Le Petit Prince

星に願いを…

屈腱炎発症

2010年07月22日 21時15分46秒 | 【トライアンフマーチ】
10/7/20
屋外周回コースでハロン20秒程度のキャンター2000mと、屋内坂路コースでハロン14~15秒のキャンター1本を行っています。「変わらず好調ですね。踏み込みが深く、躍動感あふれる動きを見せていますよ。気性面の成長だけでなく、全身にいい筋肉がついて体つきも大人っぽくなってきています」(早来担当者)

10/7/22
昨日の運動後、右前脚に軽い腫れが見られたため、エコー検査を行ったところ屈腱炎を発症していることが判明しました。「それほど速い調教を行ったわけではないのですが、右前脚に軽い腫れがみられました。念のため検査を行ったところ範囲は広くないのですが、腱に20パーセントほどの損傷が確認されました。体調をよく見せていましたし、秋に備えていい調教を行えていただけにほんとうに残念です。ここまで素質を伸ばしてきた馬ですし、復帰を目指してしっかりと治療にあたっていきます」(早来担当者)屈腱炎の発症を受けて関係者で今後について協議を行いました。決して軽いものではありませんが、まだ4歳という若さとこれまでの実績を踏まえ、幹細胞移植手術を行うことになりました。悲願の重賞タイトルを目前にして残念ではありますが、時間をかけて再起を目指していきます。



しかし、まぁ…見事なコントラスト。
「不意を突かれる」というか、こういうのはホント…いつも忘れたころにやってくるね。
まさに一寸先は闇。
この世界では不思議な光景ではありませんし、私にとっても初めての体験ではないのですが、それでもやっぱりこの「やるせない」感情に慣れることはない。
この手の報せを受けたとき、自分の中でいつも逡巡するのですが正直「もう潮時かな」と、そう考える割合が大きくなっているのは否定できません(苦笑)

トライアンフに関しては再起を目指す方向のようですが、腱の損傷度合いから言えば「通常なら引退」レベルのようですし、まぁどっちに転ぶにしても長期戦になるのは間違いのないところ。自分なりに「待つ身の辛さ」も分かっているつもりだけに(ってか、どっちにしろ我々は待つだけなんだがw)
…この段階で腹は括っておこうと思っています。



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4 コメント

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原因 (kosmos)
2010-07-22 23:19:22
驚きました。
秋に向けてひと息を入れ、態勢を整えている段階での発症…。
牧場での15-15程度で発症しないとは言い切れないですが、まさかという感じです。
原因は1つではなく、複数の要因があってのことなんでしょうね…。
これだけというか、これからの馬なので、引退でも待つにしても難しい決断ですが、再起を目指すと決まったからには待つしかないですよね。
簡単ではないと思いますが、無事復帰してくれること期待してを待ちましょう。
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Unknown (TAKI)
2010-07-23 00:24:07
>kosmosさん
率直な気持ちとして「まさか…このタイミングで」というところでしたね。
この手の話は原因が特定できないのが世の常ですし、ただでさえ隠蔽体質がまかり通る商売ですからね(苦笑)
どの馬にもいつ起こるかわからないことだけに避けて通ることはできませんが、発症してしまえば後の祭りだけに、そう考えるといろいろ矛盾が生じてきて自分としては複雑な心境です。
(無茶苦茶な文章だなw)
真面目な話、このあたりが許容できなくなった人が撤退という方向に傾くのかな…と。

トライアンフに関しては、仮に無事に復帰できたとして…それはもうこの馬が歩んでいたであろう順調な「競走馬人生」とは違った物語が描かれることになったわけで、どんな結末が訪れようとも自分としては残念な気持ちには変わりありません。
その上で、奇跡の「超回復力」を期待している自分もいるんですけどね(笑)
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崖から突き落とされたようなショック (みどぐま)
2010-07-24 00:55:00
TAKIさんこんばんは。
コメント投稿、予定では9月頃までお休みのはずが・・・
前のクラブ(優駿)では、屈腱炎の仔を残して退会して後悔した事がありまして、今回初めて「待つ身の辛さ」の味を知る事に・・・
2年以上となれば、6~7歳
奇跡を信じたいですが、もうあの鬼脚が見られないと思うと切なくなります。
近くの神社へ、手術が成功するのを祈りに行きました。
気持ちをなるべく切り替える方向へ持っていく為、大好きなスピリタスを応援します。
安田記念前日に見た走りを、是非新潟で・・・
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みどぐまさん… (TAKI)
2010-08-04 01:27:40
ご無沙汰です(笑)
こんな形で再会することになろうとは…。

急転直下の悪夢だけに、なかなか受け入れ難いことではありましたが…「日にち薬」というか、とにかく時間こそが復帰への大きな足掛かりになりますからね。
ある意味、「待つことができる」我々は恵まれているのかも知れません。
(そうやって自分を慰めてみたw)

この馬の生命力なら奇跡もそんなに難しいことではないかも…。
そう感じさせる得体の知れないところがトライアンフにはありますから(笑)
自分もポジティブにいこうと思います
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