“遥か南の島”から、極東の島へと戻りました。
時差のため、まだ朦朧としています。
出かけている最中の新聞や雑誌に目を通していますが、ここにも微妙な時差があって(笑)、不思議な客観性が生まれ、読んでいるとかなり面白いです。
さて、今週の「読んで(書評を)書いた本」は、以下の通りです。
伊集院静
『なぎさホテル』 小学館
内田樹・成瀬雅春
『身体で考える』 マキノ出版
都築響一
『演歌よ今夜もありがとう』 平凡社
斉藤明美
『家の履歴書~男優・女優篇』 キネマ旬報社
細川布久子
『わたしの開高健』 集英社
じゃい
『稼ぐギャンブル』 太田出版
・・・・今週、私のイチオシは伊集院静さんの『なぎさホテル』。
随想なのに、まるで上質な私小説を読むような味わいがあります。
斉藤明美さんの『家の履歴書~男優・女優篇』は、いつも「週刊文春」で愛読している、家をめぐるインタビュー集です。
* 上記の本の書評は、発売中の『週刊新潮』(8月25日号)に
掲載されています。
