サントリーでは、ウイスキーを寝かせていた樽を使って家具を作っている。
元々、樽は上質のオーク材でできているため、自ずからその家具も上質の風合いが出る。
この家具が欲しくて、欲しくて、新居に引っ越すとき、座卓を注文した。
彼と意見は一致。
テーブルでは人をたくさん呼べない。
うちはいつもたくさんの人が集まる「家」にしたいから、テーブルではなく、座卓にしよう。それも少し大きめの。
二人でウイスキー樽の木で作った家具を見に行った。
仕上げ方によって、風合いが変わる。
私たちが気に入ったのは、「う作り」というもの。
ウイスキー樽の木の風合いがそのまま残る。
でも、お値段もその分高い。
「蔵之介」と名前のついた、そのシリーズの座卓を「う作り」でオーダー。
家の家具は私が全部持っていたので、初めて買った二人の家具だ。
1つ1つ手作りなので、注文から時間がかかる。
3月半ば、ようやく届くかと思った矢先、
「すみません、座卓なのにテーブルを作ってしまいました」
との謝りの電話が・・・
もちろん、作りなおしてくれるということだったが、さらに1ヶ月待たなくてはならない。
彼と二人、がっかりしていたら、さすがサントリー!
翌日にはお詫びのウイスキーが届いた。
樽出生原酒の8年と15年の2本。(1本190ml)
山崎のウイスキー工場に行けば買えるが、酒屋に売っているようなものではないので、彼と大喜び。
早速飲んだら・・・まぁ、この15年の旨いこと、旨いこと。
この間、工場へ行って値段をチェックしたら、この15年はたった190mlなのに3500円以上していた!!
そりゃ、美味しいはずだなぁ。
そんなわけで、上等のウイスキーが手に入ったのはよかったが、座卓がないと食事の時にとにかく不便。
そんな日々が1ヶ月も続いた。
そして、ようやく昨日、座卓が届いた!
ちゃんと中に運びいれた後に、天板と脚を組み立ててくれる。
その間中、彼とわくわくして見ていた。
座卓が出来上がり、運んできてくれたおじさんが帰ると、二人とも小躍り。
天板を撫でる、撫でる。
そして、二人同時に言った。
「あー! ウイスキー工場の匂い!!」
何十年もウイスキーを寝かせていた「揺りかご」は、こうして形を変えて、私たちの家に来た。
だけど、滲み込んだウイスキーの香りは変わらなかった。
もうそれは、樽の一部。
思い切りウイスキーの匂いを吸い込みながら、ドラマティックな樽の運命に感動していた。
蔵之介は、最初はよそよそしかったが、2時間もしないうちに、すっかり「うちの子」になった。
ああ、また一生かけて愛してやれるものが1つ増えたと思った。
それは私にとって幸福以外の何ものでもない。
こいつが、蔵之介。
最初の食卓は、いつもの「おうち居酒屋」
これが実は「昼ごはん」ってとこが素敵(笑)
土日の我が家は昼間っから居酒屋メニュー。
窓の外を見れば、青い空をバックに洗濯物がゆらゆら。
「この図って、幸せの象徴だといつも思う」
と私が言うと、彼も「そうやなぁ」とうなずく。
青い空をバックに、洗濯物がゆらゆら。
これを見るたびに、幸せを実感する。
なぜだかわからないけど、涙ぐんだ私。
「どうしたん?」と彼。
そんなこと聞かれたら、「幸せすぎて涙が出た」と言うしかないよね。
ホント、最近、幸せすぎて涙が出るんだ。
元々、樽は上質のオーク材でできているため、自ずからその家具も上質の風合いが出る。
この家具が欲しくて、欲しくて、新居に引っ越すとき、座卓を注文した。
彼と意見は一致。
テーブルでは人をたくさん呼べない。
うちはいつもたくさんの人が集まる「家」にしたいから、テーブルではなく、座卓にしよう。それも少し大きめの。
二人でウイスキー樽の木で作った家具を見に行った。
仕上げ方によって、風合いが変わる。
私たちが気に入ったのは、「う作り」というもの。
ウイスキー樽の木の風合いがそのまま残る。
でも、お値段もその分高い。
「蔵之介」と名前のついた、そのシリーズの座卓を「う作り」でオーダー。
家の家具は私が全部持っていたので、初めて買った二人の家具だ。
1つ1つ手作りなので、注文から時間がかかる。
3月半ば、ようやく届くかと思った矢先、
「すみません、座卓なのにテーブルを作ってしまいました」
との謝りの電話が・・・
もちろん、作りなおしてくれるということだったが、さらに1ヶ月待たなくてはならない。
彼と二人、がっかりしていたら、さすがサントリー!
