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金沢の観光スポットレポート(No.1938)
◇大雪の兼六園2021 ②(ユーチューブ連動解説版)
2021年1月9日より降り出した雪は、10日気象台9時発表で積雪65センチ。兼六園は高台にあり、75センチ位か?
バスが交通渋滞で兼六園に着いたのは午前10時前であった。久しぶりの大雪の兼六園をリポートします。
〇唐崎松
月見橋の傍らにあり、霞ヶ池に面して立っている。兼六園の松木は約560本。そのほとんどが黒松と赤松である。唐崎の松は黒松で、13代藩主斉泰が松の名勝地、琵琶湖畔の唐崎から種子を取り寄せて育てたもの。地面を這うように広がる見事な枝振りの松で、特に円錐形の雪吊りが施された様子は兼六園を代表する景観の一つである。
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■写真は唐崎松
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■写真は千歳橋からの曲水
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■写真は七福神山
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〇根上松
名の由来は、40数本の根が地上2メートルまでせりあがることからで、これは、土を盛り上げて若松を植え、成長にともなって土を取り除き、今の形につくり上げたものだ。樹齢約200年、高さ15メートル以上の堂々たる姿は、唐崎の松とともに兼六園を代表する名松である。
■写真は
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〇明治記念標
千歳台の中央に立つ日本武尊像。左には石川県戦士尽忠碑がある。西南戦争で命を落とした石川県兵士400名の慰霊のために建立された。日本武尊像は日本で最初の屋外人物の銅像といわれている。銅像の着物が左前になっているのは古代の女性の服装で、日本武尊が女の姿をして熊襲を倒したという伝説による。身長は5m50cm、台石の高さは6m50cmと巨大だが、台石はセメントなどを使わずに石を積み上げただけのもの。昭和63年(1988)、造りはそのままにして全面改修が行われた。その際、銅像に鳥のフンが全く付いていなかったことから、金沢大学の広瀬幸雄教授が銅像の成分を分析し、鳥除けの合金を開発。平成15年(2003)にユーモアと独自性のある研究に贈られるイグ・ノーベル賞を受賞した。
■写真は明治記念標と手向け松
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■写真は花見橋
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■写真は雁行橋と雪見灯籠
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■写真は月見灯籠
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〇ことじ灯篭
現在兼六園のシンボルであり、写真撮影ポイントになっている徽軫(ことじ)灯籠は、霞ヶ池の北岸にある。脚が二股になっていて、琴の糸を支える琴柱に似ていることから名が付いた。
文久3年(1863)の「兼六園絵巻」では、現在の位置から程近い池の中に両足等長で立っていた。初代は粟ヶ崎の豪商・嶋崎徳兵衛が献上したもの。現在は2代目で昭和53年(1978)に日本伝統工芸士認定の西村氏によって造られ、使われた石材は、初代と同様、香川の庵治御影石(宝珠、中台、中台受)、岡山の北木御影石(笠、両足)兵庫の本御影石(火袋)で造られている。
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〇虹橋
霞ヶ池の北岸、徽軫灯籠の手前に架かる、長さ4m99cm、幅1m10cm、厚さ30cmの一枚橋。園内の切石橋の中で6mの黄門橋に次いで2番目に長い。赤戸室石の反橋で、琴の形のように緩やかな曲線を描いていることから、琴橋ともいう。橋のすぐ上流に落ちている小さな滝は琴の糸を表しているともいわれ、この辺りは琴にちなんで形づくられたと推測される。徽軫灯籠と虹橋を中心とした眺めは兼六園を代表する景観で、記念撮影の定番スポットとなっている。
■写真はことじ灯籠と虹橋
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■写真は茶店通り
◇大雪の兼六園2021 ①(ユーチューブ連動解説版)
(つづく)
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ユーチューブ「大雪の兼六園2021」
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