明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

渋好み

2008-11-26 13:34:26 | 生活
この間も書いたように、閑散期なので生活にゆとりがある。
そこそこ仕事はあるんだが、「追われる」感覚がないのがいい。
しかし、どうも最近疲れやすくていけない。
歳だなぁ

こうやって自分があちこち体の不調を感じるようになると、
うちのおかんは、やっぱり「鋼鉄の女」だと実感。
相変わらずいきいきと園芸の仕事に励んでいる。
勉強家なので、家でもずっと花や苗やらの本を読んでいる。
そして、いつも思うのだが、顔がつるつる!
私のほうがボロボロである。

また、月に2、3回、自宅で手芸教室を開いている。
近所の方と、会社の同僚だったお友達とが来るだけのものだが。
最近、園芸のほうばかりに力を入れていたが、
どうやら春頃に久しぶりに展示会を開くらしい
今度はグループ展だし、町内の施設を借りるだけの簡単なものみたいだが、
町民はぜひ見てやってください

それで、実家に行くと
「かおりちゃん、見て見て!」と自慢げに作品を並べ出すのだが、
(こういうところが私の母っぽい。血を感じる……
意外に夫のほうが興味をもって見ている。
どうやらお愛想というわけでもないらしい。

うちの夫は若いのに、どうも渋好みだ。
今、塾に21歳なのにかなり老成した講師がいるのだが
(滝に打たれて得られるくらいの悟りは開いているだろう)
夫と話が合うんじゃないかといつも思う。

おかんが見せる作品を、この間はレンタルしてきた。
「リビングの壁にかけなさいよ!レンタルするから」
とおかんが言うと、夫は
「えー、いいんですか?
と喜んで借りてきた。
(※レンタル……古布を使っているので、二度と同じ作品ができないため、
大きなものはなかなかくれない。実際売られているのは数万円するので)


↑それがコレ
図柄の一つ一つに違う古布を使っている。
いい古布はすぐわかる。


↑こんなふうに壁にかけている。

最初はお愛想でレンタルしてきたんだと思っていたのだが、
ことあるごとにこれを見て、
「いいなぁ、いいなぁ
と言っているので、どうやら本気で好きらしい。

渋好みである。

私も母の作るものは好きだが、実は母と一緒にグループ展をやる方の
作品のほうが好きで、それを言うと、いつも母に嫉妬されている。
なんというか……、母の作品は自由奔放すぎて。
こういう古布を使った手芸の世界では、かなり前衛的(?)。
型紙もないのに、思いつきでいろんな布を貼り合わせていったり……。

もう一人の方が作るものは、本当に正統派で恐ろしいほどきちんとしている。
あのまっすぐな美しさが、私の感性には合うのだ。
親子なのに、不思議なもんだ。

ただ、器の好みだけは母譲り。
というか、器に関する目が肥えたのは、もう完全に母の影響。

最近、骨董のぐいのみを貰うことが多いのだが、
この間知り合いにいただいたのもとてもかわいらしかった。


↑初めて受け皿付きのものが手に入った。
かわいい
ただ、一口分くらいしか入らない大きさなので、実用的ではないのが残念。

そういえば、この間、久しぶりに器を衝動買いした。
それも、「それって何に使うの?」みたいなやつ。


↑これ

直径5センチくらいの蓋物。
河井久先生の長男・達之氏の作品だ。
あまりにかわいかったので、思わず買ってしまった。
用途は後で考えよう……と思って。
このいろんな色の麦わら手の模様は、河井先生もよく作られるのだが、
それよりもうちょっと色もポップで若々しいのが気に入った。

しかし、何に使ったらいいのやら……
お客さんが来た時の薬味入れとか、珍味入れ?

寒い夜はおでんで一杯……

2008-11-26 01:18:51 | 美味しいもの
明太子は、私の「明太子スパゲティが食べたい!」という欲望のまま、結局、スパゲティに使用された。



誰が考えたのか知らないけど、明太子パスタってうまいよなー。
こんな簡単なのに、めちゃくちゃ美味しい。

私は、明太子をほぐしたのと、バター、マヨネーズ、隠し味に昆布茶を少々加えたものをボウルに入れておいて、茹でたパスタを混ぜるだけの作り方。
上には刻み海苔。
茹で時間を除けば、ホント5分でできてしまう手軽さがいい。

そして、夜は「おでんが食べたい!」という欲望に勝てず、材料を買いに行った。


↑こちら、まだ煮込み前で真っ白。

こういうときに役立つのが、巨大な土鍋。
たぶん、一般家庭にある土鍋より大きい。
あふれるかなーと思ったが、意外に大丈夫だった。

しかし、おでんって滅多に作らないんだけど、
牛すじを入れると下ごしらえが面倒だ。
(でも入れてしまう

葱の青い部分と生姜の皮と一緒に圧力鍋で柔らかくして、
一度取り出して、アクと脂を洗って、
もう一度、今度は大根と一緒に圧力鍋でさらに柔らかくする。
それを切って串に刺して……という作業。
美味しそうで、おでんにせず、このまま食べたい感じだ

夜はこいつで一杯。
冬の夜におでんと酒。

最高やなー。