『トランスフォーマー ダークサイド・ムーン』3D版を観てきた。
製作:スティーブン・スピルバーグ、監督:マイケル・ベイ。
シリーズ3作目にして完結編となるが、視覚効果としてはこれが最高かもしれない。
何より3Dにおける実写とCGの組み合わせが素晴らしいのだ。
これはCGだろうと思わせる部分を、あえて実写で見せていたり。
中でも都市部でのムササビ飛行隊(勝手なネーミングです)には感激。
CGも本当に細かいところまで描いているから、理屈ではCGとわかりながら、感覚的には区別がつかなくなっていく。
“破壊神”みたいなショックウエーブの強さ、巨大ワーム型機械生命体の容赦のない破壊ぶりは圧巻だ。
もちろん勇者プティマスプライムや、かわいい黄色のバンブルビーの変身ぶり、戦いぶりも完ぺきです。
また、これまでのシリーズで謎だった部分も明らかになるストーリーには、しっかり奥行きがある。
ただ2時間34分はちょっと長いかも(笑)。
主人公サム(シャイア・ラブーフ)の就職活動など冗長なところもあり、途中までは「人間部分の話はもっとサクサク進めてくれい」と思った。
それと、今回のヒロインとなる、ロージー・ハンティトン=ホワイトリーっていう長い名前の女優さん。
いかにもモデルらしいすごいプロポーションなんだけど、演技は学芸会みたいで。
また、いかにもアメリカ映画っぽいブロンドのセクシー美女なんだけど、顔が“やせたIKKOさん”に見えちゃって困った。
いや、似てるんです、これが(笑)。
なにはともあれ完結編。
マイケル・ベイ監督のトランスフォーマー的“けれん味”も、これが最後だ。
2007年の1作目から4年間、十分楽しませていただきました。