諸星大二郎 2021年11月 講談社モーニングKC
11月22日には発売になってたのを、油断して一週間ほど気づかずにいたが、無事わりと早めに書店で買って読むことができた。
このマンガのつづきを読むことを一番の楽しみに生きているんで、一年に二冊も新刊が出てくれたのはありがたいことである。
さて、物語のほうは、火焔山近くの寧戎城あたりで水が止まったことを発端にして暴動が起きてるんだが、高昌城の兵とかソグド兵まで出てきて鎮圧しようとしてる。
山のなかにいた浮浪児たちも暴徒の仲間入りしてるんだが、暴徒である農夫たちは子供なんかより牛魔王の力を利用しようというのが狙いで。
そもそも暴動のきっかけは魔族たちが妖物を仕掛けたからで、ゾロアスター教寺院から来たアシャイバンダクはその解決を図ろうとするが敵もなかなか手強い。
そんななかで、悟空はついに牛魔王と相まみえるんだが、対峙した瞬間に、こいつを倒さなけりゃという宿命を感じる。
一回で決着はつかないんで、また続巻を待てということになるんだが、次は来年2022年夏という予告もあるので、それまではつまんない感染症にかかったりしないで生き延びたいもんだ。
第八回 悟空 児を捜して寧城に入り 牛王 威を顕して陋巷を震わす(その二)
第九回 刀圭 遊里に胡娘を伴い 行者 陋巷に緑林を知る
第十回 胡娘 酔いて胡旋舞を舞い 心猿 往きて牛魔王に見う
第十一回 両雄 相見えて宿命を知り 怪童女 悟空に再会す
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