家を見に行った。
今住んでいる町内に新しく建った(というか、これから建設)の一戸建て。
モデルルームのチラシが入っていたので、夫と見に行った。
予算を1000万くらいオーバーしていたけれど、無理したら買えない額でもなかったので、私はいいかなぁと思ったのだけど、彼はそうでもないようで。
モデルルームはとても良かったのだけど。
「ロマンがない!」と彼。
どんなロマンを追っているのだか……
それどころか、「やっぱり家って高いな……」と、若干尻込み。
私は予算オーバーでも「あ、無理したらこんな高い家でも買えるんだ!」と未来に希望をもったのだが、彼は反対に「家って、こんなにするんや……」と思ったようだった。
私がそれを指摘してちょっと非難すると、
これから自分がどこまで給料が伸びるかもわからない、今の会社を続けられるかもわからないのに、無理はできない、と言うのだ。
そんなこと言ってたら、一生家なんて買えないよ!と非難すると、
「男は責任が違うからいろいろ考えるねん」と言う。
カチンときた。
そういうことを言われたくないから、こんな老体にムチ打って働いて、1円たりとも彼の世話にはならねえ!と頑張ってきたのに。
とは言え、物書きなんて水商売だから、明日はどうなるかわからない。
結局、彼に頼っているところもあるのかもしれないな(精神的に)と思い、反省もした。
私が黙っていると、
「怒ったん?」と彼。
「いや。あなたがそういうスタンスなら、自分がもっと稼いで買ってやろうと思って」
と言ったら、嬉しそうに笑った。
「いいな、それ」と。
いや、ホントに。
彼に頼るのが無理なら、自分で稼いで買えばいいのだ。
貯金もしたことないくせに、そんなことを思う
でも、今の我が家に帰って来ると、二人とも言った。
「やっぱりこの家がいいなぁ」と。
窓の外の田んぼの稲は、青々として。
風は心地良く、熱帯夜知らず。
決して新しくもお洒落でもないけど、私たちと相性の良い家。
そうか。
どんなにお洒落な素敵な家でも、相性のいい家には叶わない。
今度もそんな家を探そう。
初めてこの家に来た時、二人とも『絶対的に』この家がいいと思った。
今まで見た家のどれにも感じなかった愛情を感じた。
もう他を見るまでもなかった。
その感性が二人ぴったり合っていたことも嬉しかった。
これからいろんな家を見ていくから、いつかまた「ああ、ここだ!」と思えるような家に出会えるのだと思う。
そう思うと、すごく楽しみだ。
次に出会う家が、本当の「我が家」になる。
今住んでいる町内に新しく建った(というか、これから建設)の一戸建て。
モデルルームのチラシが入っていたので、夫と見に行った。
予算を1000万くらいオーバーしていたけれど、無理したら買えない額でもなかったので、私はいいかなぁと思ったのだけど、彼はそうでもないようで。
モデルルームはとても良かったのだけど。
「ロマンがない!」と彼。
どんなロマンを追っているのだか……
それどころか、「やっぱり家って高いな……」と、若干尻込み。
私は予算オーバーでも「あ、無理したらこんな高い家でも買えるんだ!」と未来に希望をもったのだが、彼は反対に「家って、こんなにするんや……」と思ったようだった。
私がそれを指摘してちょっと非難すると、
これから自分がどこまで給料が伸びるかもわからない、今の会社を続けられるかもわからないのに、無理はできない、と言うのだ。
そんなこと言ってたら、一生家なんて買えないよ!と非難すると、
「男は責任が違うからいろいろ考えるねん」と言う。
カチンときた。
そういうことを言われたくないから、こんな老体にムチ打って働いて、1円たりとも彼の世話にはならねえ!と頑張ってきたのに。
とは言え、物書きなんて水商売だから、明日はどうなるかわからない。
結局、彼に頼っているところもあるのかもしれないな(精神的に)と思い、反省もした。
私が黙っていると、
「怒ったん?」と彼。
「いや。あなたがそういうスタンスなら、自分がもっと稼いで買ってやろうと思って」
と言ったら、嬉しそうに笑った。
「いいな、それ」と。
いや、ホントに。
彼に頼るのが無理なら、自分で稼いで買えばいいのだ。
貯金もしたことないくせに、そんなことを思う
でも、今の我が家に帰って来ると、二人とも言った。
「やっぱりこの家がいいなぁ」と。
窓の外の田んぼの稲は、青々として。
風は心地良く、熱帯夜知らず。
決して新しくもお洒落でもないけど、私たちと相性の良い家。
そうか。
どんなにお洒落な素敵な家でも、相性のいい家には叶わない。
今度もそんな家を探そう。
初めてこの家に来た時、二人とも『絶対的に』この家がいいと思った。
今まで見た家のどれにも感じなかった愛情を感じた。
もう他を見るまでもなかった。
その感性が二人ぴったり合っていたことも嬉しかった。
これからいろんな家を見ていくから、いつかまた「ああ、ここだ!」と思えるような家に出会えるのだと思う。
そう思うと、すごく楽しみだ。
次に出会う家が、本当の「我が家」になる。
家はやっぱり、毎日過ごすことになるから、ムリも妥協もしたくなかった。
ウチは中古住宅を買ったけど、ココに出会うまで何軒見に行ったことか・・・(-_-;)
狭い家だけど、国道は近いし、普段はチャリで全てが事足りる。
窓が大きいから冬はぽかぽか、夏も風が通る。
ま、後は私に片付ける能力があれば完璧なのだけど・・・。
いい家に出会えるといいね♪
我が家もそろそろ老朽化してきたので、自分でぼちぼちリフォーム中。
家はね、対話できるものがいいよ。
長年使ってるとね、柱の1本にも、良く頑張ってくれたねって声をかけたくなるんだ。
今、下駄箱をリフォームしてるんだけど、僕らの臭い靴に長年良く耐えてくれましたって言いながら作業してるよ(笑)
お二人が素敵な家に出会いますように。
私も、家族3人、そして実家の母も住める一戸建て、と
時々中高物件をみてまわります。
でも、わが家へ戻ると、やっぱりここが落ちつく。
毎日暮らしていたら、気に入った空間ができるよね、
例えば、うちは、お風呂がタイル張りで窓があること。
仕事部屋に窓が南と西にあって、目の前に一年中六甲山脈が望めることなんだ。
そんな風に思ったら、ここを手放してしまうことも惜しくなるんだよね。♪
sさんの気持ちはよくわかるわ
毎日過ごす場所だから、やっぱり妥協はしたくないですね。
私も新築じゃなくてもいいかなと思っています。
「ここ!」と思える家であれば……。
また報告しますね。
>シューさん
素敵なエピソードをありがとうございました。
「家は対話できるものがいい」
この言葉、すごく好きです。
私も帰ってきたときに「おかえり」と言ってくれるような家がいいと、ずっと思っていました!
シューさんのおうちも幸せですね。
>アンデルさん
あなたの仕事部屋を一度訪れてみたいです。
六甲山を見ながら仕事ができるなんて、いいなぁ。
住み慣れた家はやっぱり自分の一部みたいになってしまって、離れるのが惜しいね。
でも、またいい家に出会えるかも……。
私もまた探しに行きます。