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六節藏象論篇 第九 第三節 訳

2010-12-01 09:42:56 | 日記

おはようございます昌栄薬品の宮原 規美雄です

 

黄帝内経素問 六節藏象論篇 第九 第三節

 

 帝曰。余已聞六六九九之會也。夫子言績氣盈閏。願聞何謂氣。請夫子發蒙解惑焉。

岐伯曰。此上帝所祕、先師傳之也。

帝曰。請遂聞之。

岐伯曰。五日謂之候。三候謂之氣。六氣謂之時。四時謂之歳。而各從其主治焉。五運相襲而皆治之。終期之日、周而復始。時立氣布、如環無端。候亦同法。故曰。不知年之所加、氣之盛衰、虚實之所起、不可以爲工矣。

 

 黄帝が問うて申されるには、

「余は六六、九九の会については理解できた。先生の言われる積気盈閏という、余った気を積み重ね閏月とするというのがよく分からない。私の疑問を解いてほしい」。

 

そこで岐伯が之におえして申し上げるには、

 「そのことは上帝の秘伝としていたところで、私の師僦貸季(しゅうたいき)先生はその秘伝を私に教えてくれたのです」。

 

黄帝が申されました

 「詳しく教えてほしい」

 

岐伯が申しました

 「五日を候と謂い、三候を気と謂い、六気を時と謂い、四時を歳と申します。

 

この候、気、時、歳には盛んとなる時があり、五行、木()()(長夏)()()の五運を次々と受け継ぎ、皆之を取り締まるのであります。

 

終りの期の日、つまり最後の日(分かりやすく言うと冬)になると、また初め()から始まります。

 

(一年を四時で割ると三ヶ月)も気(一節気十五日)も正確に巡り、環に端がないように、始まりも終わりも無いのであります。

 

従って病状を候うにも亦同じ法則に従うべきであります

 

故に年(春夏秋冬)の各季節をかさねることにより、人体への影響、気の盛衰、虚実の起るところを知らなければ、工、つまり医師とは言えないのであります

 

下記の文章の訳は鍼灸医学大系より転載しました。

 

候亦同法従って病状を候うにも亦同じ法則に従うべきであります。

 

 

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