ちょっと気が向いて本棚の整理をはじめたところ、
積み重なった本の奥からこんなCDが出てまいりました 
今やTVで引っ張りだこの梅沢富美男さん。
三十数年前、舞台役者だった彼に注目し、小椋佳さんに作品作りを頼み込んだのは
当時、キングレコード勤務の伊藤菊佳さんだったと聞いております。
そして・・小椋佳さん作詞作曲の『夢芝居』で歌手デビューなさった梅沢さんは、
女形の妖艶さと素のダンディーな姿のギャップもあり、
あっという間に注目を浴びるようになりました。
梅沢さんのディレクターとなった伊藤菊佳さんに声をかけていただき、
『華ざかり』そして『夢遊戯 (まどろみ)』
作詞をさせていただきました。
『華ざかり』という曲は・・・
梅沢さんがポリスターに移籍後、はじめてのシングル曲に選んでいただきました
赤坂のホテルで催された新曲披露会に招かれ、
作詞家として壇上に立った想い出が・・・
この写真のCDのタイトルは、『いちにん十色』
「梅沢富美男という男は一人で何人もの人物を演じられる素晴らしい役者である」
伊藤さんの想いがこもったタイトルのように思います
あらためてこのアルバムの曲リストを見て、
小椋佳さんをはじめ、著名な作詞家の方たちの中に名を連ねさせていただいていることに、
驚きを禁じえません 
しかも。なんと光栄なことに、『夢遊戯 (まどろみ)』という曲は
アルバム・全十曲の中のラスト
そういえば。
私は、この曲『夢遊戯』が以前から気になっておりました。
もう一度、聴きたかったのです。
ディレクターの伊藤菊佳さんのことを思いつつ、
久しぶりに聴いてみました。
伊藤さんに導かれ、書かせていただいた詩は、
当時二十代の自分が書いたとは思えないくらいの色香がございました・笑・
どこかに音源が残っているのであれば、
ぜひ、聴いてみてくださいませね
追伸
ソライロノタネさま、クリオさま、ネルさま
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