明日元気になれ。―part2

毎日いろいろあるけれど、とりあえずご飯と酒がおいしけりゃ、
明日もなんとかなるんじゃないか?

結婚式は何のため?

2007-05-02 02:15:35 | 想い
結婚式っていうのは、何のためにするのかなと、挙式後、改めて考えてみた。

正直に言えば、私は「結婚式をしたい」と思ったことがなかった。
昔からそう主張していて、「夢がない」と周囲の人に言われたこともあった。
実際することになっても、最後の最後まで、「なんで結婚式なんてやることになっちゃったんだろう」と思い悩んでいた。

「自分が主役になれるんやで」などと、結婚式肯定派の意見を聞くたびに、よけい嫌になっていた。

・・・こっぱずかしい。

単に、それが理由だ。

人のお世話をするのは大好きだけど、人が私のために何かをしてくれるなんて、申し訳なくて、しんどくて。
「主役」の自分を思い描くたびに、どうしていいのかわからなくなって、混乱していた。

だけど、挙式が終わってみて思う。
あんなこと考えていたこと自体が、傲慢だった。
「申し訳ない」と思い、それを伝えること自体が申し訳なかった。

私は、自分の友達のことを本当にわかっていたんだろうか?
知っていたはずだ。
私の友達はみんな、「人の幸せを自分のことのように喜び、人の不幸を自分のことのように悲しむ」人たちだということを。
そういう人たちだから、今まで付き合ってきたはずだ。

みんな本当に楽しそうで。
本当に幸せそうで。
「いい式だった。呼んでくれてありがとう」とまで言う。

私は何を見ていたのかな。
どうしてそのことがわからなかったのだろう。
本当に傲慢だった。

結婚式って、何のためにするんだろう?
この疑問の答えは見つかっている。

自分がいかに多くの人に支えられ、たくさんの愛情をもらって生きてきたかということを再確認するためにあるのだ。
少なくとも、私にとってはそうだった。

「結婚した」ということも重要だけど、それ以上に「結婚式をした」という、この経験によって得たものは計り知れない。
友達はすごい!本当にすごい!
それを実感した。

挙式の話はたくさんあるので、少しずつテーマを決めて書いていきたいと思う。
とりあえず、今日はここまで。
あふれる思いはあるのだけど、仕事が忙しくてなかなか書けない。
でも、忘れないうちに、少しずつ書いていきたいと思う。
読み返すたびに、きっとこれは私の新たな力になる。

この場を借りて。

参列してくださった皆さま、どうもありがとうございました。
それから、お祝いのメール、コメントをくださった皆さま、どうもありがとうございました。

心から、感謝!