many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

テッカ場

2013-03-28 20:37:15 | 読んだ本
北尾トロ 2010年 講談社文庫
裁判の傍聴とか、なんか危なさそうな仕事をしてるひととか、そういう人間ウォッチングが得意な著者。
この本では、普段コントロールされている欲望が隠しきれずに顔を出してしまう、思わず理性のリミッターが振り切れる瞬間を求めて、“テッカ場”を取材した。
マニアぢゃない外部のものにはワケわかんないとことか、よくできたシステムに感心させられちゃうとことか、いろいろ。
競走馬オークションってのは、私も直に見たことあるんで、そんなに目新しくは感じないけど、西洋骨董オークションで人形をセリ落とそうとアツくなってしまう人たちの描写なんかは、わりと興味深い。
最初の連載媒体がネットだったってのが、きのうの「はまれぽ」とつながってるってのは、単なる偶然。
第1場 競走馬オークション
第2場 西洋骨董オークション
第3場 コミックマーケット
第4場 競売物件
第5場 鉄道部品オークション
第6場 マニア雑誌のフリーマーケット
第7場 鳩オークション
第8場 ネットアイドル撮影会
第9場 切手オークション
第10場 テディベアとバーゲンセール
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はまれぽ.com

2013-03-27 21:13:29 | 読んだ本
はまれぽ.com編集部 2013年1月 文芸社
横浜の散歩をしてるついでに、っていうつながりで。
地元の書店で見かけて買ってみた。
「はまれぽ.com」ってのは、>横浜のキニナル情報を調査し報告するWebマガジン だそうで。
私は見たことないけどね。今こうして本読んでみたのに、まだ見てないのは、どうなのって、自分でも思うけど。
本編のページめくって、冒頭が、「横浜市の公立中学校は、なぜ給食がないの?」ときたもんだ。
え?給食がないのが何だっていうの?と思うわけだ、私なんかは。お弁当もって学校行くの当然でしょ!?って。
そしたら、全国のうちで、公立中学で給食がある率を調べたら、神奈川の16.2%と大阪の7.7%が突出して少なくて、全国平均すると80%が給食アリなんだってデータが提示されてて。
これに驚いて、本書を買っちゃったようなもんだね、ほとんど。
まあ、ほかの章も、そこそこおもしろくて、よかったっす。
でも、「横浜で一番おいしい川の水は?」ってとこで、帷子川の水を飲んで、しかもウマイって言ってんだけど、私がお弁当もって学校行ってたころ、帷子川は日本で三番目に汚い川だ(1・2番はどこかは知らん)ってウワサを聞いてたんで、そこは思いっきり、エーっ!?って思いましたが。
あと、ハマッたのが、「横浜市民は横浜市歌が歌えるの?」って、やつ。
市民だと、51人中22人の43%が歌える、って調査結果なんだけど、「横浜育ち」で調べると、166人中143人の86%が歌えるってデータになる。もちろん、私は歌える。そーだよなー、歌わされたもん、って思う。
どーでもいーけど、「横浜」の地名の由来は、初めて知ったわ、この本で。(そーゆーこと、あまり気にしないのが気質だと、私なんかは開き直ってみるんだが。)
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根岸森林公園

2013-03-26 18:03:57 | 横浜散策

根岸森林公園にいってみた。
桜の季節なんでね。

桜見るならどこがいいかな、なんてボヤボヤしてるうちに、出かけてったのは夕方近くになっちゃったんだけど。

地方自治体的には、“公園”なんだけど、私なんかにしてみれば、やっぱここは競馬場跡地なんだよね。

根岸競馬記念“公苑”には、シンザン像もあります。
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ハラペーニョ

2013-03-25 18:10:06 | マンガ
唐沢なをき 1996年 アスキー ASCII COMIX
「唐沢なをき珠玉作品集」となってますが。
90年代前半とおぼしき作品をあつめた短編集。
私はリアルタイムぢゃ知らなくて、何年か前に(8,9年前か?)古本屋で買ったと思うんだが。
タイトル作「ハラペーニョ」の冒頭に、ハラペーニョとはスペイン語で“腹芸”を意味する言葉です、って書いてあるけど、ホントかどうかは知らない。
「Gグチ平次捕物控」は、銭形平次パロって、登場キャラが地口≒ダジャレを延々と言ってく異色作で、ときどきツボにはまると面白いんだけど、まとめて読むと、疲れる。
(4コママンガって、雑誌連載で数ページ読むとおもしろんだけど、これでもかって本にまとまってると疲れるのといっしょ。私にとっては。)
あとがきによれば、アスキーのCD-ROMで連載してたんで、1クリックするたびに1コマ進んで、そこでなんかギャグがなきゃいけないって構成だったからだそうである。
「もの盗りのしわざでしょうか」
「あのお金をためるボードゲーム」「それはモノポリー」
「田舎から出てきた」「それはオノボリー」
「手塚治虫の」「ヒノトリー」
みたいなの、よく「ひょうきん族」でもやってたのマネて、友達とも言い合ってたなーなんて思うもんで私、けっこう好きなんである。
収録作は以下のとおり。
・ハラペーニョ
・Gグチ平次捕物控
・強いぞ僕らの『10倍辛いぞ』マン
・濃くってごめんなさい
・霊魂でごめんなさい
・花嫁でごめんなさい
・特撮でごめんなさい
・地縛な魂
・地縛な魂II
・戦隊止マレ!
・戦隊の人
・踊る電気予報
・直撃地獄拳 猫(マーオ)くん
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バスカヴィル家の犬

2013-03-21 20:52:24 | 読んだ本
コナン・ドイル/延原謙訳 昭和29年 新潮文庫版
ひさしぶりに読み返しているシャーロックホームズもの。私の持ってる文庫は昭和55年の42刷。
「THE HOUND OF BASKERVILLES」は、傑作ものの長編。
ほかの長編(ったってホームズに関しては3つしかないけど)が、ホームズの事件解決を描く部分と、事件のバックボーンであった過去を描く部分との、二部構成になってるのに対して(それって、コナン・ドイルが「歴史小説」を書きたかったから?)、この作品はアタマからシッポまで、立派な一本の推理小説。
ほかの短編が、ホームズの超人的な観察力と推理力にまかせて、いささか乱暴に飛躍したりスピード出過ぎたりしてんのに比べて、この作品は細部の伏線みたいなのもなかなかよろしい。
バスカヴィル卿が、使用人の機嫌をとるために古着を与えたりするとこなんか、効いてるよねぇ。(古典に関してはネタバレに配慮しない私。)

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