太陽の地図帖_027 2014年9月 平凡社
たまにしか行かない書店の、コミック売り場の、マニアックそうな一角(つまり諸星大二郎とか置いてある場所)をのぞいてみたら、これが積んであった。
なんだろうと思ったもんだが、いきなり、中沢新一が『抜群の古代史センス―諸星大二郎という「構造」』なんて巻頭言を寄せているし、とりあえず買った。
「太陽の地図帖」って、まったくその存在を知らなかったんだけど、「別冊太陽」(当然これも知らないが)の姉妹篇だそうで、テーマで旅するためのガイドブックなんだと。
それで、諸星大二郎?暗黒神話? マニア~!
「暗黒神話」というのは、
>1976年、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で6回にわたり連載され、のちに単行本化された。
>約40年の時を超えて、今なお愛される伝奇漫画の金字塔。
という作品である(本書から)。
私が最も好きなマンガのひとつで、これを超えた物語はないっていまだに思ってるという意味ぢゃあ、個人的には原初体験といってもいい、すごいマンガである。
で、私がどう思ってるかはさておき、そういうわけで本書のメインコンテンツは、「『暗黒神話』の舞台をめぐる」っていう、旅行ガイド的マップである。
いやー、ほんとマニアだ、私のような者には聖地巡礼案内書みたいなもんだ。
物語の舞台は以下のとおり。(おっと、最後の井の頭公園が無いぞ!?)
Chapter1 諏訪・茅野「縄文の入り口」
Chapter2 九州北部「装飾古墳の導き」
Chapter3 国東半島「磨崖仏と動物神」
Chapter4 飛鳥・京都「星と曼荼羅」
Chapter5 駿河・伊豆「ヤマトタケルの東征」
それはいいとして、驚いたことには、諸星先生がなんと「暗黒神話」の「完全版」の連載をことし始めているんだという。期待大!
たまにしか行かない書店の、コミック売り場の、マニアックそうな一角(つまり諸星大二郎とか置いてある場所)をのぞいてみたら、これが積んであった。
なんだろうと思ったもんだが、いきなり、中沢新一が『抜群の古代史センス―諸星大二郎という「構造」』なんて巻頭言を寄せているし、とりあえず買った。
「太陽の地図帖」って、まったくその存在を知らなかったんだけど、「別冊太陽」(当然これも知らないが)の姉妹篇だそうで、テーマで旅するためのガイドブックなんだと。
それで、諸星大二郎?暗黒神話? マニア~!
「暗黒神話」というのは、
>1976年、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で6回にわたり連載され、のちに単行本化された。
>約40年の時を超えて、今なお愛される伝奇漫画の金字塔。
という作品である(本書から)。
私が最も好きなマンガのひとつで、これを超えた物語はないっていまだに思ってるという意味ぢゃあ、個人的には原初体験といってもいい、すごいマンガである。
で、私がどう思ってるかはさておき、そういうわけで本書のメインコンテンツは、「『暗黒神話』の舞台をめぐる」っていう、旅行ガイド的マップである。
いやー、ほんとマニアだ、私のような者には聖地巡礼案内書みたいなもんだ。
物語の舞台は以下のとおり。(おっと、最後の井の頭公園が無いぞ!?)
Chapter1 諏訪・茅野「縄文の入り口」
Chapter2 九州北部「装飾古墳の導き」
Chapter3 国東半島「磨崖仏と動物神」
Chapter4 飛鳥・京都「星と曼荼羅」
Chapter5 駿河・伊豆「ヤマトタケルの東征」
それはいいとして、驚いたことには、諸星先生がなんと「暗黒神話」の「完全版」の連載をことし始めているんだという。期待大!