この編み方は、手前側(緑)と向こう側(白)を、どちらも表となるように同時に編んでいくやり方です。
糸を二本操って手前側は表編み、向こう側は裏編みで交互に編みます。模様を編み込んでも糸が裏に渡らないのでつっぱらないし、メリヤス編みにありがちな、編地がくるっと丸くなるということがないのでなかなかいいです。
手前側表編み
向こう側裏編み
模様を入れるには糸を入れ替えればいいだけです。
しかし、デザインがいまいち決まらなかった…。
何しろフェアアイルセーターを編んだ後の残り糸の始末ということで編み始めたマフラーで、最初はドット。NHK出版の「スウェーデンから届いたニット2」を参考に始めました。
表
裏
ここまで来て、残り糸感丸出しで、落ち着かずほどきました…。ドットが大きすぎたかも…。(参考にした本では青と白の二色です)
次に、だったら私の好きなカモフラ柄(迷彩柄)にしてみようと始めました。
表
裏。
迷彩というよりは春の霞って感じになりましたが、段染め糸で編んだの?と聞かれてガックリ…。デザインしていちいち目数数えて結構大変だったのに、段染め糸で一気に編んだのと変わらないのか…。
(なお、編みながら、アニマル柄が好きな人なら、黄色とこげ茶でトラ柄とか、キリン柄、とか白黒でシマウマ柄とかできるなと思いました。基本二色で、表裏ネガポジのように模様が出ます)
ということでまたほどいて、葉っぱ柄やウサギ柄を試して、最終的に一番上の丸三つの某ネズミキャラクターに近いのに落ち着きました。
しかし、ここにきて力尽きて(とうとう飽きて)、もう春だし、これは来シーズンに持ち越しになりそう。
ほどいてなければ出来上がっていた量を編みましたが、私の編み物は大抵途中でほどいて編み直しが多いです。今までずっと、編んだ数よりほどいた数のほうが多いかも orz 。
なおリバーシブル編みは、文化出版局「ニットであったか冬支度」林ことみ著、にも詳しく出ています。
私にも、残り糸利用のマフラーの編みかけがありますが、一生マフラーにならないことは太鼓判を押します。だいたい、マフラーもショールもうっとうしくて、あってもほとんど使わないんだもの(笑)。
やっぱりもったいなかったですかね…(^^;)。
迷彩柄は、このしんどさをあと4~5倍はしないと出来ない、と思ったら、嫌になったのですね…。(笑)
マフラーは寒いとき必携ですが、本当は一つあればいいんです(^^)。
そのほか編みかけで、針が付いたままの編み物が2種類カゴに入っています…。いつ片付くのやら…。