ちわきの俳句の部屋

メカ音痴おばさんの一念発起のブログです。
人生の後半を俳句にどっぷりと浸かって、…今がある。

第5回目の〝きらら俳句教室〟

2020年10月03日 | 俳句

 今日はどんよりとして一日中曇り。最高気温25度、最低気温20度と…でも、ちょっと蒸し暑くて、秋らしい爽やかさはありませんでした。どうも明日も似たような天気予報ですね。

 山口県の新型コロナ感染者も、8月末168名だったのが、9月11日までに一気に26名増えて194名。それ以後の感染者は、出るとしてもたまに1人か2人と落ち着いてきて、10月3日現在202名です。

 全国的に見ると、10月2日の新たな感染者数は542名。うち東京196名、神奈川66名、大阪50名…と、関東・関西地区で8割近くを占めていますが、全国の半数近くの県は0という状況になっています。

 しかし、東京都は、今日3日に確認した新型コロナウイルスの感染者が207人で、再び200人を上回っていますので、都市圏では決して終息に近づいているとはまだ言えないようですね。

 9月のSW連休や「Go Toトラベル」に東京都が追加されてからの初めての週末を迎えた3日は、各地でにぎわいが見られている様子がテレビなどで報道されています。また、10月から開始された「Go To Eat(ゴーツーイート)」キャンペーンも加わって、全国の観光地や飲食店街などが徐々に活性化してきているのはとてもいいことでしょうが、一方ではコロナにその影響がどう出るかということが心配されます。

 実は、我が家もせっかく政府が応援してくれるという「Go Toトラベル」を、もったいないので利用させて貰い、更には山口県の「プレミアム宿泊券」も利用して、明日から一泊で家族揃って湯田温泉へ行く予定なんですよ。

 このプレミアム宿泊券は、山口県内の主なホテル・旅館でしか使えませんし、コロナのことがありますので、今回は宇部から一番近いところにしたんです。これについてはまた帰ってから報告しますから、お楽しみ!アハッ…

 それでは、9月19日(土)の〝きらら俳句教室〟第5回目の写真を撮っていますので、今日はそれをご紹介しましょうか。その当時は確か帯状疱疹になったりしてバタバタと落ち着かず、ブログ書くのも間遠になっていて脱けてしまったんです。

 今回の参加者は12名で、暑いくらいの秋日和でした。ここ〝きらら浜自然観察公園〟での、今回の季語探し…早速沼に何か鳥が2羽います。〝きっと鴨よね〟〝だったら今年来たばかりだから、「初鴨」と言わなくっちゃ!鴨だけでは冬の季語よ。秋は「鴨来る」でもいいわ。〟などと言いながら、双眼鏡で覗いてみますと、「キンクロハジロ」でした。すると、向こうの方からも2羽、これは「オオバン」。まあ、これからだんだん増えていくのでしょうが、今はまだ静かな広い沼を伸び伸びと自由を満喫しているよう…。そのうちこの沼もすぐに過密になるでしょうから、ソーシャルディスタンスは大丈夫かしら?だって鳥には、「鳥インフルエンザ」があるでしょう。(笑)

 いつもの散策路に出ると、何だかやけに「蜘蛛の巣」が多く、それが青空に太陽の日差しを受けてキラキラと輝き…とてもキレイ!すると、Mさんが、〝あのジョロウグモは雌で、その傍に小さいのがいるでしょう。あれが雄なんですよ〟と。まあ、見れば雌は雄の4倍…いや5倍ぐらいはあります。〝だから雌に食われるんですか?〟と、誰かが…。〝それはカマキリでしょ!〟みんな大笑い。

 写真は、秋空と蜘蛛の巣。でも小さくて…見えますか?ちょっと拡大してみました。大きい蜘蛛の横にかすかに小さいのが雄です。

 この日は残暑が厳しかったので、まだ秋らしい季語が見つからず。それでも、句会に出たのは、夏の季語では〝蜘蛛〟だけ。後は〝ばった〟〝初鴨〟〝木の実〟〝萩の花〟〝秋風〟〝栴檀(せんだん)の実〟〝鴨来る〟〝秋雲〟〝秋の芽〟〝蒲の絮(がまのわた)〟と、全部秋の季語でしたよ。皆さんサスガ!よく教えを守っていますね。

 今回の最高点句は、〝蒲鉾(がまぼこ)のはじけて種の幾千万〟でした。これは、レンジャーのWさんが蒲の穂を採ってきて、それを割ってみせると、中から種をつけた真っ白な絮が出るわ、出るわ…それを飛ばして見たんです。やっぱり体験の賜物ですよ。よかった!よかった!Tさん、オメデトウ!

 そう、そう、今回はもう5回目になったというので、お互いをもっとよく知るために自己紹介をしたんです。そこで〝これも俳句と同じで、印象づけるためには焦点を決めて言うのですよ〟と教えると、とても楽しい自己紹介になりました。だからこれからは、〝手話の○○さん〟とか〝ギターの△△さん〟とか…言いましょうねなんて…。(笑) あっという間の2時間半…お疲れ様でした。

 あっ、あの肝心の蒲の穂を割って絮を飛ばしたところを写真に撮るのを忘れていました。残念!

  ①ナンキンハゼの実。葉は紅葉して、実は冬にはこれが白くなります。 ②トベラの実。これも弾けると朱色の種がキレイです。 ③シャリンバイの実。これは黒くなります。 ④椎の実。まだ小さくて…熟れたら拾って食べようねと…。 ⑤Wさんの背中に飛んできたバッタ。 ⑥イタドリの花。これは夏の季語なんですが、まだ咲いていました。

コメント (7)
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