明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

最期の言葉は、きっと。

2009-02-25 10:20:35 | 
「鋼鉄の女」、健在!!

月曜日→風邪をひく
火曜日→ひどくなる
水曜日→完治

今回ばかりは熱が出るか、長引くかと思ったが、
やはり私の中で風邪ウィルスはわずか3日の命である。

昨日、あんなにぐったりしていたのに、
今日はすっきり爽快!!
もう咳もほとんど出ない。

あ~、健康、最高!

夫がとてもよくしてくれたので、早くよくなったのかな

月曜日の夜、「風邪ひいたので早く寝ます」とメールして
先に布団を敷いて寝ていたら、夫が12時過ぎに帰って来た。

「かおり~!大丈夫か~!
「……うん」
寝ていたところを起こされる。

「熱はあるのか?」
「ううん」
「しんどいか?」
「うん」
「何かしてほしいことあるか?」
「粗大ゴミをゴミ捨て場に持っていって。明日回収だから……」
「わかった!」

夫は私に対してすごく過保護だ。
ものすごくいろいろ聞いてくる。
「何か飲むか?」
「ううん」
「オレンジジュースは?」
「ううん」
「ポカリスエットは?」
「ううん」
「黄金比率のプリンあるよ」
「明日食べる……」
「何かしてほしいことあるか?」
「……粗大ゴミを……お願い……」
結局、私がしてほしいことはそれだけなのだった。

朦朧とする意識の中で思った。
風邪ひいてしんどくて寝込んでいても、
ゴミの日や洗濯物のことが頭から離れない。
現実って、こんなふうに生活感あふれたものだよなぁと。

ドラマでは病弱な妻が死ぬときに、最後の言葉って
「あなたに会えて幸せでした……」
みたいなのだけど、
自分が先立つとしたら、最後の言葉はきっと
「粗大ゴミは火曜日よ……忘れないでね……」
とかじゃないだろうかと、
そんなことを思いながら眠りについた。

昨日はもうボロボロで、1日寝込んでいたけれど、
塾に行こうと用意していたら、まだ7時なのに夫が帰って来た。
びっくりした。
毎日12時過ぎないと帰ってこないのに……。

そして、私のことが心配だから塾までついていくと言う。
結局、高槻まで一緒に来て、夜ご飯を食べに行ったみたいだった。

塾が終わって家に帰ったら、
洗い物もしてあって、掃除もしてあって、布団が敷いてあった。
お風呂も沸いていた。

「嬉しい?嬉しい?
と聞いてくるので、
「嬉しいよ~ありがとう
と言ったら、私よりもっと嬉しそうな顔をした。

いや、ホントに嬉しかった。
感動した。
夫婦っていいなと思った。
というか、やっぱりこの人優しいなと思った。

家事ができないと私のストレスがたまることをよく知っているのだ。
きれいに片付いた部屋を見て、本当に心が和んだ。

今朝、起きると風邪はすっかりよくなっていて、
彼のおかげだなぁと思った。
昨日、彼が買ってきてくれたケーキを食べた。
病気のときにケーキを買ってきてくれる人がいることに感謝

今日からまたがんばろう