many books 参考文献

好きな本とかについて、ちょこちょこっと書く場所です。蔵書整理の見通しないまま、特にきっかけもなく08年12月ブログ開始。

春の祭典

2011-09-30 20:36:40 | CD・DVD・ビデオ
ストラヴィンスキー アンタル・ドラティ指揮/デトロイト交響楽団 1993年・ポリドール
ついでなんで、もうひとつ、持ってるCDから。(本、読めよ、俺。)
これは、そんなに好きな曲ってわけぢゃないんだけどね。
っていうか、へたなとき聴くと、気持ちいいとか癒されるとかどころか、逆にすごくイライラします。
バレエ音楽です。初演のとき、天才ダンサー・ニジンスキーの踊りで、観客が暴動を起こしたという逸話は有名(らしい)です。
ということで、競馬ファンなら一度は聴け、っていうのはウソで。
私がこの曲を聴こうと思ったのは、「沈黙の艦隊」のなかで出てきたからです。
(音だけが頼りの深海の潜水艦同士の戦いのなかで、音楽を鳴らしながら航行するっつー、初期のころの設定、けっこう魅力的でした。)

「春の祭典」(1947版)
第1部:大地礼賛
1 序奏
2 春のきざし-乙女たちの踊り
3 誘拐
4 春の踊り
5 敵の都の人々の戯れ
6 賢人への行列
7 大地への口づけ
8 大地の踊り
第2部:いけにえ
9 序奏
10 乙女たちの神秘的なつどい
11 いけにえの讃美
12 祖先の呼び出し
13 祖先の儀式
14 いけにえの踊り

C/W 「ペトルーシュカ」(1947年版)
第1場:謝肉祭の日
第2場:ペトルーシュカの部屋
第3場:ムーア人の部屋
第4場:謝肉祭の夕方
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運命(交響曲第5番)

2011-09-29 21:16:00 | CD・DVD・ビデオ
ベートーヴェン 交響曲・第5番・ハ短調・作品67
いま持ってるCDは、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン、1989年ポリドール。録音は1982年11月だそうだ。C/Wは、交響曲・第7番・イ長調・作品92。
いちばん繰り返して聴いてるクラシック音楽は、これだろう。
チャイコフスキーのピアノ協奏曲とか、「新世界より」は、元からウチにあったんだけど、「運命」は私が小学生のときに親にねだって買ってもらった。(そのレコードのB面は、たしか「未完成」)
いまCD聴いてても、第3楽章とか第4楽章の或るところにくると、プツッってレコード針がいう当時の感覚が押し寄せる。
冒頭のテーマは有名だけど、第2楽章以降が結構好きだったりする。うん、第4楽章の盛り上がり、かなり好き。

このCD買ったときは、やっぱ指揮はカラヤンだろ、って大した根拠もないまま選んだ。
私は、村上春樹みたいに音楽聴く耳よくないんで、誰の指揮だろうが演奏だろうが、違いはわかんないんだけど。
で、どーでもいーんだが、「CDの録音時間は、カラヤン指揮のベートーベンの『第九』に合わせて七十四分と決められた」ってトリビアがあるんだが(「トンデモ一行知識の逆襲」から)、ただ『第九』に合わせて、ぢゃなくて、「カラヤンの第九」ってとこが面白いと思う。って、全然関係ないけど、唐突に想い出した。
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ピアノ協奏曲第1番

2011-09-28 21:05:06 | CD・DVD・ビデオ
ペーター・チャイコフスキー ピアノ協奏曲第1番・変ロ短調・作品23
ラザール・ベルマン(ピアノ)/ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮 1999年ポリドール
あいかわらず、本について書く根気が湧いてこないので、クラシック音楽のつづき。
きのうの「皇帝」に、「目覚ましだった」ってコメントをいただいだんだけど、このピアノ協奏曲第1番は、私の子どもンときの就寝の曲だったと思う。
これか、ドヴォルザークの「新世界より」か、どちらかだったんだけど、やっぱこっちの曲の印象のほうが、夜、灯りを消したあとの情景の記憶と結びついてるような気がする。
だから、なにがどーした、という話でもないんだけど。
コメント (2)
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皇帝(ピアノ協奏曲第5番)

