スピリタス復帰

本日、阪神競馬10Ｒ「武庫川Ｓ」にてスピリタスが復帰戦を迎えました。

昨年11月のノベンバーＳ６着以来の実戦に加え、ヒカルオオゾラという強力な存在がいるここは今後を占う上でも興味深い一戦だったのですが…

実に良い「試走」になりましたね………ブエナビスタの（笑）


　　

パドックに現れたスピリタス。
＋６キロの馬体重でしたが太目感はなく、見た目ではとても状態は良さそうに感じました。

　　　

そうは言っても、出走馬16頭中「最軽量」の438キロ。
小柄な馬に今日の馬場は堪えましたね（苦笑）

レースはまずまずのスタートを切るも序盤は後方に控える展開。
思ったほどペースも上がらず、元来の掛かり癖を覗かせるかと思いましたが…今日は妙に折り合いがついていた。
そのあたり、レース後の騎手談話「本来のリズムの良い走りではなかった」ということにつながっているのでしょう。
４コーナーも後方外目を回る展開で直線はそれなりに伸びてはいましたが、今日の阪神は先週以上に追い込みが効かない馬場（苦笑）
最後は好位を回った先行集団に差を開けられる形で５着に流れ込むのが精一杯。
いかにも休み明けといった内容でした。



それにしても勝ったヒカルオオゾラは強かったですね。
先行したヒカルオオゾラの上がりが「34.5」、後方からレースを進めたスピリタスの上がりは「34.3」。４角での位置取りの差を考えれば、どれだけ弾けてもあそこからヒカルオオゾラを捉えることは物理的に不可能だったと思われます（笑）
先行有利の馬場状態を差し引いても現状での力の差を見せつけられた格好ですね。

とはいえ、スピリタスも今日の阪神芝レース全出走馬中「最速」の上がりをマークしていたことは立派だと付け加えておきたい（笑）

休み明けを叩いた次は本来の行きっぷりも戻ってくることでしょうし、さらに弾けてくれるでしょう！
ここからの上昇に期待です（Ｔ）