うたたね日記

アニヲタ管理人の日常を囁いております。

未来への贈り物 第4話UP +メリクリ!(本番)

2017年12月25日 21時14分46秒 | ノベルズ
ゆっくりと私の中に冷たいものが流れ始める。
一滴、また一滴…
やがて瞼が重くなって、そして―――

目の前は真っ暗になった。
その中にほのかに見えるあれは…

「赤い・・・光」

そうだ、アスランがつけてくれていた、あの赤い指輪の石だ。

―――「待って!行かないで!!」

必死に手を伸ばす私の胸には、まるでそれを追ってくれるような、赤のもう一つの光。
『ハウメアの守り石』
それが急にまぶしく光って
―――「っ!」
私は目を覆った。
ダメ、また見失ってしまう!
そう思って必死に目を開けてみた。
そこに広がるのは…

―――「あれ?ここって…」
一面の海
ううん、違う、どこかで見た懐かしい景色
!そうだ!明けの砂漠にいた時だ。サイーブやアフメドたちと戦い抜いた、あのアフリカの砂漠。
でも、どうしてここに…?
私の胸の光は導くように光の道を示す。
あの、淡い赤い光のほうへ…

そこには、ずっとずっと想い焦がれた―――彼の姿


―――続きはこちらから。


***


ということで、クリスマスSSというか、正式名称:クリスマスにかこつけたSSの最終話をUPいたしました。
何とか無事にクリスマスに終了いたしましたですよ。よかったよかったv

・・・というか。
本当はもっと詳しい描写にしたかったんです(特にアスランが戦っているあたり)。『Two Shots』みたいに。でもそれを書き出すと、もっと延々話が伸びて、クリスマスどころかバレンタインどころか運命の出会いの日まで長引きそうなので、あくまでカガリさん視点でサクッと通させていただきました。
しかもリアルなのにファンタジー(笑)
あんまりリアルな展開の時に、ファンタジーな展開を持ってくるのはかもした的には似合わないんですが、まぁ「クリスマスだしね!」「聖夜だしね!」「奇跡ありだよね☆」と、自分に納得させました。はい。
しかもね(※ここからは本編ネタバレになります) 本当はプロットでは、生まれた子の名前も性別も、全くなかったんですよ。むしろ「最後は皆さんがサンタになったつもりで、お好きな名前をプレゼントしてあげてください♪」みたいな、ものすごく他力本願な終わらせ方だったという(苦笑) でもイマイチスッキリ感がないのと、ご両親が命がけで頑張って贈った『平和』からこの名前で締めさせていただきました。『フリーダ』というのはスペイン語で『平和』の意味です。大体女の子に付ける名前だそうで。でもあえて性別は問いませんでした。一応「姫様そっくりの姫様ですよ」(byマーナ)のセリフもあったんですが、あえてカット。この辺りは自由に想像してくださいませ。
かもしたの15年に及ぶ種同人生活で、二人の子供が登場したのも初めてですよ。名前だけでもハードル高いのに、性別まで決めるのは、棒高跳びどころか清水の舞台から飛び降りる感じです(笑)

・・・と、後日談はさておき。
ここまで楽しんでくださった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました(長々とお付き合いいただきまして<(_ _)>)。
次は―――あ、インパクトか。
スペースもがっつり取れたようなので、糖分補給しながら頑張りますよv(^^ゞ


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