2011-09-27 20:20:20 | CD・DVD・ビデオ
ベートーヴェン アルフレッド・ブレンデル(ピアノ) 
…あー、イラつく。
とても、落ち着いて本読む気分ぢゃない。
そんなときにブログなんか書かなくていいんだけど。なんもしないのも、また鬱屈するんで。
なんか音楽でも大音量で聴きたいところ。
なにがいーかなー、キヨシローに背中叩いてもらうという気分でもないし、荻野目ちゃんに癒してもらいたい感じとはちょっと違うし、なんかロックをと思ったけど、ピンと来るのがない。
こーゆーとき、日本語でも外国語でも、ゴチャゴチャ歌詞が入ってると妙にひっかかるんで、ここはインストっつーか、クラシックがいいのかなと。
手元には十枚くらいCDがあったんで、どれかと言ったら、やっぱこれになるかな。
「皇帝」ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番 変ホ長調 作品73
なんだか知んないけど、ガキのころからいつの間にか、私は「『皇帝』といったらブレンデルさん」ってインプットされてるんで、ピアノは当然ブレンデルです。
いつ買ったCDだろ?まったくわかんない、たぶん1990年ころだと思う、発売はPHILIPS。もう一曲入ってるのは、「ピアノ・ソナタ第31番 変イ長調 作品110」。こっちには全く興味ないけど。
ピアノはアルフレッド・ブレンデルで、シカゴ交響楽団、指揮はジェイムズ・レヴァイン。1983年6月14-20日、シカゴ、オーケストラ・ホールでのライヴ録音盤。(買ったときライヴだと認識してなくて、曲の最後に拍手が沸き起こったとき、ちょっとビックリした。何回聴いても、この拍手の音には慣れない。)

…いやー、カッコいい。難しいことは分かんないけど、いわゆるクラシック音楽ンなかぢゃ、これがいちばん好きだね。
漫然とするとこなし。大きな音で聴けば、グダグダに沈んだ気持ちも少しだけ高揚するってもんだ。
さあ、あしたも気合い入れていきますかぁ!?
コメント (2)
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雨ン中の、らくだ

2011-09-25 20:33:19 | 読んだ本
立川志らく 2009年 太田出版
ふたつ著書を読んで、非常におもしろい、っていうか勉強になる感じがしたんで、さらに読んでみたくなったもんだから。
ちょっと前に買っといて、置いといたんだけど、読み始めたらイッキに読んだ。
弟子による談志の解説本のはずなんだけど、志らくの本人の半生記になってますね。面白いからかまいませんが。
天才なんでしょう。談志にはものすごく認められてます。
入門したときから、談志に「落語家にするしかしょうがない奴」と評価(落語家としての褒め言葉なんでしょ)されてたことが明かされてます。
真打昇進のときには「志らくは俺と同じ価値観を持っています」と談志は言ったそうです。
志らくのほうも、師匠に対して「映画と懐メロに興味がない人は談志の弟子である資格はないと思います」って答えてたりします。
“弟子入りとは職業の選択ではなく人生の選択です。惚れた人のところに入るべきです。”って断言してるし。
また、いい師匠なんだ。なんでも「なんだ、おまえは駕籠を担いだことがないのか」って言って、師匠が前、志らくが後ろで、箒かなんかを肩に掛けて、エッサホイサって、ウチんなか3周くらいして稽古つけてくれたなんて話、前にテレビでやってたなぁ。
そんな志らくの落語論は、相変わらず読んでためになるっつーか、うーんイロイロ深いなあと思わされる。
それはいいんだけど、妙におもしろかったのは、真打になって「小さん、志らく、花緑の会」ってのに出たときのこと。
小さん師匠が「おい、お前、談志に似ているじゃないか。小遣いやるよ」って、一万円くれたって話。
いいねぇ。
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