翌日にはお詫びのウイスキーが届いた。
樽出生原酒の8年と15年の2本。(1本190ml)
山崎のウイスキー工場に行けば買えるが、酒屋に売っているようなものではないので、彼と大喜び。
早速飲んだら・・・まぁ、この15年の旨いこと、旨いこと。
この間、工場へ行って値段をチェックしたら、この15年はたった190mlなのに3500円以上していた!!
そりゃ、美味しいはずだなぁ。
そんなわけで、上等のウイスキーが手に入ったのはよかったが、座卓がないと食事の時にとにかく不便。
そんな日々が1ヶ月も続いた。
そして、ようやく昨日、座卓が届いた!
ちゃんと中に運びいれた後に、天板と脚を組み立ててくれる。
その間中、彼とわくわくして見ていた。
座卓が出来上がり、運んできてくれたおじさんが帰ると、二人とも小躍り。
天板を撫でる、撫でる。
そして、二人同時に言った。
「あー! ウイスキー工場の匂い!!」
何十年もウイスキーを寝かせていた「揺りかご」は、こうして形を変えて、私たちの家に来た。
だけど、滲み込んだウイスキーの香りは変わらなかった。
もうそれは、樽の一部。
思い切りウイスキーの匂いを吸い込みながら、ドラマティックな樽の運命に感動していた。
蔵之介は、最初はよそよそしかったが、2時間もしないうちに、すっかり「うちの子」になった。
ああ、また一生かけて愛してやれるものが1つ増えたと思った。
それは私にとって幸福以外の何ものでもない。
こいつが、蔵之介。
最初の食卓は、いつもの「おうち居酒屋」
これが実は「昼ごはん」ってとこが素敵(笑)
土日の我が家は昼間っから居酒屋メニュー。
窓の外を見れば、青い空をバックに洗濯物がゆらゆら。
「この図って、幸せの象徴だといつも思う」
と私が言うと、彼も「そうやなぁ」とうなずく。
青い空をバックに、洗濯物がゆらゆら。
これを見るたびに、幸せを実感する。
なぜだかわからないけど、涙ぐんだ私。
「どうしたん?」と彼。
そんなこと聞かれたら、「幸せすぎて涙が出た」と言うしかないよね。
ホント、最近、幸せすぎて涙が出るんだ。
幸せおすそわけしてもらった気分だ。
以前の自分なら、人の幸せそうな姿なんて
みるのが嫌だった。
でも今は、見ずしらずの人たちの幸せで
癒されているのだから…不思議。
素敵な座卓ですね。
うちもこういうの欲しいなっ!
でも丸い樽が平板の座卓になるのはちょっと謎。興味津々。
新婚生活えぇなぁ。ホンワカするわ。
俺もいつか自分ちで嫁はんとおうち居酒屋したいね!
まぁ・・・いつになるかわからんけど(笑
それはそうと、俺の不潔な部屋とはエライ違いや。
すごくスッキリしてて広々な部屋やね。
そう言っていただけると私もまた幸せな気分になって、どんどん幸せが連鎖していきますね。
座卓はいいですよ。
150センチなので、結構大きいです。
8人は座れますね。
>ほんちゃん
樽を分解して、板の状態にのばして、それを使って普通に家具を作っているみたいなの。
切ったらウイスキーの匂いがするんだって!
届いた直後は表面からもウィスキーの匂いがしてたのが嬉しかった!
また見に来てください。
部屋はそんなに広くないよー。
このリビングは10畳くらい。
彼が上手に写真を撮ってくれました(笑)