明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

近代文学、再読週間

2009-08-11 01:28:25 | 
11日を頑張れば、もうお盆休みである。

残念ながら、全く仕事なし!!
完全に5日間休暇!!

フリーにとって、思い切り休めるというのは、「あんた、もうこの世の中で必要とされてないよ」と言われている気分になるものだ。
でも、自分だけじゃなく、世の中全体が不景気ムードなので、まだ救われる。

このお盆休みにすること。

・とっておきの「雁木」を開封する(雁木=酒の名前です)
・実家で焼肉パーティー(100g1000円の肉を食わせてくれます)
・マイホームの土地探し
・ギターの練習
・村上春樹の「1Q84」について夫と話し合う
・賞金稼ぎ

最後の賞金稼ぎとは、もちろんちょっと文章を書いて応募しようってやつだ。

いつもこんな適当な文章書いてるけど、実は、プロのライターです
本気で書けば、結構いいもの書ける……ハズ。

まあ、仕事以外で書こうというモチベーションが出来ただけでもよかったと思う。
やっぱりこうでなくっちゃね。

あと、本も少し読みたい。

夫が「近代文学のまだ読んでないやつを読もうかな」と言っていた。
まあ、夫も一般人よりは本を読んでいるほうだと思うけど、
「かおり、ディケンズって読んだことある?」
と聞いてくるくらいだからなー。
「クリスマスカロルとか、大いなる遺産とか?」
とすぐに答えられる自分が好き……

では、私の好きな、読んでほしい近代文学勝手にベストを。

<日本文学編>
1位 『正義と微笑』太宰治
2位 『路傍の石』山本有三
3位 『菜穂子』堀辰雄
4位 『雪国』川端康成
5位 『蘆刈』谷崎潤一郎

<海外文学編>
1位 『エミリー』シリーズ モンゴメリ
2位 『大地』パール・バック
3位 『ジェーン・エア』シャーロット・ブロンテ
4位 『若き詩人への手紙』リルケ
5位 『変身』カフカ

だいたい読んだことがある人だったら、
私という人間がなんとなくわかる選択だと思う……

この中で『菜穂子』が若干、異色な感じがするけれど、
これは大学3回のときに、半年くらいかけて研究していた作品なのだ。
自分が書く文体が完全に堀辰雄になるくらい、読み込んでいた

最近、私自身は、久しぶりにエミリーシリーズと、それからここには挙げなかったが、
漱石の作品を全部読み返したいなぁと思っている。
ちなみに漱石で好きなのは、『三四郎』『虞美人草』『草枕』である。

こういう文学について話し合える人がいたらいいんだけど……
まあ、残念ながらなかなかいないのである。

ひのきにも、最近、文学部っていないのよね。
っていうか、世の中に存在してるのか?文学部って……
もう過去の産物……?


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