い人は、この考え方の癖に気づく事が大事だと。
直ぐに答えが出せない事、どうにもならない事を考えて頭から離れない時がありますね。
玉置さんは言われました。
「私達が一番苦手な事で、↑のような状態をそのままにしておく、という力が弱い」と。
「〜できるはずだ、とか引きずるのだと。
玉置さんは続けました。
「しょうがない」のだと。
投げやりでは無く、肝っ玉の座った「しょうがない」です、と。
泉谷さんが不安のメカニズムの解説をされていました。
「心」と「頭」が自分の中にあって、"不安"は「頭」で作られる、と言われました。
ここまでで、「!」となった所はありましたか?
なるほど〜と思う事は、まだ続きますが、今夜はここまで。
金曜日から寒気が入るそうです。
皆様、ご自愛下さいませ。