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六節藏象論篇 第九 第八節 語句の意味 3-3

2010-12-29 09:35:05 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

黄帝内経素問 六節藏象論篇 第九 第八節 語句の意味 3-3

帝曰。藏象何如。

岐伯曰。心者生之本、神之處也。其華在面。其充在血脈。爲陽中之太陽。通於夏氣。

肺者氣之本、魄之處也。其華在毛。其充在皮。爲陽中之少陰、通於秋氣。

腎者主蟄。封藏之本、精之處也。其華在髪。其充在骨。爲陰中之太陰、通於冬氣。

肝者罷極之本、魂之居也。其華在爪。其充在筋。以生血氣。其味酸。其色蒼。此爲陰中之少陽、通於春氣。

脾胃大腸小腸三焦膀胱者、倉廩本、營之居也。名曰器。能化糟粕、轉味而入出者也。其華在唇四白、其充在肌。其味甘、其色黄。此至陰之類也。通於土氣。

凡十一藏取決於膽也。

 

語句の意味3-3

其味酸。其色蒼。其味甘、其色黄=『新校正』によれば、この六文字二つは取り去るべきであるとしており、妥当と思われる〔のでこれに従う〕。東洋学術出版社素問

其味酸。其色蒼。其味甘、其色黄=陰陽応象大論第五に於て詳細述べた五藏の味や色をもって来て、肝と脾だけにつけるということは、ちょっとおかしい。鍼灸医学大系

陰中之少陽=陽・『新校正』によれば、「陰之少陽」とすべきとしており、正しいと思われるの〔のでこれに従う〕。金匱真言論参照、東洋学術出版社素問。

陰中の少陽=いんちゅうのしょうよう・鶏鳴より平旦に至る天の陰、陰中の陽なり

春気=陰中の陽、少陽。

倉廩の本=そうりんのもと・脾・胃・大腸・小腸・三焦・膀胱をさす。これらは共同して水穀の受納・運化・排出などを行うのでこの名がある。なお、倉廩とは食物の倉庫のこと。

営=飲食が変化して生じた精微な物質。《素問痺(痹・ひ)論》に「営は水穀(飲食)の精気なり」とあり、この種の物質は脾の気化作用に従って肺に運ばれ、経脈中を行り、臓腑と身体各組織に均しく分布される。この節では以上の意味。

参考・気化=「化」は化生と同義。変化し新しいものが生まれ、成長すること。

器=うつわ。いれもの。才能。度量。

糟粕=広辞苑ではカスのこととしているが、ここでは「口から胃の中に送りこまれたいろいろな水穀」鍼灸医学大系。

味=栄養素。鍼灸医学大系

唇の四白=唇の四際。鍼灸医学大系

参考・肌肉=肌と肉と同義で体表に接する筋肉をさす(瞼の裏側、唇、お尻の穴、等粘膜質の所)。深浅からいえば、毫毛腠理(ごうもうそうり・細い毛の生える皮膚)、皮膚、肌肉となり、次いで脈、筋、髄の順となる。肌肉は脾の合するところである。

至陰=しいん・

①至は到るの意味。至陰とは陰に到達したという意味。たとえば太陰は三陰のはじめであるので、太陰はまた至陰ともいわれる。太陰は脾に属するので、至陰は脾の代名詞になっている。《素問金匱真言論》「腹は陰となし、陰中の至陰は脾なり。」

②至は最あるいは極の意味。至陰とはすなわち陰の最も甚だしいものに属するものである。腎はは水を主り、精を蔵し、人身の陰精の源となるので、また腎を至陰と称する。《素問水熱穴論》「腎は至陰なり。」。この節では①。

土気=陰中の至陰は脾

十一藏=十二藏・じゅうにぞう・肝・心・脾・肺・腎・心包絡・胆・胃・大腸・小腸・三焦・膀胱の十二臓腑《素問霊蘭秘典論》から胆を除いたもの。

決を膽に取る=けつをたんにとる・霊蘭秘典論篇 第八 第一節 肝は将軍の官 胆は中正の官 だん中は臣使の官

胆主決断=たんはけつだんをつかさどる・胆()は十二官中において中正の官に属す。中正とは判断の能力があって、決定をくだす作用のことである。これは思惟の範疇に属している。肝と胆は互いに表裏をなし、肝は将軍のように謀慮を主るが、決断を下すのは胆の役目であり、胆気が虚せば決断ができないといわれている。《素問霊蘭秘典論》「胆は中正の官、決断出づ。」

明解漢和辞典、漢方用語大辞典

 

 

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